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時悠人chosan流処世術

★年金の次は介護保険に要注意

2007-06-05 09:47:57 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、整形外科で治療してもらったおかげで、今朝は痛みが随分ひいた。レントゲン検査の結果、骨に異常がなかったのと、怪我の具合が自分で目視出来るので精神的に楽だ。

 昨日、病院で呼び出しを待つ間に、救急患者が搬送されてきた。数人の看護婦がストレッチャーの周りで交わしている会話。「一人暮らしらしいの。身内の人に連絡がつかなくて、、、」。世の中、一人暮らしの高齢者が急増しているだけに、他人事とは思えなかった。

 ところで、年金問題に揺れる国会だが、「介護保険制度」についても、第二の年金問題が起きないかと不安だ。2000年に誕生したこの制度は、2006年に実態に合わないとして変更されている。今まで関心がなかったが、年金問題のずさんな管理を目の当たりにして調べてみた。65歳以上になると、年金から自動的に差し引かれから無縁ではないからだ。

 介護保険制度の財源は、「公費50%、保険料50%」。公費50%は、国が25%、県と市町村が残りを折半する。保険料50%は、第1号被保険者(65歳以上)と第2号被保険者(40~64才)で負担し、金額は所得見合いとなる。私は2号被保険者だが、去年8万円(年額)が今年9万円に増えた。高いのか応分なのか判断出来ないが、健康保険料と合わせて50数万円は高すぎるというのが生活実感だ。

 若い人達は、まだまだ先の話と片付けるかも知れないが、年金原資が”まぼろしのユートピア”に消えたように、将来、第二の年金不祥事につながりかねない。今夏の参院選では、有権者自身が社会保障制度のあり方を真剣に自問自答する機会にしたいものだ。