プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★びえいマラソン番外編

2007-06-13 10:04:53 | 日記・エッセイ・コラム

Epsn0012_4 左の写真を見て、車のCMシーンを思い浮かべるお方もいるだろう。やがて30年以上も前になるが、右手前の坂をさっそうと駆け上がるスカイライン。何の変哲も無いポプラの木だが、爆発的な人気CMとなり、販売台数も大ヒットした。坂上にある建物は、ペンション「ケンとメリーの家」。Epsn0018_1 オーナーは、今もスカイラインを所有しているそうだが、めったに外に出さないとか。坂の下から走ってみると、カメラ目線と違ってかなりの急勾配で息切れした。

Epsn0022_6 早朝、散歩していてキタキツネに出会ったが、カメラを構えると逃げられた。しばらくその姿を追い求めていたら、じゃがいも畑の畝に朝陽がさし始め、みるみるうちに土の見事なグラデーションが出来上がった。Epsn0028

美瑛と並ぶ観光スポットといえば、富良野。私は美瑛の方がお気に入りだが、折角なので足をのばした。「ファーム富田」の名前を知らぬ人はいないが、ラベンダーは7月。温室内で見頃のタイミングだ。写真は、サルビアプラテンシス。

Epsn0032_1 3度目の富良野は、車ではなく、JRノロッコ号(写真左上は車内)を利用。美瑛・富良野間を40分ほどかけてのんびり車窓の風景を楽しむことが出来る。車内アナウンスの解説もあり、乗車記念証明書付き。私は遠慮したが、乗り合わせた若い女性達は、「いい記念になるわ」と喜んでいた。ご多分に漏れず、携帯カメラで車掌と並んでポーズをとる姿に我々夫婦は、失笑。世俗を忘れ、連日、大好物のジャガイモとアスパラ、そしてチーズ・牛乳で大満足。しばらくは、デパートの北海道物産展に足を運ばなくてすみそうだ。


★第20回びえいヘルシーマラソン大会

2007-06-13 09:11:18 | スポーツ

Epsn0022_5  6月10日に開催された、「びえいヘルシーマラソン」は、今年20回目の記念大会。参加者数も3700名を超え、過去最高記録を更新。都道府県別では、圧倒的に道内ランナーが多く道外からは僅か220名。その大半は、関東勢で、石川県からは、私たち夫婦の2名だけだった。Epsn0035

 この時期の北海道は、さわやかなイメージが強いが、滞在中の4日間、いずれも25度を超える夏日で、昨年に引き続き思惑が外れた。大会当日は、午前9時現在で気温25度、無風の最悪の条件。クオーターの部を走ったが、途中二箇所の給水所で、スポンジの水を頭や首筋にあてて熱中症を防ぐありさま。脱水症状で倒れるランナーも出て、救急車のサイレンが鳴り響くのを何度も聴いた。

 コースも”丘のまち美瑛”らしく、ハーフの部は大雪山のふもとの白金温泉から高低差350mを駆け下りるワンウエー方式で、クオーターの部は、写真左上の橋を渡り、十勝連峰を望みながら、三愛の丘方面を巡るまさに丘めぐりコースできつい。Epsn0025Epsn0037_1タイムよりも、景色を楽しむ大会といえよう。ちなみに、記録は私が1:08:54、妻が1:10:52で何とか完走。

 さて、美瑛は花の町でもある。長く厳しい冬から開放され、草花がいっせいに短い生命を誇示する時期。街中を散歩していると、ゆったりと広い敷地内に、色とりどりの花が咲いており豊かな気持ちになる。 今は、ルピナスやつつじ、芝桜が彩りを添えている。