月蝕は今夜でした
朝からさわやかな冬晴れ、夜には月の満ち欠け、くきやかに見られるでしょう。
月、というと女性的なイメージなだけれど、日本神話や古典では男性みたい。
月にはは「ささら、えをとこ」の異名があったと思う。
ささら、は細かい、ほっそりした、という意味。えをとこは「愛しい男」
ほっそりした美少年という感じかな。
源氏物語でも、たしか光源氏は、まだ「首ほそき(空蝉)」若公達のころ、月光になぞらえられつつ、女性遍歴をしていたっけ。
ことばをめぐる、なつかしい思い出。
まちがっていたらゴメンナサイ。
歌は、こんな書付とは違って、「透明な美少女(いつもだ!)」の幻想
画像は、ヴィジェ・ルブラン夫人の自画像。
この画家は自身が、とてもきれいなひとだったのでたくさん自画像を残している。
ナルシシズムとはちがう、利発げな澄んだ表情を、彼女はいつもたたえていて、好き。