チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

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はじめての方は「チエちゃん」のカテゴリからお読みいただくことを推奨しています。 もちろん、どこからお読みいただいてもかまいません。

水枕/昭和なもの

2021年04月13日 | 昭和なもの
私の中の昭和なものを紹介するシリーズ 。
実家の片付けをしていて見つけました。まだ新品みたいです。
実家では昭和の遺物をあちらこちらで発見することができます。

息子に画像を見せたら、知らないと言います。
(息子は昭和生まれですが、ほぼ平成育ちです^^;)
私:じゃあ、水枕って、知ってる?
息子:知ってるよ。
私:それって、アイスノンのことでしょ?
息子:そうだよ。
私:これがホントの水枕だよ!

チエちゃん家では、おばあちゃんが夏のお昼寝の時によく使っていました。
最近ではほとんど見かけず、病院でもアイスノン(商品名じゃない名前はなんだろう?保冷枕かな?)使ってますものね。
ちなみに、病院では湯たんぽもレンチンのゲル状のものに替わっちゃってます。
何しろ、簡単で便利です。

でも、私はやっぱりこの昔ながらのゴム製水枕が好きです。
頭を動かした時の水が揺れる感じや、氷を入れた時のカラン、コロンという音が堪らないです。
今年の夏はこの水枕を使ってみようかな~

※ネットで調べたら、今でも需要はあるみたいで販売されています





越中富山の薬箱/昭和なもの

2021年03月03日 | 昭和なもの
私の中の昭和なものを紹介するシリーズ
今回は昔はどこの家庭にもあった(のかな?)置き薬の薬箱です。
実家で片づけをしていて見つけました。
子どもの頃、仏壇脇の棚に、越中富山の薬屋さんのこんな木製薬箱が4~5個置いてあったと記憶しています。あの頃は余程のことがない限りお医者さんへ行くことはありませんでした。
風邪や腹痛、切り傷、擦り傷くらいならこの薬箱の薬で治っていたのです。
年に2~3度、薬屋さんがやって来て、使用した薬をチェックして代金を請求し、新しい薬に交換して置いてゆくのです。
箱の中にはケロリン・赤玉とんぷく・正露丸・オロナイン・メンソレータム・赤チン・トクホン(張り薬)が必ず入っていたなぁ。

大事そうに桐ダンスの中にしまってあったので中身は何だろうと見てみると、祖母の宝物(!?😉 )でした。
財布・シガレットケース・匂い袋・時計など。
財布の中身を確認すると、なんと金歯が入ってました!😄 


我が家でも以前置き薬を使っていたのですが、箱はプラスチックになっていてがっかりしたこと覚えてます。😞
これ、オークションサイトに出品したら高値が付くかな?
ムフフ~😍 
チエちゃん家(実家)は昭和のお宝の宝庫です。何が出てくるか今後が楽しみだぁ。

いか豆/昭和なもの

2020年02月26日 | 昭和なもの
あちゃ~、またまたブログほったらかし~
ブログをお休みしている間、ストレス解消だ~!とばかりに本を読んだり、オンラインゲームにハマったりして自分を甘やかしていました。(´ー`A;) アセアセ
 
で、久々に昭和なもの(私が勝手に昭和だなと思えるもの)シリーズ。
今回は「いか豆」。
「いか豆」は商品名なので、一般的には何と呼ぶのかしら? いかの佃煮?
チエちゃん家では、だた佃煮と呼んでいたように思います。
読者のみなさんにとってはちっとも昭和じゃないと思うのですが、私にとってはとてもなつかしい昭和の味なんです。
これは祖父が晩酌のつまみに常備していたもので、チエちゃんもいつもおこぼれに食べていたんです。
ただそれだけなんですけど・・・、スーパーで見つけてなつかしかったからブログに書いちゃおうっと思って。😏 
 

カメラ フィルム/昭和なもの

2019年04月09日 | 昭和なもの
この前古いカメラを買い取ってもらったとき、カメラバッグからフィルムが出てきました。
デジタル化で、今ではすっかり見かけなくなってしまいましたね。
でも、最近フィルムカメラが人気と聞きますので、今でも売っているとは思います。
私は撮影がヘタなので、数打ちゃ当たるじゃないですけど、デジタルカメラになったことをいいことに、たくさん撮ってその中から写りが良いものを使っています。
フィルムカメラだったら、こうはいきません。 昔はピンボケで何枚も無駄にしてたなぁ~
それに、街中あちこちにあったDPEショップもすっかり姿を消してしまいました。
自前のプリンターで印刷できてしまいます。
第一、今ではプリント自体しないかも!? スマホで撮って、スマホで保存とかね。
他人にあげる時は、メールで送ればいいんですもの。
 
だけど・・・、私は、あるフォトショップの店頭に貼ってあったキャッチコピーを忘れることができません。
 
写真は未来の宝物
 
そのとおりだと思いませんか?
これから、記録媒体はどんな風に変っていくのでしょう。
記録媒体がどのように変わろうとも、その時を記録した写真はその人にとって大切な宝物に違いないと思います。
 
 

明星チャルメラ/昭和なもの

2019年03月04日 | 昭和なもの
今、NHKの朝ドラで、チキンラーメンを作った日清食品創業者安藤百福さんの物語が放送されていますけど、私の中でインスタントラーメンと言えば、『明星チャルメラ』です。
チャルメラおじさんがなつかしい。(おじさんが若くなってる?)右上には星空も小さく付いてます。
昭和40年代のあの頃、チエちゃん家ではこの『チャルメラ』を箱買いしていました。
ご飯が足りない時や味噌汁替わりに、簡単に作れて便利だったのでよく食べていました。
それも、量を増やすために、野菜をたくさん入れたり、柔らかくなるまで煮込んだり。
私はふにゃふにゃになったインスタント麺が嫌いで、自分で作る時は芯が残るくらいの固めにして食べていました。
当時、即席めんはご馳走だったと思います。
クラス会の時、ミノルっちが「おれ、あいづ(支店長令嬢えみ子ちゃん)んちで、初めでインスタントラーメン1個喰ったんだ。忘れらんに」って言ってたくらいだから、ああ、他所の家でも1個の袋めんに野菜を入れて量を増やし、家族で分け合って食べてたんだなぁって思いました。
でも、便利だから結構食べてたと思います。
チエちゃん家では、特におじいちゃんが(インスタント麺を)好きでよく食べていました。
田舎ではラーメン屋さんなんて滅多に行けないですから、おじいちゃんは昔食べた味が懐かしかったのかもしれません。
しばらくして、『サッポロ一番』が発売されると、こちらを常備しておくようになったと記憶しています。
たぶん、こちらの方が味が濃かったような気がしています。

なぜか『チキンラーメン』は食べた記憶がありません。
日清食品では『出前一丁』の方が記憶にあるかな~

今日は、残っていた野菜炒めミックスと焼き肉をプラスしてみました。


でも、今では袋めんはほとんど食べません。
カップ麺も1年に2~3回ってとこでしょうか。
身体が必要ないよって言ってるのかも?

三ツ矢サイダー/昭和なもの

2019年01月20日 | 昭和なもの
私の中で「昭和である」と感じるものを紹介するシリーズ。

年末、台所の戸棚から三ツ矢サイダーのおまけ「キラキラグラス2個入り」(1976年頃?)を発見。
初々しい秋吉久美子さんがプリントされた外箱に入っていました。
これ、一人暮らしを始めた時、実家からもらったものだったと思います。

チエちゃん家で子どもの飲み物といえば、粉末ジュースと三ツ矢サイダー、そしていただきもののカルピスでした。
三ツ矢サイダーは、おじいちゃんが誕生日の時に買ってくれたり、お正月や田植えの時などに飲めたりする特別な飲み物。
遠藤商店で売っていたので、お使いで買いに行ったこともありました。
あの頃、田舎ではなぜかビールといえばキリン、サイダーは三ツ矢とひとつのメーカーのものしか売っていなかったので、他所へ行ってキリンレモンを出されたりすると、「わあ、高級品だあ!」と思ったものでした。
現在はペットボトル・缶入りですが、あの頃は瓶に入っていたの。
だから、私にとって昭和な三ツ矢サイダーは、もちろん瓶入りです。
やっぱ瓶入りの方がおいしい気がします。

こちらのサイトで当時の瓶サイダーを見ることができます。→三ツ矢」の歴史
チエちゃんが飲んでいたのは、昭和38年発売のブルーの瓶です!


続マルシンハンバーグ/昭和なもの

2018年12月16日 | 昭和なもの
今週の『マツコの知らない世界』でレトルトハンバーグを取り上げていましたが、その中でマルシンハンバーグを焼いて食べていて・・・
そしたら、びっくりした!
実は6年前に、私もこのブログに「マルシンハンバーグ」のこと投稿してたんですけど、
なんと、その記事が、その日の私のブログ記事中でアクセス1位だったんです。
アクセス数の少ない昭和めもりーずなのに、すごいことですよ。
恐るべし!マツコ・デラックス!
恐るべし!TVの影響力!
恐るべし!インターネット検索!

スーパーで見つけたので、今夜のおかずはマルシンハンバーグにしました。
マツコさんのように、焦げ目がつくくらいにカリカリに焼いて食べました。
マツコさんも食べていたなんて、あの頃の日本人はみんな同じものを食べていたんだね。


めんちかつ/昭和なもの

2017年05月20日 | 昭和なもの
私の中で「めんちかつ」といえば、これなんです。
昭和40年代のあの頃、たしかにこのカツのことを「めんちかつ」と言ってました。
中身はさつまあげ的なかんじ。
魚肉のミンチ(だからめんちには違いない)ににんじんとか、マカロニ、玉ねぎなんかも入ってるかな?を混ぜてカツにしてあるものです。
で、大人になって本物のメンチカツを食べた時、「えっ!じゃあ、あれは一体なんなの?」
まったくの別物じゃんと知り、愕然としました。

私たち世代って、つくづくまがい物を食べて育ってきたんだなって思います。
ソーセージ、ハンバーグ、メンチカツ・・・
たぶん、当時お肉は高価で、それを使って庶民的な価格で製造することができなかったから、安価な魚肉や馬肉なんかで似たものを作ってたんですね。
けど、それが今ではなつかしい味。
ヒロシは魚肉ソーセージが大好きで、「これに塩コショーかけて、焼いて食うとうまいんだよな」と言ってますし、私はこの「めんちかつ」が大好きです。
フライパンで油を引かずに、焼き目がつくくらいに焼いて食べるとおいしいんですよね~

今では「カニ風味めんち」って商品名になっています。(カニの風味なんて全然しないけど・・・)



昭和なものシリーズ、なぜか食べ物の話題が多いな・・・





うさぎ玉/昭和なもの

2016年05月14日 | 昭和なもの
私の中で「昭和である」と感じるものを紹介するシリーズです。

今回は、丸めた餡に砂糖をかけて固めたあんこ玉です。
駄菓子の一種なのでしょうが祖母の好物で、よく遠藤商店におつかいに行かされたものです。
さくら餅や茶まんじゅう、四方焼き、最中などとガラス蓋の付いた木製ケースに並んでいました。
だから、駄菓子よりはちょっとだけ高級感があったと思います。
グラム売りだったような気もするのですが、記憶が定かではありません。
お願いすると遠藤商店のおばさんが、白い紙の袋に入れてくれるのです。
ああ、まだポリ袋が普及していない時代だった・・・



今回買い求めた袋には「あん玉」と表示されていたので、「あれ?うさぎ玉じゃないの?」おかしいなと思い調べてみると、ありました。
仙台駄菓子の石橋屋さんのうさぎ玉
仙台と知って納得できました。
祖母は若い頃仙台で働いていたのです。
丸くて白い形がうさぎに似ているから、うさぎ玉。
なんとも可愛らしいネーミング。

お茶とともにいただき、また昭和に浸りました。

オロナイン軟膏/昭和なもの

2016年02月14日 | 昭和なもの
少し前のこと。痛いなぁ~と思ったら、いつの間にか指に切り傷ができていて、薬を探すも何もなくて、ドラッグストアに行きました。
そこで、発見!

オロナインH軟膏

うわっ!これ、まだ売ってたんだ。
茶色の箱も、薬のチューブも昔とおんなじ。

子どもの頃、すり傷、切り傷をこしらえたら、このオロナイン軟膏をつけていました。
ていうか、これしかなかった。(すり傷の場合、赤チンをつける時もあったかな)
チエちゃん家では「富山の薬売り」の薬箱が置き薬として置いてあり、その中に入っていたのです。
昭和40年代のあの頃は、その置き薬でほとんどの場合済ませていて、医者に行くというのは余程のことでした。
そして、使用する薬はほぼ決まっていました。
風邪ならケロッと治る「ケロリン」、腹痛なら「赤玉」、下痢なら「正露丸」
肩こりには「トクホン」(おばあちゃんが使っていた)
すり傷、切り傷、皮膚のことなら「オロナイン軟膏」という具合です。

瓶入りのオロナインもあることは知っていますが、チエちゃん家の薬箱にあったのは、この10g入りのチューブと少し大きめのチューブタイプのものだったと思います。
だから、このチューブがなつかしい~
どうして長い間パッケージのデザインを変えてないのかというと、当初のイメージを変えてしまうとお客さんがわからなくなるからという大塚製薬のこだわりだそうです。
前回の「丸美屋のりたま」もそうですが、時代が変わっても、良いものはこうして残るんですね。

大塚製薬 オロナイン公式サイトはこちら→ オロナインヒストリー


※ 追記:2016.2.15
  サイトを見たら、「ケロリン」って解熱鎮痛剤だった。間違った使い方してたのかな?