Weblog喫茶 モンブラン

日常のあれこれをのんびり綴っています

巧みな「おみやげ感」:クリスピー・クリーム・ドーナツの秘密

2008-09-26 23:33:28 | うれしいお菓子

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。

行列のできるドーナツ屋さん、クリスピー・クリーム・ドーナツ

行ってみたいな~と思いながらも、新宿や有楽町の長蛇の列に恐れをなして果たせずにいたのですが、立川にお店があることを知り、この夏、しゅんけいがキャンプに出かけているすきにぱぴりおと行ってみると、案外すぐに買えました。

オリジナル・グレーズドのアイシング(砂糖がけ)が「ぐはっっ」と思うほど甘かったのですが、他にはないあのフカフカの生地が心に残り、妙にまた食べたくなりますね。
ぱぴりおも同じことを考えていたようで、休日にしゅんしゅんと一緒に行って、また買ってきてくれました。

並んでいる間にできたてのドーナツが試食でまるまる1個もらえる、というシステムは、そりゃー小学生男子の心をわしづかみですよね。(笑)
しゅんしゅん、「えっ、いいの!?」と大喜びだったそうです。
帰ってけいけいに話したら、やっぱりけいけいは「オレなら何回も並んじゃうなー」とうらやましそうに言っていました。

二人で12個選んで箱に詰めてもらい、持ち帰ってくれました。
おいしいけれど、明らかに普通の日本人には甘すぎなのに、ここのドーナツがなぜ人気なのか・・・。
その秘密のひとつは、この箱にあるのではないかと私は思っています。

この箱、ドーナツがこういう状態で入るので、12個入りなどはかなりの大きさになります。
ビニール袋に入れてくれるのですが、はっきり言って持ち運びには不便。
ミスタードーナツなど、紙袋にタテにして並べて入れてくれたほうが、コンパクトですよね。

でも、この箱。
すごく「おみやげ感」を演出していると思いませんか?
昔、父親が時々買って帰ってくれた折り詰めのような。



わざわざ平べったいロゴ入りの箱に入って、開けると一面にドーナツが整列しています。
これって、家で開けた人がドーナツを見て「うわぁ~♪」と最高に喜ぶためにはどうしたらいいか?・・・と、よく考えられた末のパッケージなんだろうなと思います。
そして、6個入りよりも「どーん!」と12個入りの方が、視覚的効果は絶対にいい。
12個入りの箱があったら、9個や10個でおしまいじゃなく12個全部埋めたくなるのは、おみやげを買う人間の心理でしょう。

「甘いドーナツを、一人のお客さんにできるだけ多く買ってもらうためには?」→「おみやげにたくさん買ってもらえればいいんだ!」
という作戦なのかなー、と思いました。

かくて、まんまと作戦に引っかかり? 12個のドーナツが家にやってきました。
さすがのけいけいにも
「オレでも、1個食ったら3時間たっても腹が減らないんだよね~
と言わしめた甘さでした・・・。

でもまた買っちゃうだろうな、オリジナル・グレーズド。




男3人、ギョーザを作る

2008-09-24 23:49:06 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。

昨日の祝日、ちょっと私の体調がよくなかったので、買い出しには男3人で出かけました。
ぱぴりおがお肉を眺めていると、一緒に売っているギョーザの皮を見てしゅんしゅんが

「手作りギョーザを作ろうよ!」

と言い出したそうです。

しかし、誰もギョーザを手作りしたことがなく、具をどうやって作ったらいいかわかりません。
ギョーザの皮の袋の裏を見ると、材料が書いてあったので、その通りに豚ひき肉やニラ、白菜、しょうがなどを買って帰ってきました。

そして男3人で、家の「お料理1年生」の本を見つつ、初めてのギョーザ作りに挑戦。
野菜を細かく切るのが大変でしたが、「うまいギョーザを食うぞ!」という気合いの入ったけいけいが特にがんばり、作業を分担して具を作りあげ、大判の皮で包みました。
3人でやったので、あっという間に包み終わったとか。
なるほどー、ギョーザって一人で作ると大変ですが、みんなで作るとラクチンなんですね。

冷凍ものよりも大き目のギョーザを、しゅんけいが2回に分けてじゅわじゅわとこんがり焼きました。
男の料理はなぜに、このように全部ひとつの皿にうず高く積み上げてしまうのでしょうか。(^^;

でもこのギョーザ、とてもおいしかったですー。
冷凍ギョーザに特に不満はなく食べていましたが、やっぱり手作りは一味も二味も違います。
一部はチーズを包んで「チーズ餃子」に。
山盛りのギョーザがあっという間になくなりました。
男子部の皆さん、ほんとうにありがとう!

焼ききれなかったギョーザはいったん冷凍して、今日また焼いて食べたのですが、しゅんしゅんが全部まとめてひと包みにして冷凍したので、ギョーザがみんなくっついてしまい、やむを得ずそのまま焼いたら「巨大中華ラザニア」ができあがりました。

これはこれで、新しい料理が生まれたということかも・・・。




しゅんけい工房:小学生ロビン・フッド

2008-09-23 23:59:10 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。

何でも作るぞ、しゅんけい工房。
でもやっぱり、武器っぽいものを作るのは、とりわけ楽しいようですね。

これはけいけいが以前作った弓矢です。
弓の部分は、竹の板をあぶりながら少しずつ曲げて、弦は丈夫なタコ糸。
矢は竹ひごで作り、先の部分は危なくないように布でくるんだ綿の球をつけて「タンポ矢」にしました。
矢じりもつけたのですが、使い込んでいるうちに取れてしまったそうです。

真剣な顔でポーズをつけるけいけい。
けいは両利きなんですが、弓矢は左利きのようです。



なんで以前の作品が発掘されたかというと・・・。

「『見本にするから見せて』って言われたんだよねー」と、けいけいはロビン・フッドのように弓矢を手に、学校へ行きました。

学校の図工室に、直径20cm以上はあろうかという「すんごくいい竹(^^)v」の材料があったそうで、それで超強力な弓矢を作ろう!ということになり、見本にこの作品を使うのだとか。

「で、どんなのができたの?」と尋ねると、

「いやぁ~、まず竹を割るのがものすっごく大変で、ぼくがナタを竹に当てて、サツキくんが上からガンガン叩いたんだけど、なかなか割れなくて。
それで水に沈めたりとか、いろいろ工夫して何日もかけて、休み時間に少しずつ割ったんだよ!

竹を割るのに何日もかけたんですか・・・。
さすが、何はなくとも暇だけはある小学生。(^~^;

執念が実りついに竹を割って板状にしてから、また様々な苦心の末に完成した弓矢を評して

「もう、オレの作った弓矢の中でも最大の威力でね、これ(見本)と違って弦がピンピンに張っててなかなか引っ張れないくらいで、タンポ矢でも『ビシッ!』と当たるんだよ。
あれは当たったら痛いだろうねー!
みんなにも『おまえ、それじゃタンポ矢の意味ねーじゃん』って言われたくらいだよ、うんうん。

と、大変ご満悦のけいけい。
自らの手で強力な武器を作るという喜びは、少年ならではのものでしょうか。

日光で木刀は買ってくるし、アルミの棒をたたいてメスは作るし、そんなけいけいは今夜、「M:I-2」のDVDを見て「イーサン、かっくいー!」と大興奮していました。

男の子街道、わき目も振らずに突き進んでおりますにゃー。




秋になっても、ずんがずんがしゅんけい

2008-09-21 20:35:50 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
小学校では年に3回、学期ごとに身体測定があります。
ぐんぐん育つ子供たち、測りがいがあることでしょう。

夏休み明けに行われた測定の結果が出ました。



けいけいの身長160cm越え、目前です。

ここにきてしゅんしゅんの追い上げが激しく、3cmほどあった差は1.4cmまで縮まりました。(測定誤差かもしれませんが)
しゅんしゅんのこの1年間の伸びは実に12cm。
平均して毎月1cm、3日で1mm育っている計算になります。なにものですか。

タテへの伸びに全然追いつかない体重。
試しにBMIを計算してみると、

しゅん=14.6
けい =15.2

という、ヒョロヒョロな結果が。

毎日食べまくるメシは、今のところひたすら、タテへタテへと使われているようです。
体が太らないのでまだ着られているのですが、服もどんどん「つんつるてん」に。
ずっと使い続けていたダイニングテーブルも、いよいよ手狭になってきました。
というより、家が既に手狭・・・(^◇^;

ずんがずんがと、どこまでいくのか。
ヨコへの成長に切り替わる日が怖いです。




夜なべでカレーバンズ

2008-09-19 23:05:19 | おいしいもの

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。

どうしても眠れない夜、3時半くらいから時々ごそごそとパンを作ります。
オール手作りだと2時間半くらいかかるので、いい暇つぶしになるんですよね。

今回作ったのは、バターロール生地にカレー粉を練りこんだカレー味のパン。
甘酸っぱいカレンズが混ぜてあります。レーズンでもいいですね。

照りを出すために、オーブンで焼く前に生地の表面に刷毛で卵を塗るのですが、卵が余ってはもったいないと思い、たっぷりと塗り重ねたら、ものすごく照り照りになりました。

焼きあがる頃には、パンの焼ける香りに、ほんのりカレーの香りも加わって、徹夜の身ながら食欲が湧いてきます。

起きてきて「おお~」と喜ぶ男3人。
キーマカレーを添えて、焼きたてのパンにつけながらぱくぱく食べました。

眠れなかったけれど、なかなかいい朝になりました。




けいけいに似ているウィル・スミス

2008-09-16 23:56:41 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
連休の最終日、家族で「ハンコック」を見てきました。

無敵の体で犯罪と戦い、いいことをしているんだけれど、いつもちょっとやり過ぎて、結局みんなに迷惑がられてしまう微妙なヒーロー、ハンコック。

ハンコックに扮するウィル・スミス、なんだかうちのけいけいに似ているんですよ~。(^~^;

二人を並べると、そんなに顔が似ているわけではないんですが、昔からウィル・スミスの映画を見ていると「けいけいに似ているよね!?」と、いつも両親は意見が一致します。

けいがウィル・スミスに似ているというより、ウィル・スミスがけいに似ているというか・・・。
彼がちょっとすねたように唇を「むにっっ」と突き出すところなんか、けいけいのすねた顔そのもの。笑えます。

でも、しゅんしゅんはけいけいと似ていますが、しゅんしゅんとウィル・スミスは似ていないんですよ。不思議だなぁ。

びゅんびゅん空を飛び、弾ははじき、超怪力、身長188cmのけいけいか(笑)・・・と、ハンコックの活躍を見ているうちに、感情移入したのか、大ピンチのシーンでは思わずじわっと涙が出てしまいました。
けいけいがこんなふうにでっかくなっても、ケガなんかしたら心配するのかなぁ。

みんなで一緒に映画を見に行こうと、親にせがむのも今年が最後くらいでしょうか。
次は「20世紀少年」かな?




バトンがきましたので

2008-09-15 22:10:56 | ヴィシアの日常

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。

かわいいミニチュアダックスのトロちゃんが登場するブログ「気ままな日記」の、のりまき1975さんから、バトンが回ってきました。
自己紹介をするっていう感じですね。

【名前】・・・ヴィシア(由来は、学生時代に研究材料で使っていたソラマメの学名 "Vicia faba" から。)

【年齢】・・・いったんリセットがかかったので、第二の人生ではまだ「3ちゃい」です。(^^;

【恋人】・・・夫あり(ぱぴりお鬼軍曹殿)

【好きなタイプ】・・・スター・ウォーズでいうとルーク・スカイウォーカー。ガッチャマンでいうとオオワシのケン。
実は正統派直球系主人公が好きだということに、友人・フィナンシェちゃん(コンドルのジョー好き)の指摘によって初めて気づく。
いい年になった今、嗜好にもうちょっとオトナのヒネリを加えていくべきでしょうか。
→09/18/2008 訂正:フィナンシェちゃんより直々に「私はケン好きです」とご指摘がありましたので謹んで訂正いたします。すみません。(^人^;
         
【好きな食べ物】・・・キャラメル味全般。ハーゲンダッツのビターキャラメル味は私が死ぬまで売り続けてほしい。ちゃんと買うから。

【嫌いな食べ物】・・・牛乳!ぎゅうにゅう!!ギューニュー!!!

【好きな音楽】・・・わりと何でも。キース・ジャレットも好きだけどケミカル・ブラザーズみたいなのも好きです。iPodの中身はむちゃくちゃです。演歌は聴かないなぁ。

【ブログで気を付けている事】・・・誹謗中傷はしない。うっかり、しゅんけいネタにブログを乗っ取られないようにする。

【罰ゲーム】・・・あのビリー隊長と15分間エクササイズ(たぶんこれで2日くらい死ねます)

【バトンを回す人(スルーOKですよ)と色のイメージ!】・・・いや~こういうのって誰に回したらいいかわからないんです。
もし拾ってもいいよ、って方がいらしたらご自由にお持ちくださいませ。

なので代わりに私の家族のイメージカラーを考えてみました。

ぱぴりお(夫):パステルピンク
しゅん(双子の長男):青
けい(双子の次男):黄色

ものすごくスムーズに思いついたのですが、考えてみると単に「よく着ている服の色」でした。(^^;
あと、しゅんけいには「泥色」「汚れた茶色」「日焼け色」「鼻血色」「かさぶた色」もつけ足さなくては。アースカラー系と言えないこともないか?
わが息子ながらキタナイのう・・・。




しゅんけい工房:休み時間の多面体作り

2008-09-11 23:49:36 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。

東京は私立中学の受験をする子が多くて、しゅんけいの同級生にも受験生が何人かいます。
その子たちはもう早い時期から臨戦態勢で、4・5年生から土日も含めて毎日のように塾通いで、友だちと遊べる日がほとんどないのだとか。
確かにその子たちから、うちに電話が来たことはないなぁ・・・。
何が幸せかは他人には決められませんが、本当なら、DSだ遊戯王だと遊びたい盛りでしょうに、ちょっとかわいそうな気もしますね。

受験をする子としない子で、休み時間の過ごし方も全然違うようです。
そりゃー彼らは休み時間も勉強しているんでしょう・・・。
しゅんけいは、10分や20分の休み時間が暇で暇でしょうがないとか。それはそれで、どうなんだ。(^^;

暇を持て余したけいけいが、「休み時間に作った」と、こんな作品を持ち帰りました。
なんと、緑の画用紙で作った複雑な多面体。

規則的に凹ませたりして、こういう構造のウイルスがほんとうにいそうです。

「何か型紙とか、見本を見て作ったの?」と聞いたら、

「いや、自分で適当に。(^^)」と、さらっと答えたけいけい。

えっ、自分の頭だけで考えたの!?
この空間図形のセンスはいったい・・・。(^◇^;

中学受験にこういう問題だけ出るなら、今からでもさくっといけるかもよ!けいけい!




しゅんけいの南アルプス・ハチ追いレポート(後編)

2008-09-10 22:22:33 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
ハチ追いレポートの続きを書こうと思っていたところに、しゅんしゅんから風邪をもらってしまい、すっかり弱っておりましたが、ようやく良くなってきたので、今日は後編をお届けします。
ハチの子などの画像はないので、虫の苦手な方もご安心くださいね。

さて、前編で収穫したハチの巣。
山荘に持ち帰り、中をチェックします。
巣の部屋に1つずつ、ハチの子が入っているわけですが、中には成長してサナギの状態になっているものもいます。こういうのは除いて、ハチの子だけをピンセットで取り出して冷凍します。

3日間ハチ追いをして、ハチの子を次々冷凍して集めるわけです。
冷凍しても死ななくて、解凍するとしっかり生きてるそうですよ。(^◇^;;

3日間で過去最高の8個の巣を見つけました。
最後の夜はそのハチの子の料理も交えて、お待ちかねの「まんぷくパーティー」。

ハチの子は、スタッフの方が佃煮にしてくれたそうです。

ヴィシア 「で・・・おいしかったの?(^~^;」

けいけい 「あっ、もう、すっごくうまかったよ! ご飯が進むって感じだね! 
なんかね、意外とパリパリしてて、香ばしいんだよね。
よく見ると、『虫だな』って形とかわかるんだけど、うまいから気にならないね!(^^)v」

しゅんしゅん 「オレはね、『絶対食わないぞ』って思ってたんだけど、偶然ひとつ食べちゃったら、『なんだ、うまいじゃん』って思って、結構食べたよ。」

と、二人とも珍味を楽しんだようです。
昨年はバター炒めだったのですがイマイチ不評だったので、スタンダードな佃煮にしたのだとか。
しっかり炒ってあり、小エビのようなパリパリとした食感になっていて、味付けも濃いので食べやすかったそうですよ。

取ったはいいけど、ハチの子なんて食べられるのかな・・・と心配していましたが、私が思うよりもずっと、二人ともたくましかったです。

「おみやげに佃煮を持って帰ろうかと思ったんだけど、おかーさんは絶対食べられないだろうなと思って、やめたんだよね」

そのとおりです。ご配慮ありがとう、けいけい・・・。




しゅんけいの南アルプス・ハチ追いレポート(前編)

2008-09-06 22:52:33 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
しばらく体調が悪かったので、更新できませんでした。

少し日がたってしまいましたが、しゅんけいの夏休み最後のイベント、長野県南アルプス・伊那谷でのハチ追い体験話を聞かせてもらったので、どんなふうだったのかご紹介します。

ずいぶん長々と説明をしてくれたしゅんけい。
ハチ追いというのは長野県ではずっと昔から行われていて、海がない山奥の重要なタンパク源になっていたそうです。

ハチ追いの初めは、ハチ(クロスズメバチ)を捕まえるところから。
木に生のイカを吊るしてハチをおびきよせます。
イカを使うのは、肉などよりも匂いが強いからです。

ほどなくハチがやってきて、イカをかじってお持ち帰り用の肉だんごを作り出します。
そのハチの後ろから、目印つきの肉だんごをそろりそろりと差し入れて、ハチの作っている肉だんごとこっそりすり替えてしまうんです。
トップ画像は、子供たちが息を殺してエサをすり替えようとしているところ。
クロスズメバチはおとなしくて、このくらいのことをしてもめったに刺さないそうですよ。

目印つきの肉だんごというのは、直径4ミリくらいの肉だんごに絹糸を結びつけて、糸の先に、桃の白いネットを細く裂いたものを目印に結びつけてあります。
きゃしゃな絹糸を使うのは、途中の木や巣穴に引っかかった時に、ハチがすぐ噛み切ってくれるように。
噛み切るのに手間がかかる糸だと、また取りに戻ってくるのが遅くなるからなのだそうです。

ハチがうまく目印エサを持って飛び立ってくれたら、あとはひたすら、野越え山越え谷越えて、飛んでいく白い目印を見逃さないように走るのみ。
見失ったらまた最初からです。(^^;
でも、意外と巣は数十メートルくらいの近くにあったりしたそうですよ。

巣は土の中にあるので、巣穴を見つけたらそこに「煙玉」を投入して、中のハチをいぶして気絶させます。
ハチが気絶している間に急いで掘るべし!掘るべし!
5分くらいで目を覚ましてしまうので、時間との戦いだそうです。
もしもハチが目を覚ましたら・・・ 一目散に逃げるべし!

巣は何段かに重なって作られていて、掘り出したら成虫はいらないので、巣穴に戻して、ハチの子の入った巣だけを持って帰ります。
ついにハチの巣ゲットだぜ!



今年のキャンプでは、3日間で過去最高の8個も巣が取れたそうで、満足顔のしゅんけいです。
一仕事終えたあとの長野のリンゴがひときわおいしかったことでしょう。



長くなりましたので、収穫したブツのその後については後編をお楽しみに・・・。