平林たい子の伝聞によると秋水は腰を抜かしたが、須賀子は「刑に臨むや顔色平日に異ならず、寧ろ欣然として微笑を湛え、自若として死に就いた」のだ。
瀬戸内晴美の「遠い声」を読んだのは、ずいぶんと昔。いらい彼女のことは忘れられない。
--------以下、チラシより抜粋------
「管野須賀子(1881~1911)の生き方死に方」
原発事故にざわつく現在。先端技術の恩恵と弊害、富と貧困、排外 主義と国際化、戦争と平和、さまざまな矛盾にゆれる現代。この現 代を形づくった近代の過程でその社会に挑み、生き死んでいった 「女」たちがいた。沢山の言葉や生き様を残したその反逆の「女」 たちに、その延長に生きる私たちは、時代を遡り、残された彼女た ちの言葉と記録をよりどころに、私たちの自身の感性で、再度、出 逢いなおしたいと思う。気が遠くなるほど長いようで短い時空を超 えて、私たちに届けられる言葉たちを求めて。現在を生きるために。
コメンテーター 近藤和子
女性と天皇制研究会、シネマとフェミニズム研究会、下町の女たちの会
訳書『グリーナムの女たちの闘い』、共編『女・天皇制・戦争』
日時:2011年6月24日(金)午後7時より
場所:琉球センター・どぅたっち
(山手線駒込駅東口改札左へ1分、居酒屋「駒路地」 左折)
共催:女性と天皇制研究会・琉球センターどぅたっち
問い合わせ:jotenken@yohoo.co.jp
参加費:800円
交流会:1500円(泡盛飲み放題とお料理! お土産歓迎! 21:00~)