プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★早朝ジョグ(伏見川コース)スタート!

2009-04-13 09:16:34 | 日記・エッセイ・コラム

011 金沢の桜満開宣言は、昨年より4日遅く10日。桜の名所は、好天続きで週末、大混雑だったようだ。最低気温が10度を超えるようになり、今日から、冬期間中止していた早朝ジョグを開始した。010_2

歯の治療中でも、「ジョグ&ウォーク」なら支障はないとばかり、日の出前の午前5時15分に自宅を出た。人影もまばらな早朝ジョグは、昼間とは大違いで、新鮮な空気を吸い込むと、身が引き締まる。035 036_2

午前5時30分頃、日の出とともに陽光を浴びた桜がピンク色に染まり、川面にまばゆく映る。桜の名所は全国にあるが、身近で毎日見る景色なのに、陽気や時間帯によって異なる風情を感じさせるから不思議だ。024

033 気まぐれに、市営陸上競技場の近くにある児童公園に立ち寄った。30数年前、東京から金沢へ転勤してきた際、入居した社宅の近所で、娘との散歩コースだった。遊具は作り変えられたが、砂場と桜の老木は当時の面影を留めていた。

「年々歳々花相似、歳々年々人不同」の漢詩が頭をかすめた。見ごろが短いゆえに人の心を惹きつけてやまない桜の季節を迎える度に、一期一会を大切に今を精一杯生きたいと思う。


★狂ったレース計画

2009-04-10 09:07:34 | スポーツ

 4月5日に福井駅前ハーフマラソンを走った翌日、歯痛に見舞われた。市販の鎮痛剤を服用したが、薬効なく、歯医者へ駆け込んだ。診断結果は、処置歯が劣化により亀裂ができ、そこからバイ菌が入り、炎症を起こしたらしいとのこと。

 ランニング時に歯を噛みしめるので、治療時にはレースに出ないように注意を受けていたが、今回は逆で、レースに出たために治療を受ける羽目になった。応急処置で痛みは和らいだが、当分、通院することになった。

 ついては、今後のレース計画に展望が持てず、レース間隔をあけて制限時間のゆるやかな大会を選ぶことにした。直近では、5月24日の「大野名水マラソン」と6月7日の「JAL千歳国際マラソン」で、夫婦揃ってハーフにエントリーした。それ以降のレースは、白紙状態だ。北陸では、これから毎週のようにレースが開催されるだけに残念だが、自重するしかない。

 加齢とは、自分で認識する以上の速度で進行する。しかも、いったん身体機能のバランスが崩れると、到る所に現れる厄介な症状だ。自然の流れに逆らわずに、上手にバランスをとりながら少しでも長く、ランニングを続けて行きたいと願っている。


★那覇の魅力②首里城周辺

2009-04-08 09:32:31 | 旅行記

 観光客が例外なく訪れる首里城。ゆいレール終点の首里駅から、徒歩15分位だが、今回は上の毛(イーヌモー)公園経由のルートをとった。観光客はあまり利用しないが、首里城の裏手に出る趣のある小径が続いている。049 琉球王朝の隆盛を思い描きながら053 、城壁に沿って歩けば、円覚寺や県立芸術大学を遠望できる。055

057_2 026 起伏があるが、一味違った印象を受けるルートだ。朱礼之門をバックに記念写真も良いが、琉球王朝の栄華と歴史に興味があるなら、同じく、世界遺産に指定されている玉稜(たまうどぅん)まで足を延ばしたい。静寂の中に身を置き、石の陵墓と対峙すると、時の流れが一瞬止まった錯覚を覚える。

029_2 さらに時間に余裕があれば、金城町の石畳も歩きたい。石畳の坂の岩壁にへばりつくように生えているガジュマルに生命力の強さを感じた。036_2 横道にそれると、樹齢200年とも言われる数本の大アカギが鎮座する神域に入り込む。そこは、現世と隔離された神々しい雰囲気が漂い、心洗われる。

毎年、訪れる度に、ガイドブックに載っていないスポットに沖縄の魅力を発見出来るのが嬉しい。


★那覇の魅力①シーサーの町

2009-04-07 10:17:47 | 旅行記

096 沖縄と言えば、シーサーとチャンプルーを代表格に挙げる人が多いが、「シーサーの日」は、意外と知られていない。やむちん(焼物)・シーサーの発祥の地「壷屋」は、那覇市内にある。090 大抵の人は、国際通りや牧志公設市場には行くが、時間に余裕のある人は、その少し先にある壺屋まで足を延ばしてみたい。

 通称「やむちん通り」には、焼物店が軒を連ねるが、一歩横道に入るとシーサー作りが体験出来る工房や制作工程を見せてくれる店もある。063 069

写真は、4月3日のシーサーの日に、壺屋焼物博物館(ニシヌメー広場)で開催されたオープニング・イベントで、地元子供たちによる踊りの模様。宴会で必ず踊りが飛び出す沖縄県人の乗りの良さは、小さい頃からの蓄積だと実感した。

 セレモニー終了後、博物館の3階ギャラリーのシーサー展示会を鑑賞したが、いずれの作品も芸術品としての価値を持つ名作揃いだった。087 082 086 083最近では、シーサー作りを学ぼうと本土からや088 ってくる若者も増えたそうで、新しい感覚あふれるシーサーが伝統に活気を吹き込んでいる風に感じられた。


★第10回春の福井駅前マラソン

2009-04-06 09:57:05 | スポーツ

 2009年4月5日に開催された「春の福井駅前マラソン大会」は、今年10回目の節目を迎えた記念大会。秋に開催される福井マラソンには、過去、何度か参加しており、同大会と同じコースと思っていたが、主催者もコースも違っていた。

 レースコンディションは、気温が高めで向かい風もあったが、ファンランには絶好の条件だった。今年初のハーフだが、距離的な不安もなく、目標タイムを「2時間13分」(最低限15分)に設定した。キロ6分20秒のペースなので、現在の走力からしても何とかクリア出来そうに思えた。コースが、フラットなワンウェイだったことも強気の設定につながった。

 沿道の声援はまばらだったが、子供たちとハイタッチを交わしながら、無事完走。後半、気温が15度を超えただけに、給水個所2ヶ所は少ないと感じた。理由不明だが、18㎞地点からゴールまでの間で、3人のスタッフから声を掛けられた。いずれも、「大丈夫ですか?」「アイシングしましょうか?」「つらくないですか?」と、異口同音だった。ほかのランナーには声を掛けずに、「何故?」、、?レース後、女房に「余程、苦しそうな顔をしてたのね」と同情されたのが、心外だった。

 結果は、「2時間11分39秒」で、現在の状態ではベストに近いタイムといえよう。前後半の10㎞のスプリットが、62分05秒と62分44秒で、イーブンに近いペースで走り切ることが出来たことが収穫だった。ちなみに、妻は10㎞(63分01秒)で足踏み状態だ。