市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

他界より言伝へてよ喪ひし愛もし雪に紛れてひとひら

2011-12-11 19:51:42 | Weblog



 寒気が押し寄せる。






 被災地の寒さを思う。節電をこころがけながらも、彼我の遠さを、また思う。


 家族を亡くし、ふるさとを離れた方。





 雪に何を祈ろうか。




 誰だったかしら、雪はあの世からの静かな手紙、という詩句があった気がする。


 純白のひとひら、結晶は、その手に受けるひとの心を映すのかもしれない。そのひとのためだけのメッセージ。







 湘南では、まだ初雪は遠そう…。








 
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