プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★2008年度フルマラソン「1歳刻みランキング」速報②

2009-04-28 09:44:43 | スポーツ

 100位内にランクインしたランナーの氏名を掲載した記録集は、5月末には発表されるが、年齢層別の平均完走タイムと100位の記録をピックアップした。

1.年齢層別の平均完走タイム

 基礎データを持っていないので、単純平均でしかないが、最もレベルが高い層は男女とも40代で、その平均タイムは「男性4時間22分、女性4時間42分」となっている。トップアスリートと市民ランナーの特性の違いが窺えるようで興味深い。

 男性では、2位が50代(4時間28分)、3位が30代(4時間34分)で、4位60代(4時間38分)、5位20代(4時間47分)となっている。女性では、2位が50代(4時間46分)で、3位が30代(5時間2分)、4位60代(5時間10分)、5位20代(5時間32分)だ。

 市民ランナーの世界では、若年層よりも中高年層の方が走ることに熱心で、それが層の厚さと走力レベルの高さにつながっていると考えられる。

2.100位のタイム

 平均完走時間は層の厚さを示すのに対し、100位ランクイン・タイムは、個人。20~30歳前半には、現役のトップアスリートが多数いるから、自ずと100位のランクイン・タイムも連動する。

 ちなみに、男性100位の最高タイムは、30歳の2時間48分53秒で、2位は34歳(2時間48分57秒)、3位は29歳(2時間49分32秒)、4位28歳(2時間49分41秒)だ。女性の部では、1位が43歳の3時間38分01秒。2位が34歳で3時間40分28秒、3位が38歳で3時間40分38秒、4位39歳3時間41分28秒だ。

 記録は、単に数字の羅列に過ぎないが、その数字が持つ意味を考えると、社会現象にまでたどり着き、想像力をかきたてるので楽しい。