当然に行きまする。
『現にあるものをぶち壊すのが私の職業です。』
(1925年7月18日 市谷刑務所・金子文子第1回諮問調書より)
「金子文子―かねこふみこ(1903生~1926没)」をご存じですか?
日露戦争の前年に生まれ、実の親や親族による虐待・貧困・最底辺の暮らしの中から、
自身の力で社会の本質をつかみ取り、短い人生を生き切った彼女。
治安維持法違反の取り調べ中、度重なる転向の説得に一歩も引かず、「強い者は自分の
行動の自由を擁護しつつ、弱者に服従を強いる。(略)強者への服従の約束が、いわゆる
道徳であります。」「人間はすべからく平等であらねばならない。」「立派な論理が私の
前に市をなしている。だが実行できないような言葉じゃしょうがない」と言い放ち、その
後23歳で獄死します。
今回の講座では、金子文子の手記・調書・詩・年譜を一冊にまとめ世に送り出した鈴木
裕子さんに、金子文子の生涯とその思想についてお話しいただきます。
ぜひ、文子に出合いに来てください。
お話会|金子文子のまなざしを追って-わたしは私自身を生きる- その思想と生涯
日 時:2023年2月26日(日)13:30~16:30(開場13:15)
場 所:青猫書房(赤羽駅)
〒115-0045 東京都北区赤羽2-28-8 TimberHouse 1F
JR「赤羽駅」北改札、東口から徒歩10分
東京メトロ南北線「赤羽岩淵駅」1番出口から徒歩10分
地図→https://tinyurl.com/7795tzkh
講 師:鈴木裕子さん
参加費:ご予約1300円 当日1600円+飲み物1オーダー
※携帯・スマホを所有されていない方特別価格300円引き!
主 催:what's
問合せ:050-3594-2951(留守電対応)
whats.everything@gmail.com