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千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

どきどきの小説なのよ原作は 「死刑台のエレベーター」なり

2016年09月03日 | 詠む

「死刑台のエレベーター」 ノエル・カレフ 創元推理文庫

マイルス・デイビスのジャズで有名な映画の原作は、1956年のサスペンス小説。60年前という間隔に、還暦60日前の千恵子は感慨無量。

で、原作。文章だと、細かい心理がよくわかる。へー、そう思ってたんだ。ふむふむ。だけど映画と筋が違う。翻訳者によれば原作のほうが優れていると自信まんまん。

どきどきどきと、おもしろい。

謎解きと関係ないけど、アプレゲール兄ちゃんも恋人を殴って蹴って衝動暴力を振るうんだね。男って、昔からなの? かわいいお針子ねえちゃんは、恋人の罪ゆえに心中しようとするけなげさ。パリの幼い恋人たちって、そんなふうかあ。

あー、ところで60年たった今はフランス死刑廃止だもんね。題名ちがう(微笑)。

 

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