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近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

" 光る君へ " ⑫ ”まひろ”と”倫子”に尻を叩かれる道長!?

2024年05月18日 | NHK大河ドラマ

前回の続きです。

一条天皇は、関白も、左大臣も、空位として、”内覧”の地位を道長に命じます。実質的には権力の頂点ではあるが、関白ではないとの、苦悩の解決策。

その道長ですが、姉の詮子にも、妻の倫子にも、以前から、関白にはなりたくないと言いい。

そして、”ききょう” から、”まひろ”は、

「道長は、公卿の間でも、女官の間でも人気はありませんし、そもそも、本人に偉くなる気も、権勢欲も、まるで無い」

と、聞かされていました。

まひろとしては、チャンス到来なのに、何故、積極的に動かないのだ!道長!心変わりしたのか道長!と、思った筈です。

道長は何故に、権力の頂点を積極的に目指さないのか? 過去、まひろに誓った約束を忘れたのか?心変わりしたのか?

たぶん、若き日の変革の思いを、忘れた訳でもなく、心変わりした訳でもないと思います。

ただ、地位が上がり、現実の政に、それなりに関わり、見て、知って、綺麗ごとだけでは済まない、改革の難しさを、身をもって知り、迷い、悩み、苦しみ、そして、そして、改革の志を諦めつつある己を、嫌悪しつつ、鼓舞しつつの辛い日々。

そもそも、です。道長には、偉くなる気も、権勢欲も無い、と、云うよりも、政治に関心が無かったのです。改革の志は、まひろの気を引くため、そして、まひろに煽られ、けしかけられた結果なのでは?と、そんな気きが・・・、

まひろには、けしかけられ、倫子には、そのお膳立てを用意され、二人の女性の手の内で踊らされる道長? だったりして・・・。

そして、若き日、改革の思いを誓い合った密会場所で出会う二人。この場面、現実とは思えず、二人の幻想シーンのようでした。

向かい合い、

見つめ合い、

何も語らず、去って行くまひろ。

画面には、まひろの心の声が流れます。

『昔の己に会いに来たのね。・・・・・・・でも、今、語る言葉は何もない』

ここで、” つづく” のテロップが入り、第18回『 岐 路 』はお終い。

まひろとしては、

『さあ、条件は整った! 迷いの時は終わった! 民の為の改革に着手しろ道長!お手並み拝見!』

だった、と、思うのです。

そして、そして、まひろですが、このところ、それなりに、改革の為の知識を得ているのです。

父の為時の友、宣孝から、宋の国では「科挙と云う試験制度があり、これに受かれば、身分が低くても政に加われる」との情報を得たり。

弟からは、学生たちの間で、「民に代って時の為政者を正す詩文集、「白氏文集」が流行っていることを聞かされ、弟に頼み借り受け、写しとったり。

因みに、科挙は中国で6世紀末598年から始まり、20世紀初頭の1905年の清の時代まで続いた、官僚登用試験。6世紀末の隋の時代ですから、まひろの時代の10世紀末には、とっくの昔に知られていた制度では? 新情報として語るシーンは不自然では?

「白氏文集」は、まひろの時代より、約100年以上前(834-848)に伝来し、それなりに、平安貴族の間に影響を与えたようで、紫式部の源氏物語に、清少納言の枕草子に、その影響が窺えるそうです。

兎に角、時代は、まひろの望む方向に、動くような、動かぬような、そんな気配が、そんな手応えが、窺えるのでした。

2回にわたった『 岐 路 』の回は、これでお終い。

 

それにしても、大の里ですが、今場所こそ優勝してもらいたい。

それにしても、大谷翔平ですが、今日、13号本塁打を打ちました。

それと、個人的記録として記します。

先日、10数年ほど使用し、水の勢いが悪くなっていた、洗浄便座をヤマダ電機で購入し自分で交換、費用は28000円でした。

それと、庭に、キュウリ、ナス、トマト、ピーマンの苗を各2本ずつ植えました。

まあ、そんな、こんなで・・・・・・。

あっ、それと、4か所の蛍光灯を、LEDに自分で交換しました。こちらは、ビバホームで、一つ4千数百円だったかと。

それにしても、今日も暑かった。

それでは、また。

 


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