Weblog喫茶 モンブラン

日常のあれこれをのんびり綴っています

しゅんけい工房:爆発だ!・皿の上の芸術

2007-02-28 22:25:40 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
先週の土曜日、寝不足で動けなかった私を残し、築地市場に出かけてお寿司を堪能した、ヴィシア家の男3人・ぱぴりおとしゅんけい。

お土産にマグロの赤身サクと、大きな玉子焼きを買ってきてくれました。
玉子焼きは「松露」さんの、プレーンな具なしの玉子焼きです。
松露さんの紹介記事はこちら

築地市場には玉子焼き屋さんが多いですが、どこもおいしいですよねー。
よく定年リタイヤ後、「男の料理」にハマって、究極の玉子焼きを目指して合羽橋の調理道具街あたりで、専用の四角い銅製玉子焼き器なんか買っちゃう方もいますが、築地の玉子焼き屋さんのレベルに達するのは、なかなか大変そうです。

さて、夕食にマグロと玉子焼きをいただくことにして(おお~ゼイタク!)、玉子焼きの盛り付けをしゅんけいに頼むことにしました。
玉子焼きくらいなら切るのも簡単だし、しゅんけい工房ならリクエストしなくても、勝手に凝った盛り付けをしてくれるだろうと(笑)思ったからです。

そして、しゅんしゅんシェフが切って盛りつけてくれたのがトップ画像。

おお~・・・。
す、すごい・・・。

一家の主婦となって、はやもうすぐ12年。
ワタクシ一度たりとて、玉子焼きをこんなふうに凝りまくって盛りつけたことなどございません・・・。
(^▽^;;

四角くきれいに切りそろえて余った、玉子焼きの縁の部分を細かく切ってのせたり、周囲に並べたりする芸の細かさ。
おみそれいたしました~。

そして、けいけいシェフの盛り付けはこちら。


けいけいシェフいわく、
「左右に盛ったものは、築地の握り寿司をイメージしてみました」とのこと。

すごすぎる・・・。
「皿の上の芸術」なんていう言葉が心をよぎってしまいましたよ。

繰り返しますが、一家の主婦となって、はやもうすぐ12年。
ワタクシ一度たりとて、定食屋さん以上にこだわった盛り付けをしたことなどございませんでした。

しゅんけい工房にかかると、玉子焼きすら自己表現のツールになるのですねぇ。
とりあえず次にオムレツでも作ったときには、芸術的にケチャップかけるようにしてみます・・・。

息子たちが10歳になったら見せたかった映画:「ザ・ライト・スタッフ」

2007-02-27 23:15:58 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
1996年6月に生まれたしゅんけいツインズも、いつの間にやら10歳と8ヶ月です。
まだ「ティーンエイジャー」ではありませんが、もう10代の入口に足を踏み入れたところ。
子供でも少年でもない、微妙な時期かもしれません。

男の双子を育てる目まぐるしい日々の中で、「しゅんけいが○歳になったら、○○を体験させてやろう、それから次は・・・」などと時折考えながら、成長を見守ってきました。
立てた計画がみんな実行できたわけではありませんが・・・。(^^;

その計画の一つが、この週末に実現しました。
「しゅんけいが10歳になったら、映画『ザ・ライト・スタッフ』を家族で一緒に見る」ことです。

レンタルDVDだったりしますが・・・。

これは、アメリカのジャーナリスト、トム・ウルフが1979年に出版した、同名のノンフィクションが原作の映画(1983年)です。
アカデミー賞も4部門でとっています。
私は日本での封切り当時、映画館に観に行きました。
世の中をろくに知らないヒヨッコの私にとって、とても心動かされる映画でした。

これは原作本の文庫版の写真です。大事に持っていますが、すっかりページの縁が黄色くなりました。


ストーリーは、第二次大戦後のアメリカ・エドワーズ空軍基地から始まります。
ロケット飛行機での速度記録更新を目指し、音速の壁を破るために、空軍パイロットたちが飛行を続けています。
高い頻度で事故が起こり、今朝出かけていった夫が夕方には帰らぬ人となるかもしれない世界。
そんな中、サム・シェパード演じるエースパイロット、イェーガーがついにマッハ1を越えます。

パイロットたちは記録を更新しエースになることを目指して、エドワーズ基地に集まってきますが、やがてソ連がスプートニクを打ち上げ、アメリカ政府の関心は宇宙の制覇一色に。
対抗して「マーキュリー計画」を立ち上げ、アメリカ人を宇宙に送ろうと、ソ連との競争が始まります。

宇宙飛行士は軍の中から選ばれることになり、空軍、海軍などから候補者が集まりました。
エドワーズに集まったパイロット達も、多くは世間の耳目を集めている宇宙飛行士になろうと基地を離れますが、イェーガーは飛行機乗りであり続けることを選びます。
そして、厳しい選抜テストを経て7人の宇宙飛行士が選ばれ、ロケットなどのハード面でも試行錯誤の中、マーキュリー計画がスタートしたのでした・・・。

全部書くとネタバレになってしまうのでこれ以上は書きませんが、この映画は結構長くて3時間以上あります。
宇宙飛行など、派手なシーンもありますが、パイロットたちの心理描写や、政治的な駆け引き、マスコミの描写など地味なシーンも丁寧に作りこんであります。

しゅんけいにはもしかして、まだ早いかな・・・と思っていましたが、身を乗り出して3時間、すっかり映画に入り込んでいました。

この映画のタイトル「ザ・ライト・スタッフ」は、「正しい資質」と訳されています。
新天地・宇宙を目指す宇宙飛行士たちと、
飛行機に乗ることが自分の「正しい資質」と思い、世間の称賛を受けることがなくなっても一人、黙々と記録に挑戦を続けるイェーガー。

選んだ道は違いますが、それぞれにみな、人生で”挑戦し続けている”ことが、素晴らしいと思いました。
この、男たちが自分の資質をしっかりと把握し、目標に挑戦し続ける姿を、いつかしゅんけいに見てほしいと思っていたのです。

ラスト近く、墜落した飛行機から、顔にひどい火傷を負いながらも、しっかりとした足取りで砂漠の中を救護トラックに向け、まっすぐに歩いて行くイェーガー。
一番印象に残るシーンです。
それは、過去の失敗や挫折をものともせず、次なる挑戦に向けてすぐさま一直線に歩き出す、真の男の姿です。

映画が終わった後、けいけいが「この映画は、また何年か経ったら観たいねー」と言っていました。
私も同じことを思っていたので、嬉しかったですね。
もっと成長してから観ると、きっとまた違った感動を覚えることでしょう。

DVD、素直に買っておこうかな~。

「自分に似合うクルマ」への愛:シトロエン C4 チョイ乗りインプレッション

2007-02-26 20:31:03 | 実はクルマ好きです

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
昨日日曜日、朝からBMW325i M-Sport の試乗を楽しんだ私たち。
帰宅して昼食をとった後、しゅんけいは友だちと遊びに行き、ぱぴりおと私は今度は電車で出かけました。

行き先は表参道、フランスの自動車メーカー・シトロエン青山ショウルーム。
ここで4ドアハッチバック「C4」の試乗をさせてもらうのです。
試乗のハシゴにぱぴりお氏ウキウキ。

「C4」は、2005年に日本発売されたのですが、紹介記事などで見てそのスタイリングがとても気に入り、いつか実車を見て試乗したいな~とずっと思っていたクルマです。
(C4のサイトはこちら)

シトロエンというと、往年の「DS」「CX」、80年代の「BX」など、後輪を半分くらい隠した、他にはない独特のロング・ハッチバックスタイルが非常に印象深いメーカーでした。
ハイドロニューマチック・サスペンションという、これまたオンリーワンの、エアとオイルを使ったサスペンションシステムをかつては売りにしていて、何というか雲の上を、ふんわかふんわかと走っているような乗り心地。

私の友人が80年代後半にエントリーモデルの「AX」という車種を持っていたのですが、それは普通のコイルのサスでしたが、典型的な欧州車の高回転型エンジンで、なかなか面白い走りをしてくれました。

おまけですが、アニメの宮崎駿さんの事務所「二馬力」というのは、たぶん昔のシトロエンの「2馬力」を意味する名の名車「2CV」(ほんとうは2馬力以上だそうですが)からとったんじゃないでしょうかね・・・。

さて、その後フランスのプジョーとの統合が進むにつれて、シトロエンのクルマはかつて持っていた強烈な個性を徐々に失い、スタイリングも平凡な感じになっていきました。

なのでしばらく、ここのクルマにはあまり興味がなかったのですが、フィアットから新しいデザイナーを迎えて発売した「Cシリーズ」は、現代のカーデザインの潮流に沿いつつも、かつてのシトロエンの独特のスタイリングを、そこかしこに思い出させてくれるような、十分に「キャラの立った」デザイン。

何と今年のWRCからは、シトロエンチームはバリバリにチューンしたC4で出場しているのですよー。






この、ころろん♪と丸いリアデザインがとにかく秀逸です。
フランス車は昔のルノー・サンクなど、リアにもアイキャッチになるデザインがしっかりされているクルマが結構ありますよね。

試乗車は紺のC4、1.6リッター(4ドア)。
ぱぴりおの運転で、青山を流させてもらいました。

午前中に乗ったBMW 325i と比較してはかわいそうというものですが、このC4は最高出力110馬力。
エンジンとしてははっきりいって非力です。
ただ、車重が1.3トンと軽めなので、さほどダルな感じはありません。
ウインドウのデザインと配置がうまいので、非常に視界がよく、室内が明るく感じます。
ボディ剛性も、ドイツ車ほどの頑丈さはないですが、欧州の安全基準を5つ星でクリアしているそうで、特に変なよじれなどは感じませんね。
ドライブモードでの運転でしたが、シフトアップはわりと早め。案外引っ張らないです。

シトロエンというとシートの快適さには「ソファのような」と昔から定評があります。
しかし、シートベルトが2点式から3点式になり、シートに体が密着するようになったので、ソファのようでは体が沈んでしまうため、この頃のシトロエン車のシートは、以前よりあえて硬めに作っているのだとか。
とはいえ、長年のシートへのこだわりはきっちりと継承されているようで、C4のシートもいい具合にフィットして大変快適でした。

ぱぴりお氏のような、走れる時にはガンガン走りたいドライバーには、C4のスペックは物足りないでしょう。高速での追い越しなんかつらそうですね。
街乗り95%以上・・・というユーザーさん向けだと思います。

けれど、"Stylish & Comfortable" という言葉がぴったりの、居住性に優れ、リビングにいるかのようにストレスを感じず乗れるこのクルマは、私には合っているんじゃないかと思いました。

ゴルフTSI のスペックは大変よくて素晴らしいクルマなのですが、「TSIから降りてくる自分」というのが想像できないんですよね。
「C4から降りてくる自分」は、わりとイメージできそうというか・・・。

ぱぴりお氏が何を選ぶかはともかく、自分専用のセカンドカーを買うなら、このC4などかなり上位候補になるんじゃないかな・・・と思った、青山のオシャレな午後でした。

シルキーシックスの余裕を味わう:BMW 325i M-Sport チョイ乗りインプレッション

2007-02-25 23:55:49 | 実はクルマ好きです

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
このところクルマネタが多くなっているヴィシア家です。

週末ぱぴりおといるとどうしてもイベントがそっちにシフト気味なので、あまりクルマにご興味ない方もいらっしゃるかもしれませんが、ま、個人がひっそり好きにやってるブログですので(^^;、いろんなカテゴリのものを書いていきたいと思います。

というわけで、うっかり朝の6時くらいまで(!)寝そびれてしまったほぼ徹夜状態の私。
すっかりお寝坊して軍曹殿に9時に起こしていただいた時には、「頼むからこのまま寝かしてぇ~」という最悪の気分でしたが、根性で覚醒し、しゅんけいを連れて皆で近所に新しくできたBMWのディーラーさんへ向かいました。


今日お願いした試乗車は、「325i M-Sport」。
2.5リッター、直列6気筒、最高出力218馬力のエンジンを積む4ドアセダンです。
このBMWの直列6気筒エンジンは、「シルキーシックス」という愛称でも呼ばれていて、滑らかなフィーリングが持ち味。
2006-10-09の記事でもご紹介しましたが、この同じエンジンは、一つ下のグレードの車種、「323i」にも積まれています。
しかし323iでは、エンジンの最高出力は177馬力に抑えられて(=デチューンされて:出力をあえて下げること)います。

これは、もともとあった直列4気筒エンジンのモデル320iと、その上の6気筒モデル325iでは、価格が120万円近く違うため格差が大きすぎるので、その中間の価格とパフォーマンスのものを作り、ユーザーをまんべんなく取り込もうとしたのでしょうね。

で、323iには以前試乗させていただきシルキーシックスを初体験して、非常に好印象を持ちましたが、高速走行などを想定すると323iではもう少しパワーに余裕が欲しいところです。
ですので、ボディは同じサイズ・重量ながらデチューンしていない218馬力を誇るエンジン搭載の325iを試してみることにしました。
幸い、サスペンションやタイヤなどがスポーティな味付けの「M-Sport」パッケージタイプを用意していただけたので、ぱぴりお氏ウキウキです。

チョイ乗りながら、走り出してみるとさすがの余裕。
323iも街乗りでの不足感はほとんど感じない快適なクルマでしたが、325iはさらに力の余裕を「グフフフ・・・」と感じさせてくれます。
それは発進、加速、坂道、カーブ、すべてのシーンで「私に任せなさい!」という信頼感となって伝わります。
スポーティな仕様なので、サスペンションもたぶんノーマルより一層堅めなのですが、がっしりとした強靭な乗り物を意のままに操る喜びが感じられます。

レスポンスはあくまで正確でクイック、シルキーシックスも素晴らしい滑らかさ。
あまりの余裕っぷりで、323iの時よりもいっそう「おいしいところ」まで回転数を上げる機会がほとんどなく、回しちゃってるぞーという快感をたっぷり味わうところまではいきませんでしたが、これなら街乗り、山道、高速、どこでもまったく不足はないだろうなーと思いましたね。

ぱぴりお氏、かなりのお気に入りのようでした。
いや、買えませんが・・・。
今のクルマ、たぶん夏の車検通しますが・・・。

おまけ画像をつけちゃいます。
展示されていた、Z4 Mクーペ。
ついに実車が見られて思わず心の中でガッツポーズでしたー。




黒の精悍そのもののボディのクーペ、もう、かっこよすぎです。
赤いレザーのドライバーズシートにも座っちゃいました~。ペーパーですが。(^^;
ぱぴりおも初めて実車を見て、そのスタイリングに一目ぼれの様子。
しかし2シーターなので、ゲットするとしてもしゅんけいが巣立ってからですねぇ・・・。

というわけで、BMW 325i M-Sport に試乗したヴィシア夫妻。
しかし、我々の日曜日は、それだけでは終わらなかったのです・・・。
午後にはどんなイベントがあったのか!?
明日の記事にご期待くださいねー。(^^)

敷居は低く、懐は深く:ゴルフGT TSI チョイ乗りインプレッション

2007-02-24 23:57:23 | 実はクルマ好きです

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
今週は雨模様の日が多かった東京ですが、今日土曜日はいい天気でした。

風が強かったものの、夫・ぱぴりおは、しゅんけいと一緒にお昼の築地市場目指してウキウキの旅立ち。
昨年9月17日の記事で書きましたが、この時に築地の寿司デビューを果たしたしゅんけいツインズ。
以来、「また連れてって~」と再三言われるはめとなり、お魚のおいしい冬が終わる前にもう一度・・・ということで出発したわけです。
私は昨今の寝不足がたたり、今日は家で休んでいたかったので、お留守番して昼寝をさせていただきました。(^^ゞ

さて、お寿司を食べて基本のおみやげ・玉子焼きなど買い、おやつ目がけて帰ってきた男3人。
一服したあと、私が朝より多少元気になっていたので、今度はしゅんけいにお留守番をしてもらって、親二人は近くのフォルクスワーゲンのディーラーさんに試乗に行きました。

先週はアルファ159とマツダCX-7に試乗したのですが、今日は今月6日に満を持して発売されたばかりの、「ゴルフGT TSI」を試してみようというわけです。

先日コメントをいただいて初めて知りましたが、tomoさんはゴルフ乗りだそうですね。
ゴルフというと歴史の長いクルマで、確立したブランドイメージもあり、「手堅い」という言葉が似合うかな、という印象です。

実はこのディーラーさんで、先月「Golf E」という、1.6リッターのゴルフのエントリーモデルに試乗してみたのですが、いかんせんパワーが不足気味(116PS)で、ぱぴりお軍曹には全然物足りないかな~・・・という印象でした。

その後ほどなくして、ゴルフにこの「TSI」という車種が新規に加わったことを知ったので、男3人が試乗に行き、印象がよかったので私にも体験してもらおうと、軍曹が連れていくことにした、というわけです。

TSIは直4の1.4リッターという小さなエンジンながら、ターボとスーパーチャージャーをつけて、最高出力は170馬力を達成。
スーパーチャージャーのおかげで、発進から小気味良い加速感を得ることができ、最大トルクを得られるレンジが1500~4750回転と、低速回転のところからパワーを発揮できるのが強みです。

さらに、トランスミッションはGTIにも使われている「DSG」というダブルクラッチのギアボックスで、シフトチェンジが非常にクイックで、燃費も良くなります。

と、説明はさておき、さっそく試乗。
ナビつきということもあり、営業さんが同乗することなく、二人だけで走らせていただけたので、ぱぴりお氏いつもより多めに踏んでおります(笑)。

TSIエンジンのフィーリングは驚きました。発進の小気味良さはいいですね。スーパーチャージャーの威力です。
回転数を上げてターボに切り替わったときも、いわゆるドッカン「ターボ感」はありますが、妙なタイムラグやショックはなくて、スムーズに切り替わります。
回頭性もきっちり。サスペンションはゴルフ全体に通じる、やや堅めの仕上げ。
ゴルフの伝統ともいえるボディのがっしりとした丈夫な感じ(剛性感)も相変わらずなので、サスの強さもあり、速めのカーブでもボディがよじれる感じはありません。
エンジン音は、アイドリングなどでは大変静か。
踏み込むと、BMWやアルファとは違うテイストの、「うんうん、ゴルフね(^^)」という、低音のしっかりした真面目で実直なメカっぽい音がします。

トランスミッションをドライブモードからスポーツモードにすると、より高回転型の仕様になり、シフトアップが遅くなって「引っ張る」感じになります。
最後にマニュアルモードでぱぴりお氏、腕を鳴らしてみました。レスポンスもよくいい感じでしたが、マニュアルでたくさん走らないうちにお帰りとなってしまいました。

私としてはこのクルマは、(ペーパーの身ですが)自分で運転したくなるクルマです。
十分なパワーを実現していながら、小さいエンジン特有の気軽さもあり、車体サイズが大きくないので、「手足の延長のような感じ」が楽しめそうです。
スポーティなホットハッチは欲しいけど、GTIまではね・・・という人にぴったりの、ニッチなところをきっちり突いてきた、マーケティングと技術力の結晶でしょうか。

TSI、市場の反響もいいようで、4月末まで納車予定は満杯の状態だとか。
私でも運転したくなる「敷居の低さ」と、ベテランドライバーのぱぴりおでもいろいろ楽しめる「懐の深さ」を兼ね備えているので、売れるのもわかりますねー。

さて、明日もまた試乗に出かける予定です。←好きですよねぇ~。
何のクルマに乗るかは、明日のお楽しみということで・・・。

スウィート一直線のキャラ立ち:カレルチャペック紅茶店「ガールズティー」

2007-02-23 23:56:57 | うれしいお菓子

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
紅茶はお好きですか?

スターバックスやタリーズを初めとして、本格的なエスプレッソベースのおいしいコーヒーを比較的リーズナブルに飲ませてくれて、しかもセルフサービスで気軽に入れるお店って、ここ数年で一気に増えました。
東京ならメジャーな駅のそばには、今や必ずスタバがありますね。
(鶯谷にもあるのだろうか・・・?)(^^;;

ところが、同じようなプライシングでおいしい紅茶を気軽に提供してくれるチェーンは皆無です。
スタバにも紅茶はありますが、グレードとしてはちょっとね・・・。

エスプレッソはマシンでいれるので味のコントロールがしやすいという点もあると思います。
紅茶をマシンで1杯1杯いれるのは現在のところ困難でしょうね。
1杯あたりのコストもたぶん紅茶の方が高くなるでしょう。
また、紅茶の茶葉に比べてコーヒー豆は(挽く前の状態なら)保存性が紅茶よりいいと思うので、その点でもコーヒーが有利かもしれません。一気に大量に買い付けて輸入できますからね。

私は本当はコーヒーが苦手なので、できれば外でも紅茶を飲みたいのですが、紅茶専門の喫茶店にでもいかないと、何百円も払っただけの味は楽しめません。
というわけで、私は紅茶は自分の好きな茶葉を通販などで買い、家でそれなりにこだわっていれて飲んでいます。

ダージリンやヌワラエリヤなどの、茶葉の香りをそのまま楽しむいわゆる「ストレートティー」の方が好きなので、香りをつけたフレーバードティーは、アールグレイ(ベルガモットの香り)くらいしか飲みません。

しかし今回、吉祥寺に本店のある「カレルチャペック紅茶店」のフレーバードティー「ガールズティー」のサンプルをいただいたので、久しぶりに一人の午後のお茶の時間にフレーバードティーをいただいてみることにしました。

こちらのお店も結構キャリアがあるのですが、何といっても最大の売りは、可愛いイラストのパッケージ。
絵本作家でもあるオーナー、山田詩子さんのキュートな癒し系イラストが散りばめられた可愛いデザインの缶は、食器棚のいいアクセントになりますね。

カレルチャペックさんの紅茶は初めていただくのですが、定番のフレーバードティーに人気があると聞いたのでテイスティングしました。
茶葉はテトラ型のティーバッグ入りですから、カップで直接いれることもできます。
できあがってみると、セイロン茶葉をベースにしたオーソドックスな真紅の紅茶に、甘いイチゴの香りが大変ロマンチックにつけられています。
フレーバードティーの中には、凝りすぎるあまりに香りの個性がかえって消えてしまっている惜しいものもあるのですが、このガールズティーは、いいストロベリー香料を使っていますね。嫌味がなく、好まれやすい香りです。

私は普段ストレートティーは砂糖も何も入れずにいただくのですが、今回はストロベリーということで、砂糖を入れて少し甘めにしてみました。
すると、イチゴの香りが甘さで際立って、いっそうロマンチックな印象に。
ミルクが苦手なので入れませんでしたが、甘いミルクティーにすると、まさにガールズ・ティータイムにぴったりでしょうね。

ごくごくベーシックなセイロン紅茶を、フレーバーの質にしっかりこだわることで独自のスウィートな世界を作り上げたカレルチャペックさん。
私はたぶん、またいつものブランドのストレートティーを飲み続けると思いますが、こういう香りつき紅茶のファンの方もずいぶんいらっしゃるだろうなーと思いましたね。

いやー、「スターバックス・ティー」ってできないもんでしょうか。
アメリカ人はさくっと飲めるコーヒー(とコーラ)命な人々なので、それは難しいかなぁ~。


ひそかなスグレモノ:コロスキンで割れ爪ケア

2007-02-22 23:08:43 | こんな私のヘルスケア

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。

男性の爪はたいてい厚めですが、女性の爪は薄めで弱いことが多いですよね。
ネイル(マニキュア)を塗るのがお好きな女性の共通の悩みは、爪のケア。
ネイルもどんどん進化して、爪に優しくなりましたが、やっぱりずっと塗っていると爪には負担なようです。

私は研究職で日々実験をしていたので、一番爪のオシャレをしたい年頃に爪を伸ばしてネイルを塗るということがなく、そのまま時は流れたので(笑)、ネイル自体は何色か持っていますが、爪も伸ばしませんしネイルも塗っていません。

とはいうものの、私も爪がそんなに強くはないので、伸ばしていなくても時々爪のトラブルに見舞われます。
どこかに指をぶつけて爪が割れちゃったりしますね。
欠けた程度なら、その部分の爪を切って形を整えればいいのですが、今回はちょっと厳しい状態に。


へたくそなマウス絵で申し訳ないですが、これは私の小指です。
赤い線で描いたような感じで割れ目が入ってしまい、お肉の部分まで切れ込みが・・・。
この文を書いてても、いかにも痛そうですよね。
いや、実際痛かったです・・・。

こんなふうになってしまうと、爪を切って形を整えて治すわけにもいきません。
とはいえ、切れ込みが深く入っているので、何かの拍子に引っ掛けると余計悲惨なことになります。
指先にばんそうこうを貼っても、普通に生活していたり水仕事などで剥がれてしまうし、小指とはいえ、ばんそうこうはうっとうしいものです。

そこで、トップ画像の「コロスキン」を使いました。
コロスキンのHP

これは「液状ばんそうこう」で、いわば人体に使えるセメダインとでも言いましょうか。
手を使うことの多いお仕事の方などが、ばんそうこうを貼れない小さな傷に使います。
見た目も匂いも接着剤系の感じで、傷に直接つけます。

するとちょっとの間、思わずオトナでも涙目になっちゃうくらい「しみるぅ~」んですが、しばらくするとしみなくなって、乾かすとまさに、傷口をセメダインでカバーしたような感じになります。
あとはへっちゃら♪
意外と剥がれにくいので水仕事も大丈夫。

このコロスキン、研究所で一緒に仕事をしていた、元臨床検査技師の女性から教えていただいたものです。
臨床検査技師さんは、毎日たくさんの血清などを使って検査します。
もちろん手袋をしてのお仕事ですが、破れることもないわけではないので、自分の傷口に血清などがつき、病気に感染したりしたら大変です。
とはいえかなり微妙に手を使うことも多い仕事ですから、ばんそうこうは仕事の邪魔。
なので、コロスキンを使っている方が結構多いのだそうです。

さて、このコロスキン、だいぶ前に買ったものなのですが(^^;、生傷ではなかったのでOKということにして(笑)、爪の割れ目に厚めに塗って補修してみたところ、素晴らしいカバー性能を発揮。
爪の割れ目がかっちりくっついて、ちょっとやそっとでは割れなくなりました。
助かった~・・・。

ちょっと痛いけどひそかなスグレモノ、コロスキン。
でも、工具箱のセメダインやアロンアルファでは絶対に代用しないでくださいね~。

しゅんけい工房:ドリームキャッチャーでお父さんを救え!

2007-02-21 23:56:54 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
ゲーム、ゲーム・・・の日々を送りつつも、何かモノを作れる機会があると、そっちの方に一気にシフトする、しゅんけい工房の両親方。

学校の授業で一番楽しいのは、もちろん「図工」ですが、実はこの図工、ゆとり教育のあおりを受けて、昔より授業時間が減らされてしまっているんですね。

昨年の春4年生になって、金曜日午後に2時間のクラブ活動の時間が加わったしゅんけい、もちろん何のためらいもなく二人そろって「造形クラブ」を選びました。
大好きな図工の先生と、授業では教えてもらえない、クラブならではのいろいろな楽しい図工ライフを毎週満喫しています。

さて、今日ご紹介するのは、その造形クラブで先週しゅんしゅんが作った小物。
「ドリームキャッチャー」という、アメリカインディアンのお守りです。
寝るときに枕元に置くか、ひもで胸にかけて寝ると、この網が悪夢をキャッチしてくれるので、悪夢を見ないでいい夢だけがみられるのだそうです。

ドリームキャッチャーの販売サイトもありました。本物はインディアングッズっぽく、羽がついていたりするんですね。

これは、手芸用の太いワイヤを円形にして、(そのままだと曲げに弱いので)かなづちで叩いて平べったい「ワッシャー」のようにします。
その外枠に、ぐるぐるきっちりと毛糸を巻きつけます。
それから、内側の網を作って完成だそうです。

しゅんしゅん親方、最初に作ったのは右側の赤い房飾りがついているほう。
自分のコドモ自慢になって申し訳ないんですが、親方は図工に関してはシゴトの速さがお友達に比べて段違いに速いので、2時間で1個作る予定のものが半分の時間でできてしまいました。
時間が余ったので房飾りをつけたり、左側の青い枠の方を追加で作ったりしたんだそうです。

なので、2個お持ち帰りとなりました。
けいけい親方は、この日は何やら違うものを作ったんだそうです。現在製作途上だそうですよ。

帰宅してこれを見せてもらった時、
ぱぴりおが最近いろいろストレスを受けていて元気がない日もあり、夜悪夢を見たりすることもあると言っていたことを思い出したので、
「これはおとうさんにぴったりのお守りだよ!」
と言うと、しゅんしゅん親方、「作りたくなったらすぐまた作れるから(^^)」と気前よく作品を2つともくれました。

夜、ぱぴりおにこの話をして、二人で枕元にそれぞれ置いて寝ることにしました。

それから数日経ちますが、ほんとうに!
ぱぴりおは悪夢を見なくなったようですよ。

しゅんしゅん親方お手製の、ドリームキャッチャー。
ぐんぐん育っている、10歳の息子の健やかな生命エネルギーで、きっと悪い夢がみんなしっかり捕らえられちゃうんでしょうね。

今夜も少し遅くなってしまいましたが、ぱぴりおがよく眠れますように、ドリームキャッチャーにお願いしておくことにしましょう。

高田馬場、土曜日午前2時半のぱぴりおとゆかいな仲間たち

2007-02-20 23:56:24 | 鬼軍曹・ぱぴりお

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
2007-2-17の記事でちょっと触れましたが、その前夜である先週の金曜日の夜、夫・ぱぴりおは高田馬場で、強烈な飲み会に参加しておりました。

それは、ぱぴりおが最初に入った会社で配属された本社の部署で、彼を指導してくださった元上司や、諸先輩方が集った、遅い新年会です。
ぱぴりおも社会人になってずいぶん経ち、彼自身も転職しましたし、今回のメンバーの方々もほとんどが転職して、別々の会社に勤めたり、独立開業したりしています。

しかし、元上司の方というのがとてもカリスマ性を持った方で、今でも時々当時のメンバーが集まって激しく深夜まで飲み倒している(笑)というわけです。

そのメンバーの中では、ぱぴりおがたぶん一番若いのではないかと思いますが、彼は皆さんに深く愛されていて、その部署から3年ほどで私が勤めていた研究所に異動になってからも、折に触れていろいろ声をかけていただきました。
私たちが結婚した時には、「ぱぴりおが結婚か、そうか!めでたい!!」と
わざわざその方々が内輪でお祝いの会を開いてくださって、私も一緒に銀座でやはり深夜まで飲み倒しました。あれはすごかった・・・。(^^;;

私が病気をしたりしていましたので、ここ2年間はその集いには参加できていなかった彼ですが、今回ようやく安心してぶっちぎり飲みに(笑)出かけることができたわけです。

メンバーがメンバーなので、どうせ終電で帰れるわけがなかろう・・・と思っていたので、子供たちが寝た後、CDを聴きつつ淡々とネットサーフィンなどしていたところ、11時過ぎに携帯が鳴り、出るとぱぴりお氏。

ぱぴりお「あ~今ね、ようやく1軒目を出たところなんだけどさ、
で、もう帰ろうと思ってたんだけどね、
Iさんが手をつかんで離してくれないんだよ~
ヴィシア「Iさんにつかまってるのかー、それはもうダメだ・・・
ぱぴりお「うん、もうダメだー」←嬉しい
バックでヨッパおじさんたちがでっかい声で
「うははは、もうダメだ!
と大騒ぎ。(^^;;
そしてぱぴりお氏、なす術もなく二軒目へ。

2回目の電話は午前2時半、さすがにもう寝ようと思っていた頃でした。
ぱぴりお(ろれつアヤシイ)「もう帰ろうってなったんだけどさー、Mさん(元上司)が電話代われってー(^◇^)」
そしてMさんが懐かしいしゃがれた、でっかい声で(笑)電話に出ました。
Mさん、結婚祝いの会以来ずいぶん経ちますが、相変わらずのスーパーヨッパ状態。(^^;;;
わけのわからないままワタクシ「いい奥さんだよなぁ♪」とベタボメしていただきました。ありがとうございます・・・。

そして勢いづいたヨッパおじさんたちが、「オレも出る」「オレも」と次々に電話口に出て、深夜2時半の静かな家にいる私に、皆どでかい声でたくさんお話してくれたのでした(笑)。
研究所で一緒にミーティングなどをしたこともある本社のSさんが出て、私の病気のことに触れて
「大変だったよなぁ、ほんと、治ってよかった、よかったよ・・・」
と、お酒で緩くなった涙腺のせいか涙声(でもでっかい)になって話してくれた時には、私もつい、うるっと来ちゃいました。

そんなゆかいな仲間たち(先輩ですが)と、ぱぴりおがいつまでもおつきあいさせていただけたらいいな・・・と思います。

画像は、その飲み会でぱぴりおが持って帰った花束です。
彼へのプレゼントではなかったそうなのですが、どういういきさつの花束なのか、よくわからないそうで。
持って帰ってよかったのか、ぱぴりお・・・?

プチ詩人・しゅんしゅんの詩2編:「木もれ日」・「生きる」

2007-02-19 21:21:16 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
二日続けてクルマの試乗記事を書いて、なかなかアクティブだった週末が終わり、また一週間が始まりました。

秋から通い始めたバスケクラブのせいか、少しずつ力もついてきたしゅんけいツインズ10歳。
週末のスーパーでの買い出しの後、たくさんのレジ袋をスーパーの駐車場まで運んでもらうのが彼らの仕事なのですが、両手にめいっぱいレジ袋を持って歩く足取りも、以前はよろけたりしていたのが、だいぶしっかりしてきました。
2リットルのペットボトル6本入りの、12キロを越える箱も持って運んでくれる姿は、細っこい体つきですがなかなか頼もしい戦力です。

さて、今日はプチ詩人・しゅんしゅんが、国語の授業で書いた詩を2編ご紹介しますね。

一つ目は「木もれ日」という詩です。
「比喩」と「体言止め」を使って短い詩を書きましょう、という課題で作ったものです。



「木もれ日」
           しゅん


木々の木もれ日は、
    光からのメッセージ



おお~、驚きました。なかなかうまいですねぇ・・・。
木々の間からキラキラもれる明るい光が見えるようです。

次の詩は、「生きる」というテーマで詩を書きましょう、という課題。



「生きる」
           しゅん


生きるとは、時間の中を歩くこと
体が大きくなって、楽しいことや、つらいことが
たくさん
でも よぼうちゅうしゃと同じ
さけられないこと
かぎりある命だから
大切にしよう
音楽を聞くこと
絵をかくこと
走りまわること
ねむること
これは全部 生きるということ



「生きるとは、時間の中を歩くこと」かぁ・・・。
私はしゅんしゅんの何倍も生きているわけですが、私には思いつかない新鮮な表現だなーと思いました。
しゅんしゅん、予防注射は避けられないことと覚悟しているのですね~。(^^;

生きることが、いろいろな要素からできているということ、
楽しいことやつらいこと、日々のくらし、
そんなことがみんな命を生きているということだから
大切にしよう・・・
ちょっとシャイボーイのしゅんしゅんの、10歳の人生観が伝わってきました。

詩を書くことなんて、私のような年になるとほとんどしませんよね。
でも、素直に子供が自分の思いを書いた詩を読んでみると、こういうふうに自分の心をシンプルな形にして表現してみるってことは、いくつになっても心の栄養だったり、癒しになったりするんじゃないかなと思いました。

秘密のノートを作って、おかーさんもこっそり詩を書いちゃおうかなー・・・。

マツダ・CX-7 チョイ乗りインプレッション:クルマフェロモンとは何か

2007-02-18 23:50:27 | 実はクルマ好きです

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
昨日のアルファロメオ・アルファ159のチョイ乗りインプレッション記事が、思いのほかご好評いただいて、ありがたい限りです。

温かいコメントの数々をいただいているとはつゆ知らず(^^;、
今日は東京マラソンがあったので都内に出るのはやめておこうと思い、それじゃー159の印象が残っているうちにもう1個行ってみますか!と、ぱぴりお氏と二人で本日もクルマの試乗に出かけてきました。

実は最初、今日の試乗は別のメーカーのクルマを考えていたのですが、結構近くにディーラーさんがあったので、マツダの新しいSUV「CX-7」の試乗に行ってきました。

このクルマは、北米で昨年4月に先行発売され、日本では昨年12月に販売開始。
「DISIターボ」という、直噴ターボにスーパーチャージャーがついた、低速トルクの優れたエンジンが売りです。

試乗したのは4駆の、「Cruising package」。CX-7の最上級グレードです。
税込み価格、約390万円。

フロンドウインドーがかなり傾斜していて、スポーティーな印象を与えます。北米・欧州での高速走行を考慮して、空力上こういう傾斜にしたのだとか。
視界が狭くないかと思いましたが、乗ってみるとSUVなりに車高が高いので、意外と視界は良好。
ちなみにフロントグリルの黒いハニカムは、やっぱり強化プラスチックです。(^^;

シートはセミバケット、レザーです。
インパネはすっきりあっさりシンプルで見やすく、標準装備のカーナビの画面も大きくクリアでいいですね。
内装の黒のプラスチック部分は、可もなく不可もなくといったところでしょうか。典型的日本車の作りですね。
フロントシートはやや天井が低い印象(私の座高が高いのか・・・)ですが、リアシートは頭上に余裕があります。
上でも書きましたがフロントウインドーがかなり傾斜しているので、前席の天井の高さが稼げないのかもしれません。

さて、それではいよいよチョイ乗りに・・・。
ぱぴりお氏の運転で、例によってお店の周りを3kmくらい走ります。

まず感じたのは、キャッチコピーの低速トルクの良さ。
昨日のアルファ159が、発進のたびに非力感を味わわされたのに比べると、スルスルーっと難なく出て行く感じ。
車高もありますから、力のある大きな動物に乗っているような余裕はありますね。
ATの変速ショックもないので、そういう意味では街乗りには159より明らかに向いているでしょう。

回頭性も問題ありません。
ただ、ボディはしっかりしているのですが、サスペンションが多少柔らかいのか、カーブではふわんふわんと沈みすぎる感じがしました。もっと硬くてもいいかな。

とはいうものの・・・。
全体に無難にまとまっており、アルファ159で不満だった低速トルクもばっちりなのですが、どうもインパクトがないんですよ。

このクルマでもっとどんどん走っても、この試乗以上の新しい面白さは、きっと見えてこないんじゃないかなーって思ったんです。
エンジン音もそのひとつですね。静かなんですが、少し回してみてもあまり「そそる」音がしませんでした。
大きな欠点はないのですが、降りてしばらくするとすっかり印象を忘れちゃうような、「また乗りたいな~」と思わないクルマというか・・・。
大変参考にはなりましたが、購入候補からは外れるタイプでした。

アルファ159、そしてマツダCX-7という2種類のクルマを乗り比べてみて思ったのは、「スポーティ」という言葉を宣伝に使っていても、その目指すところ、買って欲しいターゲットは全く違うということです。

アルファ159は性能面では不満も多いクルマですが、それを上回るかもしれない強烈なフェロモンが感じられます。
ある種のヒトをものすごく惹きつけるような・・・。
クルマフェロモンとでも言いましょうかねー。
CX-7では、私にはそのフェロモンが感じられませんでした。

マツダはずっと「ロータリーエンジン」という、結構強めのクルマフェロモンを持っていて根強いファンも多かったのですが、いったん姿を消し、今のRX-8で奇跡的に復活継承できているのみ。

水素エンジンなど、次世代のエンジンが出てくればもしかしたらロータリー技術も生きるかもしれませんが、ガソリンエンジンの時代が続けば、ロータリーはまたなくなるのではないかと思います。
そうするとマツダは、独自のフェロモンをなくしてしまうんじゃないでしょうか。

マツダブランドの新たなエッジを早く立てたい。
(旧ユーノス)ロードスターはさすがに年季が入ってしまったし・・・。
そんなマツダの苦悩が、このCX-7には隠されているようでした。

また来週、違うクルマに試乗してみようと思います~。

アルファロメオ・Alfa 159 2.2 JTS Selespeed チョイ乗りインプレッション

2007-02-17 23:13:25 | 実はクルマ好きです

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
今日は夕方小雨模様の東京でしたが、明日のマラソンは晴れるでしょうか。

さて、昨夜強烈なる飲み会に参加し、タクシーにて朝の4時ご帰宅となった、ぱぴりお軍曹。
仮眠を取って本日午前中の用事をなんとか済ませ、昼食・おやつの後、「このまま土曜日がまったりと終わってしまってはいかんっ!!」とばかりにすっくと立ち上がり、
私を伴ってクルマの試乗に出かけました。

お目当てはイタリア車・アルファロメオのスポーティセダン、
「Alfa 159」の2.2リッターです。


このクルマはもともとはマニュアルしかなかったのですが、昨年12月に「セレスピード」という、ATモード付き6速シーケンシャル・トランスミッションのついたバージョンが追加発売されたので、それに乗ってみました。

ジウジアーロによる、も~アドレナリンの出るフロントデザイン。(*^^*)
ヘッドライトが3つのクラスターになっていて、しかも一面にまとめてカバーをかけずにゴツゴツと3個出っ張っているのがまた、男っぽいといいますか。
後ろから「オラオラ」って迫られるとちょっと焦っちゃうような顔つきですね。

フロント下部の吸気のところの黒いハニカムは、残念ながら強化プラスチックなのですが、ゴルフGTiほどフロントの広範囲に使っていないので、「あ~プラスチックがこんなにねぇ・・・」というちょっと残念な感じは受けずに済みます。

リアはこんな感じです。

ヘッドライトとリンクするようにテールランプをクラスターにしたデザイン、
左右の2本マフラーがスポーティーさをかもし出しています。

インパネはこんな感じ。

ぱぴりお、一見して「丸が多すぎてうるさい感じのデザイン」と言っていましたが、運転しているうちに特に気にならなくなったそうです。慣れの問題ですね。

真っ赤な159のシートにおさまったぱぴりお氏。

操作方法がちょっと特殊で、説明のため助手席にディーラーの方が乗ったので、私はリアシートでの試乗となりました。(T_T)グヤジー

試乗といっても、まぁよくあるその辺をちょっと流すだけだったのですが、一応インプレッションをまとめて書きますと・・・。

・この車格で2.2リッター(直4)では正直言って力不足。
低速トルクがもっとほしい。街乗りで発進の時にいちいち力不足を感じるのは残念。
3月にV6エンジンの3.2リッターが出る予定なので、そちらに期待(でも価格がねぇ・・・)。

・セレスピードのATモードで運転したが、いまどきのATとは思えない変速時のショックが結構あって、ある意味懐かしいけれど(笑)、カラダ的にはできれば解消してほしいところ。
これならむしろマニュアルできちんと変速したほうが快適かも(私はできましぇんが・・・)。

(注:TKさんより、セレスピードはオートマではなく
>「ATモード付きの自動クラッチ機能付きマニュアル」ですね。構造的にはMTと一緒なので
>クラッチ繋ぐ際に「クンッ」と言うショックが出てしまいます。
とのご指摘をいただきました。「いまどきのAT」という表現は不適切でした、すみません。)

・低速走行時のエンジン音はとても静か。しかし、4000回転くらいまで上げると、非常に好ましいラテン系なエンジン音がし始める。
このへんの味付けはBMWもうまいけど、アルファはまた違う魅力。もっと回してみたかったなー。

・サスペンションは硬め。ボディの剛性も十分。

・インテリアはほどほどの質感。シートはファブリックでセミバケット。黒のプラスチックとアルミ部分の表面仕上げがもうちょっと高級感あるといいなぁ。

で、この159セレスピード、デビュー記念のエディションで価格は税込み437万円。

ぱぴりお氏の総評:
「スタイリングは非常に魅力的なので欲しくなるね。
でも、2.2リッターは性能面でいろいろと中途半端。
ウチのように街乗り中心だと、これでは楽しめない。
だから購入候補からは外れるかな。
これから出る、3.2リッターV6は性能が十分期待できそうだけれど、価格がもう高くなりすぎ。
それならBMW 323i M-sportを選ぶねー・・・。」

しかしBMWではなかなか選ぶ気になれない「真っ赤」なボディのが欲しくなるのが、アルファの魅力でしょうか。
この159に関しては、黒もかなりイケてます。このデザインで黒だなんて、もーチョイ不良そのもの(笑)。

帰りがけ、お店にあった「スパイダー」を見て、アルファといえばスパイダーだよなー、いいなぁ~と思ったワタクシでした・・・。

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追記(2007-2-19)
この記事の次の記事(マツダCX-7)のコメント欄に、159のオーナーさんでいらっしゃるTKさんが、159の魅力についてたくさん貴重なご意見を寄せてくださいました。
この記事でのセレスピードに関する記述について、不適切なところを指摘していただきましたので、うまく直せているかどうか自信がありませんが、該当箇所を修正しておきます。

TKさんのご指摘は大変勉強になりましたので、この159の記事にご興味を持たれた方は、ぜひ次の記事にあるTKさんのコメントも合わせてご覧になってみてくださいね!(^^)

進化を遂げたココナッツ蒸しパン

2007-02-16 23:34:54 | うれしいお菓子

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
今週はちょっと体調がすぐれない日が続いたので、トレーニングがほとんどできませんでした。
今日で「あと23日」なので、ちょっと焦りも(^^;;

レースといえばあさって2月18日には、第1回「東京マラソン」が開かれますね。
新宿の都庁→皇居→東京タワー→品川(折り返し)→銀座→浅草(折り返し)→銀座→豊洲→有明の東京ビッグサイト、
という、とんでもない都内走りまくりコースです。
銀座でマラソンですよー、歩行者天国じゃないんですよ・・・。

何でも東京オリンピック再誘致のために、大きな大会を都心で実際に開いて実績を作らないといけないので、このレースが開催の運びとなったという話も聞きますが、
当日は応援の方以外は、都内には出ないほうがよさそうですね・・・。(^^;;

さて、明後日のレースに備えて調整に余念のない人々もいる中、プチアスリートへの道をちょっとお休みしている私ですが、2月1日のココナッツ蒸しパンの進化に取り組んでみました。

トップ画像が今回の完成品です。いかがでしょうか~。

今回は、ローストココナッツを生地に混ぜずに、トッピングして加熱しました。
生地に「モナン ココナッツシロップ」を加えることで、生地にもココナッツの風味をキープ。
紙カップに入れて加熱したので、前回のような「下半分が異様にもちもち」ということもなく、ちゃんとした蒸しパンに仕上がりました(笑)。

簡単ですが一応レシピをご紹介します。(小さめ紙カップ型6個分)

・ホットケーキミックス 100g
・メープルシロップ 20g
・モナン ココナッツシロップ 20g
・牛乳 60~70g
以上を混ぜます。「ホットケーキミックス」:「液もの」=1:1の黄金比でいってみました。

・平皿に紙カップを6個円形に並べて生地を流し込み、ローストココナッツをトッピング。

・ラップはせずにそのまま電子レンジで加熱。前回より小さめなので、時間は600Wで2分半くらいでOKでしょうか。

安心して食べられるおいしさでした(笑)。
ただ、生地の味つけをモナンのシロップに頼ってしまったので(これはこれでおいしいのですが)、今度はローストじゃない普通の白いココナッツを生地に混ぜてみるとか、工夫してみたいですね。
10分でおやつが作れるっていいですねぇ~。

解答発表!脳を鍛えるオトナの算数問題

2007-02-15 23:53:04 | こんな私のヘルスケア

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
バレンタインデーも過ぎ、世間からハートマークが一気に減った感がありますね。
売れ残った高級チョコ、安く売ってないかな~。

さて、2月13日の記事で掲載しました、脳を鍛えるオトナの算数問題。
夫・ぱぴりおもチャレンジしてくれたようです。

では解答例を発表しましょう~。
別解もあるのですが、それは皆さんそれぞれチェックしていただければと。

4+4-4-4  =0
4÷4+4-4  =1
4÷4+4÷4  =2
(4×4-4)÷4=3
(4-4)×4+4=4
(4×4+4)÷4=5
(4+4)÷4+4=6
4+4-4÷4  =7
4×4-4-4  =8
4÷4+4+4  =9

いかがでしたか~?
しゅんけいは「答え:4」のが難しかったと言っていました。

普通の四則演算でも、パズルになると面白いですね。
子供たちも結構燃えてチャレンジしていました。
あの「百ます計算」も、しゅんけいの学校では時々取り入れていましたが、ウチの子供たちには好評でした。
どんどんできるぞ!って高揚感が、快感や自信になるみたいですね。

オトナも同じかなーと思いました。
会社で仕事していたりすると、困難な問題解決にチャレンジしないといけないことが多いので、パワーを使って気持ちもくたびれちゃいますよね。

そんな時、息抜きにこういう単純に「すらすらできる」ことをやってみることで、「自分っていけるじゃん!」と自分に自信をつけてあげることが、案外励ましになってくれるのかもしれないなー・・・と思いました。

意識不明で入院していた時は、ほんとに生きているというだけで何もできなかった私ですが、今はこうして一応普通に日常生活を送っているのだから、もう「何もできない」ということはないんですよね。

簡単でもいいから「できること」をやってみて、もう一度自分に自信を取り戻す・・・
シンプルなことだけど、これからも忘れずにいようと思います。

10歳男女のバレンタイン事情

2007-02-14 22:54:29 | うれしいお菓子

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
バレンタインデーでしたが、あいにくの雨模様の東京でした。

おそらくこの日、世界中でチョコレートがもっとも飛び交う国、ニッポン。
私の小さい頃でしたか、あの「♪不二家・はあっとぉ~ちょこ・れいと!」というCMソングにのって、バレンタインデーなるものが存在することを知ってから幾星霜・・・。
あのナッツの入ったハートチョコは50円だか100円だか、だったと思いますが、
今や”本命”ダンシ一人当たりに費やされるチョコ単価は、その何十倍になったことでしょうか。

バレンタインデーがティーンエイジャーの専用イベントだった時期は一瞬で過ぎ去って遠くなり、下は幼児から上はシルバーエイジまで浸透しましたね。
おじいちゃんはチョコよりおせんべいの方が好きだったりしますが・・・。

というわけで、当年10歳・小学4年生のしゅんけいツインズにとっても、やっぱり気になる2月14日。
昨年は、学校でチョコが飛び交うのを横目で見つつ、二人とも轟沈したそうです。(^^;

そもそも小学校にチョコなんて持っていっていいの?と思ったのですが、一応禁止と言われてはいるものの、女の子たちは皆こっそり持ってきてしまうので、先生も全部取り上げるわけにもいかず、黙認せざるを得なかったのだとか(しゅんけい談)。

しゅんけいは、別に気になる女の子がいるとかいうわけではなく、日常は学校でも放課後もクラスのヤローどもだけで、ポケモンだ遊戯王だドラクエだ・・・とひたすらむさ苦しく集っているので、ただ単に「チョコがもらえるんならオレたちも欲しいな~」という、純然たる食い意地だけの問題のようです。
(それじゃモテないよな・・・。

しかし、彼らなりに「なぜオレたちは昨年チョコをもらえなかったのか?」という問題分析はしたらしく、その回答として
「いっぱいもらえる男は、
 1)運動ができる
 2)見た目がいい
 ってことだとわかった (^^)(^^)」 と報告がありました。

10歳にして、真理だな・・・。

そして今日。「もらえるかなぁ・・・」とちょっと自信なさげに二人で登校していったので
「しょうがないのう~」と、ヴィシアおかーさん、お気に入りのおいしいケーキ屋さん、府中市の「リュミエール」さんでチョコレートを買ってきました。

ここはケーキも焼き菓子も大変おいしいのですが、チョコレートもおいしいんですよ。
形は皆シンプルなのですが、いいチョコレートやプラリネを使っていて、味第一というこだわりを感じます。

しゅんけいには4個入りの詰め合わせを1箱ずつ。
毎年ぱぴりおにチョコをあげてはいなかったのですが、せっかくなのでぱぴりおにも6個入りを買いました。
トップ画像がぱぴりお用のセットです。
上段左から右へ、カルバドス、エスプレッソ、フランボワーズ、
下段左から右へ、カネル(シナモン)、テ(紅茶)、ディタ(ライチリキュール)。
コクがあり濃厚なので、満足感たっぷりです。紅茶とも好相性でした。

学校から帰ったしゅんけい、チョコはもらえなかったそうなので
サプライズで1箱ずつプレゼントしたら、二人とも大喜びでした。

話を聞くと、今年は女の子が誰もチョコレートを持ってきていなかったので、しゅんけいだけでなく、男の子はみんなチョコがもらえなかったそうです。
学校から「チョコ禁止」というお達しは聞いた覚えがないので、きっと女の子のおうち同士で今年は”自粛モード”ということにしたんでしょうね。

楽しいイベントだとは思いますが、チョコを買うお金がかかったり、
校則違反のお菓子を持ってくることになったり、
女の子の間で見栄の張り合いになったり、
「3倍返しだよ」なんて末恐ろしい言葉を(冗談交じりでも)言われたり、
男の子が「勝ち組・負け組」に分けられちゃったりすることにもなるこの日。
やっぱり小学生のうちくらいは、自粛モードでいいんじゃないでしょうかねー。