「Focus」編集部のカメラマンを経て、日本テレビでは報道部記者&解設委員をしてるひとの実践記録だ。
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1 騙されてたまるか—強殺犯ブラジル追跡
地球の反対側まで三人を追いかけた。地元記者との協力に感動。
2 歪められた真実—桶川ストーカー殺人事件
告訴状を改竄する警察。
3 調査報道というスタイル
4 おかしいものは、おかしい—冤罪・足利事件
前に足利事件の本を読んだときは、辛口評だったけど、見直した。無実を信じた西巻糸子さん。自転車実験。目撃者いるじゃん。幼児は自転車の荷台に乗れない。母の言葉、ごめんなさいが言えない警察。
5 調査報道はなぜ必要か
震災、レベル7。伝書鳩化する記者。百人の記者クラブ員に囲まれ、「出ていけ!」。
6 現場は思考を超越する—函館ハイジャック事件
95年、オウム信者といのは嘘で、銀行員。脳外科病院の通用口で写真を撮って、直後に睡魔に襲われ意識喪失。
7 「小さな声」を聞け—群馬パソコンデータ消失事件
97年、DOSとWindowsの混在したパソコン。データは消えてなかった。
8 “裏取り”が生命線—“三億円事件犯”取材
裏取りして騙されなかったけど、騙されて誤報を打つ週刊誌も。
9 謎を解く—北朝鮮拉致事件
砂浜、松林、上陸目標(ユースホステル、旅館、国民宿舎が灯台がわり)
10 誰がために時効はあるのか—野に放たれる殺人犯
公訴時効はなくなったんだ2010年 そのまえの怒りの記
11 直当たり—北海道図書館職員殺人事件
勝手に家出扱いにする警察、しかし
12 命すら奪った発表報道—太平洋戦争
少尉が結婚するには軍の許可が必須、その申請のためには親の承諾が必要という時代 東京大空襲 特攻隊の作戦は極秘、そもそも吉の場所すらはっきりしない 知覧出撃数時間前の手紙