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「死刑囚メグミ」よむなり想いしは風間博子よ...石井光太・作

2020年01月16日 | 詠む

「死刑囚メグミ」  石井光太 光文社

この小説、風間博子死刑囚を思いながら読んだ。

クアラルンプール空港で捕まったメグミ。田舎育ちの心優しい看護士が、なぜ国際犯罪に関わるようになったのか。

実際の事件は知らなかった。それを基にした小説。博子さんと状況が違うようだが、類似点を感じられる。

1.大量の麻薬を運んだ、連続殺人も大罪だ。そこだけ見ると空怖ろしいけど、ようすを知るにつけ「まきこまれ」感が著しい。

2.勝手に主犯あつかいされたために死刑判決。たまったもんじゃない。

3.わたしも皆んなも直面するかもしれない、裁判の御都合主義。精密司法の嘘っぱち。

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