数日ぶりに、ようやくチェロを弾けた。
母の容体が思わしくなく、互いに噛み合わない感情をこじらせる。母は腰痛がひどく、歩行も前屈みも難しい現状。瑣末で家事の手間が増えてゆき、施設入所の準備などで時間と体力を使ってしまう。
主婦だから、これで普通なのだが、その枠をひとつふたつ広げてチェロや油彩などを望むので、それが出来ない日も仕方ないが、いくらか残念な気持ちで眠る。
今夜は楽器のおかげで嬉しい。
明日はまた雑用を片付けに日帰りで甲府市へ行く。
日常さまざまな濃淡の出来事も、たちまち過去になる。
今私が引き受けている家内の事や役目など、どのように記憶に残るだろうかと思う。
いずれ、夢のようだ。
何事も、最後まで美しい夢にしよう。
神に、全てに感謝。
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庭の薔薇と、ペンドローイング聖母子。
イタリアルネサンスの画工、ペルジーノ模写。