なんと、四葉のクローバーを6本発見
近所の空き地がささやかな野原になっており、今は白詰草が満開。幼い子供たちが花冠を編んで遊んでいる。
そんな風景を見るのも久しぶりな気がした。けれども、幼児の自分が白詰草の花冠を編んでかぶって喜んでいた数十年前の記憶は、つい最近のように思い出せる。
55歳になり、家内をまとめる責任を引き受ける自覚のためか、さまざまな出来事、感情の起伏、多幸も多難も、全てに距離を置いて眺める態度が身に付いている。
それはなだらかだが、湿度を厭う心理のようだ。
潤いは音楽や絵からも生まれて、また溢れる。だから、枯野とは歌い過ぎかもしれないが、それでも夢は見る。
まだしばらくは多事生活が続く。
圧迫骨折の痛みに苦しむ母を見て、なす術がない。腎臓透析のために、鎮痛剤はごく限られたものしか使えないので、意識がある時間は、痛みを感じている。
どうにかならないものだろうか。
母の顔から笑みが失われて、ずいぶん長い。
。。。
全てに感謝。
ペンドローイング、月夜。