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★岐阜市の魅力②:岐阜公園と岐阜城

2016-05-20 08:47:39 | 日記・エッセイ・コラム
 列車から金華山の山頂に位置する城を見るたびに、「いつか必ず」と思い続けてきた岐阜城。

 岐阜駅前から、バスで15分程の岐阜公園駅で下車し、園内にある金華山ロープウェイを利用すると、約4分で山頂駅に着き、更にしばらく登ると岐阜城に着く。

 ハイキングを兼ねて、上りを歩き、下りをロープウェイにするつもりだったが、急峻な山容におじけづき、往復ともロープウェイを利用した。

 公園の入口で、板垣退助の銅像を見つけた。はて?彼は土佐藩士のはずと、説明文を読んでみた。

 自由民権運動の中心人物で、100円札の肖像にも用いられた板垣退助が、暴漢に襲われた、世にいう「岐阜事件」は、1882年4月6日、岐阜公園内にあった神道中教院での演説を終え、玄関を出た時に起きたとあった。

 金華山山頂に建つ織田信長ゆかりの岐阜城は、難攻不落の天然の要塞の印象を与える。しかし、標高329mにある城は、水や食料の備蓄が限られ、兵糧攻めにあって落城を経験している。

 眼下に広がる岐阜の街や濃尾平野の雄大な景色を見渡していたら、時空を超越して、天下国家を考えた信長や板垣の思いにシンクロしていた。


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