雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

人のなき砂漠たびたび現れてイエスの腕(かひな)我を歩ます

2022-08-11 18:28:00 | Weblog

 夏に。

 


 主に栄光を。

 愛と感謝。

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おほきなる猫を保護して眠りたき夏の夜なればふかふかの夢

2022-08-10 19:01:00 | Weblog

 館山から甲府市へ。実家の風入れと庭仕事に。
 海辺の館山とは違い、暑さの密度が濃い。1か月帰れないと庭は荒れて、猫じゃらしがひょいひょい伸びている。まだ右肩も痛いし、残暑の中、どれだけ仕事ができるかとがっかりするけれど、まあボチボチ。

 エアコンなしの夜、どんな夢かな。一日中汗びっしょりだけれど、体調はむしろ、天然の方が良い感じもする。新陳代謝が良くなるからか。もっとも、明日の真昼はどうだろう。

 


 
 猫や犬を何匹も飼って、楽しく暮らせたら、などなど考える。保護猫、保護犬。

 うちのアクアは気難しいのでそれが困りもの。


 


 愛と感謝。



 
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風の音はひねもす息(や)まず女たちの汗絞るがに男歩みし

2022-08-09 19:59:00 | Weblog

 風に。

 今月の枇杷倶楽部平和展に参加いたします。お近くの方はご覧ください。

 




 ガリラヤ湖の聖アンナ、少女マリア。F8号を出典します。


 今日は長崎原爆忌。
 平和のありがたさとかけがえのない良き人間性に思いを寄せて。
 
 愛と感謝。


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立秋は油のごとく照りつけぬ利益求めぬ信仰問ひつ

2022-08-08 21:21:00 | Weblog



 太陽のキリスト  油彩F 0号


 私には苦手なワードや忌み嫌うナンバーがある。79.14.39、25また17などは、あるきちんとした私的理由があり、ぞっとして、それを見るだけで命が削られる。
 ワードでは川崎、柏、市原、足立、江東、つくば、秋田、庄内、野田、伊那。。。箱根、所沢。いわき、福島、土浦、水戸、目黒も。
 その土地にお住まいの方には失礼ながら、実に深刻な拒否感がある。しばらく前から何故か身の回りに異様に頻出するこれらを見ると心拍数が上がり、脂汗が出るような気がする。一向に寛解しない。

 全く、これはちょっとしたかなりのトラウマだが、私のオブセッションは、理由がある。それはまた改めてディスクロージャーするかもしれない。
 それは尋常では信じがたい、ありえないような物語。だが個人的現実だったし、現在進行形のはなしだ。

 ここまで書いておく。

 


 
 主に栄光を。
 神に感謝。

 愛と感謝。




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たひらかな我の真夏を眺めては今ひとたびの会ふよしもがな

2022-08-07 21:05:00 | Weblog

 立秋に。

 また、あらざらむこの世のほかの思ひ出に。


  


 穏やかな一日だった。

 愛と感謝。

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ほの白き光のかけら死者となりまた街となる無人の真夏

2022-08-06 21:23:00 | Weblog

 静けさに、ふと。


 広島原爆投下の日。


 


 
 無惨な歴史を省み、この世界が永遠の平和を目指すように祈ります。


 愛と感謝。

 主に栄光を。

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こまやかな寝息聴くごと水を見るものは言はざり低くきへ流るる

2022-08-05 20:54:00 | Weblog

 しばらく前から「栄華物語」を読んでいる。平安中期、赤染衛門原作とされる。これを読みながら、自然に同時代人の紫式部の作風や文体と比較してしまう。

 赤染衛門と紫式部はほぼ同世代で、生まれ育った身分や境遇もだいたい同じ。ただ赤染衛門の方が、幼児期に実母を亡くし、少女時代にまた姉を失った紫式部よりは、家庭的に安定していたようだ。
 結婚生活も赤染衛門は幸せで、温厚な夫と長く連れそい、子供にも恵まれた人生を過ごした。
 そのためか、赤染衛門の文章はおっとりしていて読みやすい。登場人物の内面に深く陰翳を探ることはなく、喜怒哀楽の叙述もほどほどにおさめている。が、その都度の情景描写などは紫式部なら書かないような、美意識を逸れるーあけすけとも言えるーリアルを描いている。それが妙に実感に迫り、女性週刊誌を読んでいるような面白みがある。
 
 赤染衛門の人間味のある描写に触れると、文は人なり、と思わず微笑してしまう。

 


 この作品は、屈託なく、優雅な平安貴族社会を覗くことができる。読者に生の不安や人生への思索を促す要素が希薄だからだ。たぶん赤染衛門はそのように意識して筆を緩めたのだろう。彼女もまた紫式部と並ぶ宮廷才女だった。

 愛と感謝。


 
 
 

 
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庭涼み夕水打ちぬ早かりし言の葉よりは思ひ深きを

2022-08-04 13:38:00 | Weblog

 油彩F10号  緑の館

 この作品は、2018年5月に油彩を描き始めてから100枚目となる。その頃の目標は100作めは100号の大作で、ノアの方舟を、と願っていた。無謀な計画だったが、そうした目標を立てて、さまざまな家庭的問題を抱えた自分を鼓舞したかったのだろう。
 実際、この5年は長くまた短かった。母の骨折、移転、同居。母通院と生活介護の日々の後、母の乳癌と手術、回復、それから施設入所。引き続き山梨県の実家の整理、リフォーム。。。あっと驚く盗難事件。

 未解決な課題は残っているが、最善を努力したおかげで、病んだ母は施設で安らぎ、結構楽しく暮らせている。私もまた遅々たる歩みながら、創作を重ねて、いくらかは進歩したようだ。
 まだまだ不勉強と思う。
 描きたいものを描けるようになりたいと願う。世の中には素晴らしい絵画がたくさんあり、作品の奥に画家の内的な人間性を察する時、心が震えるような感動がある。

 そんな作品を描きたい。


 




  主に栄光を。
  神に感謝。


  愛と感謝。


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鳥たちの声響く庭の花々はたくらみ知らぬ少女となりぬ

2022-08-02 19:11:00 | Weblog

 ハドソンの「緑の館」というイメージで描いている。映画化もされて、たしかオードリー・ヘップバーンが主人公のリーマを演じたが、あまりヒットしなかったようだ。

 私は原作を中学生の頃?読んで、妖精のような不思議なリーマにたいそう憧れた。南米のリオラマ山脈をもじってリーマ、という名前になったと少女は語り手に告げる。その広大な山のどこかにリーマの故郷があるらしいが、母とともに赤ん坊の頃一族にはぐれ、その母も亡くなった彼女はひとりぼっちで、ふるさとがどこにあるのかわからない。

 


 リーマと母を庇護した現地の養親も亡くなってからは、彼女は森に住み、小鳥や獣たちとだけ仲良く暮らして、人間たちとは接しない。リーマは現地人とは髪や肌の色が違い、不思議な、グレイがかった虹のような髪をしているという。肌も白くて、リーマはその独特の美しさと植物や動物たちと交信できる特殊な感受性ゆえに、人間世界にはなじまいのだった。。。
 語り手はハドソンの分身である流浪の白人男性で、彼は当然ながらリーマに恋するが、この恋愛は上手くゆかない。彼は妖精一族にはなれないからだ。


 そんな不思議なリーマの世界を、薔薇園風に描いてみたいと思う。

 愛と感謝。


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まぼろしを望む暑さよ撓めたる曲線のごと石に水撒く

2022-08-01 20:30:00 | Weblog

 油照り、という濃い形容がぴったりなこの数日。

 


 
 夏バテはしていないが、この暑さには甘党の私でさえ、カレーが食べたくなる。あまり辛くない程の。かき氷、クリーム宇治金時なども欲しくなり、午後絵を描きながら、時々ぼうっとかき氷を考えた。

 こんな呑気な幻想に耽っていられる今日も穏やかだった。

 ウクライナ戦争、またキナくさい東シナ海辺りなど、海外は不安で危うい。どうか平和な世界であってほしいと祈る。

 愛と感謝。

 

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