モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
行列のできるドーナツ屋さん、クリスピー・クリーム・ドーナツ。
行ってみたいな~と思いながらも、新宿や有楽町の長蛇の列に恐れをなして果たせずにいたのですが、立川にお店があることを知り、この夏、しゅんけいがキャンプに出かけているすきにぱぴりおと行ってみると、案外すぐに買えました。
オリジナル・グレーズドのアイシング(砂糖がけ)が「ぐはっっ」と思うほど甘かったのですが、他にはないあのフカフカの生地が心に残り、妙にまた食べたくなりますね。
ぱぴりおも同じことを考えていたようで、休日にしゅんしゅんと一緒に行って、また買ってきてくれました。
並んでいる間にできたてのドーナツが試食でまるまる1個もらえる、というシステムは、そりゃー小学生男子の心をわしづかみですよね。(笑)
しゅんしゅん、「えっ、いいの!?」と大喜びだったそうです。
帰ってけいけいに話したら、やっぱりけいけいは「オレなら何回も並んじゃうなー」とうらやましそうに言っていました。
二人で12個選んで箱に詰めてもらい、持ち帰ってくれました。
おいしいけれど、明らかに普通の日本人には甘すぎなのに、ここのドーナツがなぜ人気なのか・・・。
その秘密のひとつは、この箱にあるのではないかと私は思っています。
この箱、ドーナツがこういう状態で入るので、12個入りなどはかなりの大きさになります。
ビニール袋に入れてくれるのですが、はっきり言って持ち運びには不便。
ミスタードーナツなど、紙袋にタテにして並べて入れてくれたほうが、コンパクトですよね。
でも、この箱。
すごく「おみやげ感」を演出していると思いませんか?
昔、父親が時々買って帰ってくれた折り詰めのような。
わざわざ平べったいロゴ入りの箱に入って、開けると一面にドーナツが整列しています。
これって、家で開けた人がドーナツを見て「うわぁ~♪」と最高に喜ぶためにはどうしたらいいか?・・・と、よく考えられた末のパッケージなんだろうなと思います。
そして、6個入りよりも「どーん!」と12個入りの方が、視覚的効果は絶対にいい。
12個入りの箱があったら、9個や10個でおしまいじゃなく12個全部埋めたくなるのは、おみやげを買う人間の心理でしょう。
「甘いドーナツを、一人のお客さんにできるだけ多く買ってもらうためには?」→「おみやげにたくさん買ってもらえればいいんだ!」
という作戦なのかなー、と思いました。
かくて、まんまと作戦に引っかかり? 12個のドーナツが家にやってきました。
さすがのけいけいにも
「オレでも、1個食ったら3時間たっても腹が減らないんだよね~」
と言わしめた甘さでした・・・。
でもまた買っちゃうだろうな、オリジナル・グレーズド。