千恵子@詠む...................

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実話なる「名もなき生涯」農夫なり ヒトラー国は死刑宣告

2020年03月09日 | 詠む

映画「名もなき生涯」

第二次世界大戦中、ナチス・ドイツに併合されたオーストリア。あ、そうか。自分の国が他の国になってしまうって、朝鮮が大日本帝国になってしまったかんじ? 36歳で死刑になった農夫の実話。

冒頭のナチス党大会の灰色と、美しい田舎の自然の色調が対照的。

農夫フランツ・イエーガーシュテッターは、自らの信念と家族への愛だけでナチスに立ち向かった。農家だったら近所との関係もあるだろうし田舎で「ハイル・ヒトラー」と言わないのは大変なことだろう。

妻への嫌がらせもある、かわいい3人の娘らも悪童たちに石を投げられる。そんななかで2回めの兵役での、宣誓拒否。獄にいれられ暴力と、さまざまな転向強要。

最後の最後まで転向を迫る「国家権力」弁護士! 教会「洗脳勢力」教会!! なんて奴らだ。糞野郎ども。

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