千恵子@詠む...................

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「騙されてたまるか 調査報道の裏側」 清水潔 新潮新書

2016年01月27日 | 

「騙されてたまるか 調査報道の裏側」 清水潔 新潮新書

「Focus」編集部のカメラマンを経て、日本テレビでは報道部記者&解設委員をしてるひとの実践記録だ。

------------- 内容 -----------------

1 騙されてたまるか—強殺犯ブラジル追跡

地球の反対側まで三人を追いかけた。地元記者との協力に感動。

2 歪められた真実—桶川ストーカー殺人事件

告訴状を改竄する警察。

3 調査報道というスタイル

4 おかしいものは、おかしい—冤罪・足利事件

前に足利事件の本を読んだときは、辛口評だったけど、見直した。無実を信じた西巻糸子さん。自転車実験。目撃者いるじゃん。幼児は自転車の荷台に乗れない。母の言葉、ごめんなさいが言えない警察。

5 調査報道はなぜ必要か

震災、レベル7。伝書鳩化する記者。百人の記者クラブ員に囲まれ、「出ていけ!」。

6 現場は思考を超越する—函館ハイジャック事件

95年、オウム信者といのは嘘で、銀行員。脳外科病院の通用口で写真を撮って、直後に睡魔に襲われ意識喪失。

7 「小さな声」を聞け—群馬パソコンデータ消失事件

97年、DOSとWindowsの混在したパソコン。データは消えてなかった。

8 “裏取り”が生命線—“三億円事件犯”取材

裏取りして騙されなかったけど、騙されて誤報を打つ週刊誌も。

9 謎を解く—北朝鮮拉致事件

砂浜、松林、上陸目標(ユースホステル、旅館、国民宿舎が灯台がわり)

10 誰がために時効はあるのか—野に放たれる殺人犯

公訴時効はなくなったんだ2010年 そのまえの怒りの記

11 直当たり—北海道図書館職員殺人事件

勝手に家出扱いにする警察、しかし

12 命すら奪った発表報道—太平洋戦争

少尉が結婚するには軍の許可が必須、その申請のためには親の承諾が必要という時代 東京大空襲 特攻隊の作戦は極秘、そもそも吉の場所すらはっきりしない 知覧出撃数時間前の手紙

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