プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

●風とともに去りぬでは困る

2005-09-26 10:29:27 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日9月25日、開期185日間の愛知万博が閉幕した。入場者数2200万人は、当初予定の1500万人をはるかに超える大盛況だったとの評価だが、多くの問題も残した。

 出展施設の後利用計画があいまいなことと、収益金100億円の分配を巡る綱引きだ。関係者間で調整される問題なので口出し無用だが、どこかおかしい。これだけ大きなイベントなのに、事前に後利用計画を検討していないというのは??だ。パビリオンは原則撤去ということだが、ものによっては向こう3~5年間、残置利用するとか。

 イベントは、人と情報が動き経済効果も期待できるが、基本コンセプトを明確にしておかないと後日、問題を引きずることになる。
今回は「愛・地球博」と銘打ち、環境保護をメインテーマにし、工作物が土に戻るさまざまな創意工夫を凝らしたとの前評判だったはず。
何故、今頃になって後利用計画を巡ってトラブルのか理解出来ない。ましてや、ゴンドラ残置のために署名運動まで展開していると聞くと疑問符ばかり。

 私は、何時間も待つ忍耐力に欠けているので、この種イベントには一切出かけない。大阪万博時も近くにいながら足を運ばなかった。その後、万博記念公園で開催されているマラソン大会には参加したので、単なる天邪鬼かも知れない。パリ万博のエッフェル塔や大阪万博の太陽の塔がシンボリックに人を集めているのを見るにつけ、愛知万博が未来に残す物は何なのか気になるところだ。


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