市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

ゆめの音(ね)は眠りに耐ふる笛のごとくちびる涸れてのちも澄むらむ

2008-10-21 19:49:28 | Weblog


 笹百合さんとの対話から。


 認知症……あかごのゆめからはじまり、老年のゆめへ向かう。



 でも、心の奥底にひびく澄んだ笛の音色は、きっとおなじなんだろう。



 赤ちゃんも……そして認知症の方も。

 夜明けと宵闇。




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穂刈り田の根にくろぐろとあたらしき土見ゆる母胎は素のまま濡れて

2008-10-21 19:16:41 | Weblog

 仕事帰りに稲刈りを見て。


 こんななつかしい風景が身近にある。


 年配の女性ふたりの農作業。刈り取った稲を束ねていた。


 急にむき出しになった田圃の土は湿って、黒くみずみずしい。

 
 食品の安全が危うい今どき、なんだかほっとする。


 健康な土。安全なごはん。





 


 
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蕊のうちに光息づく白菊の凛々(りり)と水切る水のほとりに

2008-10-21 08:36:02 | Weblog
 菊の花の水換えをして。


 窓際に置いたら、朝陽がはなびらを抜けてきれいだった。













 
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