私くらいの世代の人が子供の頃に遊んだ玩具のひとつに、所謂〝電車まわり〟と呼ばれるものがあります。
ブリキで成型された四角い台の上をゼンマイ仕掛けの電車がクルクル回って、中心から延びた棒の先にある飛行機や鉄人28号なども空を飛ぶという、おそらく誰でも知ってる有名なオモチャです。
日本製のティントイはそのアイデアと品質で戦前から輸出されていて、海外の子供達にとっても高嶺の花でした。
小学生の頃、こういったブリキ玩具をいくつか買ってもらった記憶があります。
いまではオークションやワンダーランドマーケットなどでも結構目にしますが、程度のよい物はいずれも目が飛び出るくらい高価で、とても手が出ません。
やはり当時のプリントならではの独特の色味と暖か味のある絵柄は、なんとも言われぬ味があってブリキ玩具の大きな魅力です。
社会人になった頃、アンティークやブリキのコレクターだった人の影響を受けて、私も結構コレクションに走りました。
南青山骨董通りや西麻布など良く通いましたが、今のようにブリキ玩具がそれほど高くなかった時代なので、それでも数十点くらいは集めたかな。
そのうちカーモデルのほうがメインになってミニカーコレクションのほうに移行したので、ブリキもオークションや個人売買でほとんど処分してしまいました。
今回ご紹介するのは旧西ドイツのメーカーであるTechnofix。
多種多様な玩具のなかでも一番有名なのが、ゼンマイやバッテリーで動くロープウェイやクルマ、鉄道などの大きなジオラマ風のトイです。
で、先日入手したものが1960年代のこちらの〝GRAND PRIX〟
ブリキベースのサーキットは49cm×34cm。
ピットの建物や広告看板が実に雰囲気があって、ランスやシャレードなどの欧州のサーキットのイメージです。
クルマはイエローのポルシェ356っぽいのとブルーとレッドのアバルトっぽいやつの3台。
それぞれゼンマイを巻いてピットロードにセットします。
手前のグリーンのレバーを押すとクルマがスタート。レッドのレバーを押すと建物の前のピットロード分岐のレールがせり上がって、クルマをピットロードに導きます。同時にそれぞれ3カ所のピット入り口の小さなレールも上がってクルマのサイドに張り出したガイドピンを引っかけ、クルマがくるりと回ってピットに入る、というしかけ。
全体のコンディションは良いけれどちょっと怖いので(笑)ゼンマイもあまり巻かずにちょっと動かしただけ。
説明では判りにくいのでこちらの拾った動画をごらんください。
入手したものは左隅のSOLEXの看板とパッケージが無かったのですが、実はこのパッケージイラストが素晴らしい。
画像検索で調べた物がこちら。
遠くに城が見えますが、これどう見てもニュルブルクリンク北コース(笑)
西ドイツのオモチャですからね。他の製品の箱絵もどれも素晴らしいです!
海外にはコレクターが沢山いて、部屋の棚にずらりとならべているマニアがいますが
日本でコレクションするにはいささか難しい商品です。
ebayにも出ていますが程度の良いものは非常に!高い。宝くじ当てたいなあwwwwwww.
動き自体はとても単純なものですが、ブリキプレートの上に広がる世界は想像力をかき立ててくれて、とても素敵なティントイです。
私が持っている訳では無いけれど(笑)いくつかご紹介しておきます。
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パッケージはクラークのロータスっぽいですね。
この手のレースものはいくつかあります。
ラリー65 : Rally65
--------
アルプスの情景ジオラマですね。
ケーブルカー : Cable Car
--------
こちらも登山電車とロープウェイが動きます。
アルペン・パノラマ : Alpine-Panorama
--------
ボールを積んだトラックがクルリと向きを変える仕組みはどうなってるんだろう?
これは欲しいなあ(笑)
巨大な建設現場 : Gigant Construction Site
ブリキで成型された四角い台の上をゼンマイ仕掛けの電車がクルクル回って、中心から延びた棒の先にある飛行機や鉄人28号なども空を飛ぶという、おそらく誰でも知ってる有名なオモチャです。
日本製のティントイはそのアイデアと品質で戦前から輸出されていて、海外の子供達にとっても高嶺の花でした。
小学生の頃、こういったブリキ玩具をいくつか買ってもらった記憶があります。
いまではオークションやワンダーランドマーケットなどでも結構目にしますが、程度のよい物はいずれも目が飛び出るくらい高価で、とても手が出ません。
やはり当時のプリントならではの独特の色味と暖か味のある絵柄は、なんとも言われぬ味があってブリキ玩具の大きな魅力です。
社会人になった頃、アンティークやブリキのコレクターだった人の影響を受けて、私も結構コレクションに走りました。
南青山骨董通りや西麻布など良く通いましたが、今のようにブリキ玩具がそれほど高くなかった時代なので、それでも数十点くらいは集めたかな。
そのうちカーモデルのほうがメインになってミニカーコレクションのほうに移行したので、ブリキもオークションや個人売買でほとんど処分してしまいました。
今回ご紹介するのは旧西ドイツのメーカーであるTechnofix。
多種多様な玩具のなかでも一番有名なのが、ゼンマイやバッテリーで動くロープウェイやクルマ、鉄道などの大きなジオラマ風のトイです。
で、先日入手したものが1960年代のこちらの〝GRAND PRIX〟
ブリキベースのサーキットは49cm×34cm。
ピットの建物や広告看板が実に雰囲気があって、ランスやシャレードなどの欧州のサーキットのイメージです。
クルマはイエローのポルシェ356っぽいのとブルーとレッドのアバルトっぽいやつの3台。
それぞれゼンマイを巻いてピットロードにセットします。
手前のグリーンのレバーを押すとクルマがスタート。レッドのレバーを押すと建物の前のピットロード分岐のレールがせり上がって、クルマをピットロードに導きます。同時にそれぞれ3カ所のピット入り口の小さなレールも上がってクルマのサイドに張り出したガイドピンを引っかけ、クルマがくるりと回ってピットに入る、というしかけ。
全体のコンディションは良いけれどちょっと怖いので(笑)ゼンマイもあまり巻かずにちょっと動かしただけ。
説明では判りにくいのでこちらの拾った動画をごらんください。
入手したものは左隅のSOLEXの看板とパッケージが無かったのですが、実はこのパッケージイラストが素晴らしい。
画像検索で調べた物がこちら。
遠くに城が見えますが、これどう見てもニュルブルクリンク北コース(笑)
西ドイツのオモチャですからね。他の製品の箱絵もどれも素晴らしいです!
海外にはコレクターが沢山いて、部屋の棚にずらりとならべているマニアがいますが
日本でコレクションするにはいささか難しい商品です。
ebayにも出ていますが程度の良いものは非常に!高い。宝くじ当てたいなあwwwwwww.
動き自体はとても単純なものですが、ブリキプレートの上に広がる世界は想像力をかき立ててくれて、とても素敵なティントイです。
私が持っている訳では無いけれど(笑)いくつかご紹介しておきます。
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パッケージはクラークのロータスっぽいですね。
この手のレースものはいくつかあります。
ラリー65 : Rally65
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アルプスの情景ジオラマですね。
ケーブルカー : Cable Car
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こちらも登山電車とロープウェイが動きます。
アルペン・パノラマ : Alpine-Panorama
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ボールを積んだトラックがクルリと向きを変える仕組みはどうなってるんだろう?
これは欲しいなあ(笑)
巨大な建設現場 : Gigant Construction Site
サーキットのやつはサイズ感といい機構といい最高ですね!建設現場に至っては資源開発工学出の小生としてはこんな「芸術作品」があったのかと涙もの!
プラスチックおもちゃと違ってブリキには何ともいえない趣があるので憧れますが(というか普通に遊んでいたのでノスタルジーなのかな)、錆がネックなのでこれほどよいコンディションを維持し続けるのは大変でしょう。一度実物を見てみたい。
目の保養になりましたです。
やっぱりお持ちでしたか。
私も鉄人かアトムか忘れたけど空を飛ぶのを持っていました。このシリーズはどれもそそられるのですが、アイデアが素晴らしいですね。
上手いのか下手なのか判らない(笑)イラストの雰囲気も最高で大好きです。
確かに錆と、あとゼンマイなど破断する恐れがあるのであまり無茶出来ません。
入手したものはそこそこ遊び倒しているのでコースに車輪の通った跡がついて、スリップするところがあります。
まあ飾っておくだけでも雰囲気あるので良いんですけどねwwwwwww