Weblog喫茶 モンブラン

日常のあれこれをのんびり綴っています

新旧フライング・フィンのクールで熱い戦いが始まる!

2015-11-27 22:07:40 | 実はクルマ好きです



今週末はF1最終戦、アブダビGPです。

今年のチャンピオンは既にハミルトンに決まっているので、消化試合なのですが、
ここに至って思いがけず見どころが発生。

前レースで、ドライバーズポイント4位だったライコネン(フェラーリ・赤い人)を、
ボッタス(ウィリアムズ・青い人)が1ポイント差で抜いたのです。

■フィンランド人同士。
(フィンランド人の歴代有名ドライバーは
「フライング・フィン」と呼ばれています。
ボッタスもそのうち呼ばれるようになるでしょう。)

■ライコネン36歳、ボッタス26歳。

■ボッタスは「ライコネンが今年で引退したら、来年フェラーリ入りかも?」とうわさがあったが、
ライコネンが来年もフェラーリに乗ることになったので、
まだウィリアムズで苦戦しそう。

■3戦前と2戦前のレースで、続けて接触し、
双方リタイヤしたりして、急激に「因縁の仲」状態。

最終戦でどちらがポイント上位に立つかが決まります。

二人ともクールなキャラなのですが、
きっと内心火花バチバチなのでは。

最終戦、見逃せません!(^▽^)

(ライコネンの画像:ESPN、ボッタスの画像:TOP NEWS よりお借りしました)


【11/30/2015 追記】

予選は、ライコネン3位、ボッタス6位で、
ライコネンのタイムが上回りました。

決勝は、ライコネン3位、ボッタスはピットでトラブルがあるなどして13位に沈み、
ポイントでライコネンが逆転!

シーズンを通しての獲得ポイントによる順位は、
ライコネン4位、ボッタス5位
という結果になりました。

今から来年3月のシーズン開幕が楽しみです。(^^)


ジュール・ビアンキ、どうぞ安らかに

2015-07-27 21:43:40 | 実はクルマ好きです

F1が好きで、もう25年くらいは観戦しています。テレビでですが。

昨年10月、鈴鹿での日本グランプリは台風によるひどい雨のレースでした。
レース中断も検討される中、フランス人ドライバーのジュール・ビアンキが乗るマシンは、コーナーでハイドロプレーニングを起こし、コースアウトして、先にリタイアしていた他のマシンを撤去中だったクレーン車に突っ込んでしまったのです。

ビアンキは頭部を損傷し、ずっと意識が戻らないまま翌月にフランスへ移送されましたが、この7月17日に、目を覚まさぬまま亡くなりました。
25歳の若さでした。

昨日行われた、F1ハンガリーグランプリ決勝では、レースの前にドライバーたちが輪になって、彼のために黙祷しました。
皆のヘルメットの真ん中に、ビアンキのヘルメットが置かれています。胸が痛みます。

ビアンキは、将来フェラーリチームに参加を期待されていたドライバーでした。
彼もどんなに乗りたかったことでしょう。

レースでは、そのフェラーリのベッテルが優勝し、勝利を彼に捧げました。
ジュール・ビアンキ、どうぞ安らかに。




レッドブルミニに会いました

2011-09-15 15:44:55 | 実はクルマ好きです

今日のお昼、調布駅前を通りかかったら、レッドブルのキャンペーンカーが止まっていました。
BMWミニを改造して、リアに大きなレッドブルの缶を載せています。





キャンペーンガールさんがレッドブル(スモールサイズ)を1本開けてくれたので、暑い中よく冷えたやつをきゅーっといただきました。おいしかった~。

このレッドブルミニ、10台ほどあるそうです。
キャッチコピーの「翼を授ける」にひっかけて、ナンバープレートが「283(つばさ)」になっているのだとか。
おお~ほんとだ。トップ画像でわかりますか?

F1ではレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルが、昨年に続いて早々と今季も優勝を決めそうです。
いろいろ順調ですねー、レッドブル。
キャンペーンガールさんもニコニコでした。(^^)




横浜元町F1公道デモ走行・ブエミ激走!(動画つき)

2011-06-05 13:53:11 | 実はクルマ好きです

今日はぱぴりおと一緒に、朝早く横浜・元町ショッピングストリートまで出かけて、日本初となるF1マシンの公道デモ走行を見てきました。
これまでもサーキット併設のコースや広い駐車場などでのデモ走行はありましたが、普通の公道を走るのは初めてです。

レッドブル・レーシングのマシンを操るのは、弟分チームのトロ・ロッソの正ドライバー、セバスチャン・ブエミ。
商店街の狭い石畳の道を走ります。すぐ目の前です。




圧倒されたのはそのエンジン音。
生で聴くと、まるで身が縮むような大きさです。
こんな狭い道なので、スピードはさほど出していないのですが、ものすごいパワーを感じさせるサウンドでした。

時間の関係か、当初2往復する予定だったものが1往復になってしまい、見られたのも一瞬×2回でしたが、「おお~やっぱりF1ってすごい」と感動しました。

これは絶対、サーキットに観戦しに行かねば・・・!
ブエミ、今日はありがとう。
来週のカナダGPではがんばってね!




ベッテル、おめでとう!

2010-11-19 21:37:56 | 実はクルマ好きです

この前の日曜夜に、今年のF1の最終戦・アブダビGPが開催されました。
ドライバーズ・チャンピオンシップ争いが最終戦までもつれこんだので、ものすごくワクワクして、翌日健康診断があるにもかかわらず、ビールを飲みつつ観戦しました。

結果は、レッドブルのセバスチャン・ベッテル(23歳)が優勝し、最年少チャンピオン記録を塗り替えました。
おめでとう、ベッテル!
感涙にむせび、表彰台で喜びをかみしめる姿は感動的でした。

スタバでナプキンに似顔絵を描いてみました。
アロンソとウェバーも描いたんだけど、失敗したので非公開です。

あー、今年もF1が終わってしまった・・・。
来年3月の開幕まで、代わりの楽しみは何にしたらいいかなぁ。
燃え尽きちゃって少々途方にくれているという感じです。




消化不良ぎみ:ホンダ CR-Z チョイ乗りインプレッション

2010-03-09 20:10:50 | 実はクルマ好きです

週末にホンダのハイブリッドカー「Honda Green Machine」シリーズの3台目、CR-Zの試乗に行ってきました。

結婚前からしゅんけいが生まれるまで、CR-X SiRに乗っていたぱぴりお。
VTECエンジンの高回転の響きと、低い着座位置から得られるスピード感が楽しいクルマでした。
しゅんけいが生まれたので、リアにベビーシートが2つ積めないため手放しましたが、今でもまた乗りたいクルマです。

CR-ZはそんなCR-Xの、あの独特のスポーティーな形をほうふつとさせるデザインです。



小雨の中でしたが、期待して試乗に出かけました。

オレンジの試乗車(トランスミッションはCVT。6速マニュアルバージョンもあります)でディーラーの近所をぐるりと一周しました。
市街地なのでコーナーも少なく、十分にエンジンを回せるほどの道もなかったので、このクルマの全貌をつかむことはできなかったかもしれませんが、一言で言い表すと「物足りない!」という印象です。

1.5L、113馬力のi-VTECエンジンに14馬力のモーターという組み合わせですが、モーターでの発進が結構もたつきます。
いっそハイブリッドではなくガソリンエンジンのみで作ってほしかったところですが、今のスポーツカー離れの世の中、2ドアクーペを売ろうと思ったら、ハイブリッドカーとして出さなければならない大人の事情があったのかなぁ。

着座位置も思ったより高いので、視点が高くなってしまい、スピード感が得られません。
シートはちょっとバケットシート風になっていて良かったです。
メーター周りはボタンだらけでうるさい感じかな。
後方視界はあまりよくありませんでした(ぱぴりお談)。
試乗時にはほとんどコーナーがなかったので、ハンドリングについてはよくわかりませんでした。

スタイリングがよかったので期待していただけに、消化不良な感じといいますか・・・。
マニュアルだともう少し楽しめるのかな?
昔乗っていたCR-Xと比較すると、CR-Zは外見と中身のズレが気になります。
「まずデザインありき」でがんばった開発姿勢は褒めたたえたいのですが、惜しいなぁ。

ネット上では、いずれ「Type R」を出すんじゃないか?という噂もあるようなので、それを待ちたいところですね。




クラスレス世界標準:フォルクスワーゲン(VW) ゴルフ Ⅵ チョイ乗りインプレッション

2009-05-05 21:41:40 | 実はクルマ好きです

インフルエンザの記事が続いて後回しになっていたのですが、この間の休日にぱぴりおと、フォルクスワーゲン・新型ゴルフの試乗に行ってきました。

Golf ももう6代目になりますね。
乗ったのは TSI・Highline(ハイライン)。
TSIエンジンを積んだ4ドアハッチバック、Golf TSI の上級車種です。
車両本体価格(税込み)312万円です。

サイドはウインドーの下、リアではテールランプの下に”くぼみ”を入れて、デザイン性を高めています。
確かに、普通にのっぺりしているよりいい感じですね。







インテリアなどは、先代のゴルフより高級感を感じます。
今回のモデルチェンジに当たっては、コストダウンが図られているそうですが、それは内装をケチったりすることではなく、主に生産効率をアップすることで達成したので、内装などはむしろグレードアップできたのだとか。



TSIエンジンです。
ハイラインでは、スーパーチャージャーとターボチャージャーのツインチャージャーエンジンになっています。



試乗してみると、発進してからターボがかかるまでにちょっとタイムラグがあるのですが、加速は上々で吹け上がりのいいエンジンです。
エンジン音が、1.4Lとは思えないくらい良くて、パワーや重量感は2.2L~2.3Lくらいの感じです。

ゴルフならではの頑丈なボディと、しっかりしたハンドリングで、乗っていて安心感が持てますね。

今回のモデルチェンジで、ホイールサイズを16インチから17インチにアップしているので、橋の継ぎ目を通ったときにはガタンガタンとロードノイズを拾いました。
しかし(試乗では体験するチャンスがなかったのですが)コーナーリングには期待できそうです。

総じて走りの印象としては、前モデルよりもとてもグレードアップしています。
(今回は上位車種に乗ったわけですが)
ゴルフというと、ずっと合格点を取って当たり前、みたいなクルマ作りを続けてきましたが、この新しいゴルフはさらにぐっと平均点を上げて、1.4Lエンジンと思えない走りで、「クラスレス世界標準」という熟成した完成形を本気で狙ってきた感じです。

車内の防音が非常によくできていて、アイドリング時などまるでエンジンが回っていないようだったり、ちょっとイマイチだったドアの開閉音がよくなっていたりと、走り以外の部分でもずいぶん改善がみられます。
リアシートの余裕も十分。成長期のしゅんけいツインズを乗せてもしばらくは安心ですね。

コンペティターとしては BMW 1シリーズや320i、メルセデスCクラスの安いところを食ってやろうというところでしょうか。

企業努力というのはすごいなぁ・・・と感心しました。
だまされたと思って一度乗ってごらん、と人に勧めたくなるクルマですね。
これまでのゴルフのオーナーさんでも、買い換えたくなるかもしれません。




苦労人たちのワンツーフィニッシュ

2009-03-30 00:12:47 | 実はクルマ好きです

2009年F1シーズンが、今日オーストラリアGPで開幕しました。

2008年12月5日の記事で、ホンダのF1撤退について書きました。
どうなることかやきもきしていたんですが、その後、チーム代表だったロス・ブラウンがホンダチームの株を買い取ってマネジメント・バイアウトを行い、設備やスタッフはそのままで「ブラウンGP」が設立されました。
何と開幕戦の3週間前です。

ドライバーもジェンソン・バトン、ルーベンス・バリチェロが継続。
ホンダ時代の昨年は、全く成績が振るわなかったのですが、チームは2008年は捨て、シーズン中から2009年のマシンの開発に集中していたので、今年は活躍が期待されていました。
そのマシンがお蔵入りになることなく参戦できることになり、開幕直前のテストではダントツトップの成績を叩き出したので、私も「今年は面白くなるぞ~」ととても楽しみにしていたのです。

結果は、予選1・2位通過のバトン、バリチェロが、そのままワンツーフィニッシュを飾る快挙。
なんと、初参戦チームが開幕戦で1・2位独占という、F1史上初の記録となったのです。

思えばバトンもバリチェロも、ちゃんとうまいんだけど、マシンがイマイチだったりいろいろあって、どうも勝てないドライバーでした。
年下のアロンソやライコネン、ハミルトンが追い越してワールドチャンピオンになっていくのを、悔しい思いで見ていたことでしょう。

しかし今年はバトン、いけるかもしれません。
バリチェロも一花咲かせられるかもしれません。
苦労人がついに報われるシーズンになるかな。
いや~楽しみです。

(3位には当初、もう一人の苦労人、トヨタのヤルノ・トゥルーリが入ったのですが、レース後の審議でペナルティが科されて3位ではなくなってしまいました。残念だな~・・・)

地上波でのCMのあまりの多さに我慢できず、4月1日放送開始の、生中継CMなし「フジテレビNEXT」に加入してしまいましたよ。

次戦は来週日曜日、マレーシアGPです。
バトンにまたがんばってほしいけど、フェラーリのライコネンもそろそろがんばれよー。

(画像は、表彰台でシャンパン・ファイトをするバトン。 Getty Images からの転載です)




チョイ乗りインプレッション:ホンダ「インサイト」はハイブリッドの刺客になれるか

2009-02-08 23:18:13 | 実はクルマ好きです

すっかり世の中が不況ムードになり、自動車業界は非常に厳しい状況です。

オープンスポーツカー「S2000」の生産を、6月で中止すると発表したホンダも例外ではありません。

そんな中、2/6に発売されたばかりのコンパクトハイブリッドカー「インサイト(2代目)」の試乗に、ぱぴりおと行ってきました。

初代の、昔のシトロエンのように後輪が半分隠れている個性の強すぎな?スタイリングから、普通の5ドアハッチバックに変身。

すぱっと切り落としたようなリアのデザインです。



実車を見た上での印象としては、ボディ下半分のデザインがちょっと物足りないような気がします。

さて、ディーラーさんの近所をぐるっと一回り。

走ってみた印象としては、エンジンはやっぱり非力でしたね。しょうがないんですが。
引っ張って引っ張って・・・という感じで、回転数がすぐ上がります。坂道ではパワー不足を感じました。
高速で走る機会はなかったのですが、おそらくきついでしょうね。

回転数を上げると、エンジン音はちょっと面白いです。このあたりはホンダの味付けですね。
ただ、ハリボテ感というか、「音ばっかりだなぁ」「あの音でこの加速はないんじゃない?」という、がっかり度も大きいです。
1.3Lだし、音を楽しむような個性のクルマじゃないので、しょうがないんですが。

回転半径は5.0m。取り回しはOKです。ちょこちょこっと曲がれます。
直進安定性はちょっと疑問だろうなー、と思います。

サスペンションは硬め。これはもうそういうDNAなんでしょうね。でもゴルフほどゴツゴツはしないですね。

燃費は 30km/L だそうです。プリウスが 36km/L だったかな?なので、がんばってますね。しかし市街地ではさすがにこの数字は無理ですね。

シート・内装は、はっきり言いましてチャチです。
ハイブリッドカーで190万、という「価格ありき」で作られたのでしょうが、正直な感想としては、これならフィットの高いやつのほう(実際に比較しました)がシートも内装もいい。
デザインもフィットのほうがこなれています。

そして、残念だったのが、リアシートのヘッドクリアランスが低いこと。
ディーラーの方に聞くと、リアは身長165cmの人を基準に作っているそうですが、166cmの私ではもうギリギリ、170cmのぱぴりおでは頭がきついです。
育ち盛りのしゅんけいなら、来年にはもうリアではブーイングが起きるでしょう。

リアシートのすぐ横に太いピラーがくるのも心理的にはジャマです。
フィットのリアはもっと天井がゆったりしていて開放感があるので、大きな子を乗せるならインサイトよりはフィットです。

インサイトとフィットは、同じ1.3Lで、価格は190万対130万。
この差額60万は、ハイブリッド代ということですね。

総じて考えると、ちょっとイマイチなところも多い2代目インサイトですが、やはりプリウスより50万円安く、200万円を切る価格でハイブリッド車が買えるというのが、最大のセールスポイントと言えるでしょう。

ハイブリッド車としてはプリウスが売れているけれども、「ハイブリッドで安いクルマ」というセグメントが空いているぞ!というので、とてもあわてて?開発して出した感じがするんですね。
デザインを初めとして色々な部分の詰めや、トータルでのバランス感がよく煮詰められないうちに、大人の事情で出さざるを得なかったのだろうか?・・・なんてことも考えてしまいました。

しかし、安くクルマを買い、ガソリン代も安く上がり、5ナンバーでコンパクト、エコ気分も味わえるという、今の世相に合った「とってもお買い得」なクルマであるとは言えるでしょう。

インサイトはハイブリッドカー市場への刺客になれるのでしょうか。
これで儲けたら、絶対またスポーツカー作ってね、ホンダの人!




情熱とビジネスの間

2008-12-05 23:56:20 | 実はクルマ好きです

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。

来シーズンのドライバー発表が待たれていたホンダレーシングF1チームでしたが、今日、今季限りでF1から撤退することが発表されました。

世界的な不況で、自動車がとにかく売れなくなり、アメリカの3大自動車メーカー(ビッグスリー)も、BMWなどの欧州大手メーカーやトヨタも、業績が悪化しています。

ホンダも例外ではなく、年間500億円かかる「金食い虫」のF1を続けていくのはもう無理ということでしょう。

ホンダは過去、優れたエンジンをF1に供給し続けていましたが、2006年からは車体もエンジンも自社で作る「フルワークス」チームとして参戦しました。

しかし成績は低迷続き。今年も散々な結果でしたが、早くから(今年は捨てて)来年の規格に沿ったクルマの開発に注力しているということで、来期こそはと活躍が期待されていただけに、「一足遅かったか・・・」と残念です。

F1に参加することが、はたして企業にとってビジネスとして益であるかというと、たぶんお金がかかりすぎて、割には合わないのだろうと思います。
宣伝やイメージアップのためなら、他にもっとコストパフォーマンスのいい方法があるでしょう。

けれどもクルマを作り続けている人として、「最高に速いクルマ」「誰にも負けないクルマ」を作って勝ちたい、という気持ちは、あるんじゃないかと思います。

もはや、気持ちだけでやっていける時代ではありませんが、でも情熱の火は消さないでほしいですね。

ビジネスのためだけじゃない、みんな「勝ちたい!」から、あんなきつい仕事をやってるんだよな・・・と思うから、私は毎年F1を見続けているんです。

ホンダがいずれまた、F1に戻ってくる日を待つことにしましょう。

ホンダ所属の、F1界イチのイケメンドライバー、ジェンソン・バトンがこのままいなくなったら寂しいしねぇ・・・。



(画像は Honda Racing F1 Team からの転載です)




極太マンセル

2008-11-09 22:55:36 | 実はクルマ好きです

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
今年のF1も、先日最終戦・ブラジルグランプリが終わりました。

最終戦まで決まらなかったドライバーズチャンピオンは、F1界初の黒人ドライバーである、イギリス人のルイス・ハミルトンが、地元グランプリで逆転に燃えるブラジル人、フェリペ・マッサを、わずか1ポイント差で制して獲得。

マッサはこのレースではみごと優勝し、ハミルトンは5位だったのですが、シーズンを通してのマッサの積算ポイント数(順位によってポイントがもらえる)が、ハミルトンに及ばなかったために、ワールドチャンピオンにはなれなかったんですね。

レース後マシンを止めて悔し涙にくれながらも、表彰台ではファンの歓声に応え「みんなの応援はハートに届いているよ」と、自分の胸を何度も叩いていたマッサの姿に、ドライバーとしての成長を感じましたねぇ。

そしてF1は、来年の3月末までストーブリーグに入ります。
この間って、ヒマなんですよねぇ~。
今日、日本シリーズが終わりましたが、野球ファンの人たちも当分ヒマなんでしょうね。気持ちわかります。

ちょっと抜け殻気分の中、先日のキャンプにしゅんけいが持って行った「UFO・極太」を見てびっくり。

マンセルがUFOに!?
(いや、似てるだけですよね)

マンちゃん・・・
まさに極太ドライバーでした。
F1にまた出てこないかな、ああいう人。




副班長の微妙さ:フォルクスワーゲン ゴルフ TSI Comfortline

2008-07-14 23:19:21 | 実はクルマ好きです

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。

最近あまりクルマの話を書いていなかった私ですが、先日久しぶりにぱぴりおと、フォルクスワーゲン・ゴルフの新しいやつの試乗に行ってきました。

昨年2月に「Golf GT TSI」に試乗して、1.4リッターながらターボとスーパーチャージャーで170馬力のパワーに、なかなか面白いなーと思いました。

今回乗ったのは、そのTSIのエンジンパワーを140馬力まで落として価格を23万円下げた「TSI Comfortline」です。
TSIが本体価格312万円、Comfortlineは289万円ですから、この「ゴルフで300万円の壁を割る」ことに、コンセプトがあったのかもしれません。

ディーラーで試乗車を借りて、二人で近くを一回りしました。




印象としては、やはり140馬力まで落とすと、さすがに物足りない感じがしますね。
ターボでそこそこ稼いではいるのですが、加速の伸びがどうしても今ひとつです。高速追い越しなんかは苦しいでしょう。レジャーではなく街乗りのクルマですね。

ボディのしっかりした感じや、ハンドリングの素直さはゴルフ共通のテイストで、安心感があります。

私としてはキャッチコピーには 「副班長」 とつけたいですね。

特に悪くはないんですが、グループの中から頭一つ抜き出るまでは行かない、そんな微妙~な副班長・・・。(^^;

細かなご予算に応じて、対応できる車種を隙間なく揃えていこうという、フォルクスワーゲン社の戦略なのでしょうか。

とはいえ、私がゴルフを買うとしたら、「なんとかあと23万たして、170馬力のTSIを・・・」と考えるのではないかと思いました。

ブツブツ書きましたが、買わないのにいつも試乗させてくれてほんとにありがとう、ディーラーのNさん。




ルパン三世はなぜフィアット500に乗っているのか

2008-02-22 23:28:59 | 実はクルマ好きです

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
先日の記事では、「007/私を愛したスパイ」に登場するクルマの話を書きましたが、今日はネットニュースでこんな記事を見つけました。

(以下asahi.comより引用)

「ルパン三世」愛用の車、50年ぶりに日本で発売へ

 伊フィアットの日本法人は22日、昨年に50年ぶりとなる全面改良をした小型車「フィアット500」(排気量1.2リットル)を、3月15日に日本で発売すると発表した。1957年に発表された初代は「イタリア産業デザインの傑作」とされ、人気アニメ「ルパン三世」でルパンが愛用する車としても知られる。税込み価格は225万円。08年は3000台の販売を目指す。

 新型500は親しみやすい初代の雰囲気を残しつつ、室内を広くして、環境・安全性能も高めた。フィアットは若者へのブランド浸透を狙い、近く東京・青山にクラブ併設の「フィアットカフェ」を開店する計画だ。

 伊フィアットのロレンツォ・システィーノ最高経営責任者(CEO)は「日本はトップメーカーがひしめく厳しい市場だが、最新トレンドに敏感な人たちに新型車が受け入れられると期待している」と話した。

(引用終了・リンク先には新型500の画像もあります)

この記事でも書かれていますが、イタリア車の旧型フィアット500「チンクェチェント」(画像はこちらをご参照ください)は、ルパン三世の愛車として知られていますね。
アニメの中でルパンたちが小さい500に乗って必死に走り回る姿はユーモラスでした。

しかし、私はある日ふと、ささやかな疑問を持ったのです。
ルパン三世は、祖父アルセーヌ・ルパンをこよなく敬愛しているはず。
そして祖父はフランス人。
どうして愛車もフランス車という設定にしなかったのかな?・・・と。

古いフランス車にも、個性豊かな小さなクルマはいろいろあります。
例えば「2馬力」の愛称がある、シトロエン・2CV。(画像はこちら)
これはルパン三世「カリオストロの城」で、ルパンのクルマではないですが出てきていますね。

ルパンの愛車としては、かつてのフランス小型車の代表、「ルノー・5(サンク)」でもいいかなと思ったんです。(画像はこちら)
このクルマはお尻がストンと落ちていて、横から見ると三角形なんですよ。このヨーロピアンセンスあふれる後ろ姿が最大の魅力でしょうか。

ただ、デザインとしてはフィアット500の方がいかにもキュートでマンガっぽいので、これがルパンの愛車になったんでしょうね。

フィアット500は、リュック・ベッソンの映画「グラン・ブルー」で、ジャン・レノ扮するイタリア人ダイバーのオンボロ愛車として登場します。
「あーなるほど、イタリア人だからチンクェチェントに乗ってるんだ」と、うまい小道具だなぁ・・・と感心した記憶があります。

そんなわけで、私は「チンクェチェント」=「イタリア」を連想するので、フランスとはイメージが結びつかないため、ルパンの愛車としてはずっとちょっと違和感も感じていました。
ルノー・サンクじゃダメ?って感じで。
地味で嫌なら、カタチがもっと派手な「サンク・ターボ」というのもありますから。

とはいえ、長い間イメージが固まっている「ルパンの愛車・フィアット500」。
ルパンシリーズの新作では、クルマも新バージョンにモデルチェンジするでしょうか。ちょっと楽しみですね。




水陸両用カー、ついに誕生:ロータス・エスプリを超えたのか?

2008-02-16 23:55:10 | 実はクルマ好きです

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。

ペーパードライバーでゴールド免許保持者の私ですが、クルマは昔から結構好きでした。

スーパーカーブームの洗礼を受けた世代ですので、やっぱり今でもそういうクルマは面白く感じますね。

さて、今日はネットでこんなニュースを見つけました。
(リンク先には写真もあります)

(以下引用)

”「007」気分で水中ドライブはいかが=スイスのメーカーが潜水乗用車を開発”

【ジュネーブ15日AFP=時事】スイスの自動車メーカー、リンスピード社は15日、ジェームズ・ボンドばりの水中でも走行できる乗用車を開発したと発表した。3月にジュネーブで開かれる国際モーターショーでお目見えする。
 この水陸両用自動車はスキューバと命名された。「007」シリーズの英諜報機関員ジェームズ・ボンドの大ファンの同社社長は、「ここ30年間、どのようにすれば水中を自由に走る乗用車を作ることができるかを考え続けてきた。やっと夢が実現した」と語った。
 スポーツカータイプのスキューバは、乗っている人は水中では酸素マスクをつけて呼吸する。同社長は、防水や水圧など解決しなければならない難しい問題はあったが、最も苦労したのは水中で魚のように動かすことだったと述べた。
 電気モーターで推進するスキューバは、10メートルの深さまで潜航が可能。オープンカーのスタイルにしたのは、水中で緊急事態が起きた際に乗っている人がいち早く脱出できる安全面を考えたのと、窓を閉め切るタイプにした場合に掛かる大きな水圧を避けるためだという。
 スキューバは、ジュネーブで開かれる国際モーターショーで3月4日に報道関係者に公開され、6日から16日まで一般に公開される。同社はこの日の発表では、スキューバの値段は明らかにしなかった。

(引用終了)


この記事を20代の人が読んでも、「007」の例えはわからないかもしれませんね。(^^;

これは、007シリーズ10作目の「私を愛したスパイ」(1977年)で使われたボンドカーのことなんです。
映画で使われたクルマは、イギリスのメーカー「ロータス」が当時初めて作ったスーパーカー、「ロータス・エスプリ」の白(画像はこちらのリンクを見てください)

MI6によって改造されていて、何と水中に潜って、タイヤを格納して潜水艇仕様に変形できてしまうという、実に楽しい設定なのです。

上で引用した記事のクルマは、ライトウェイト・スポーツという感じなので、私としてはやっぱりロータス・エスプリの方が(実現したら)すごいだろうなと思いますね。

余談ですが、この「007/私を愛したスパイ」は、お金はかけているんですけれども、ストーリー性で言うとまぁ荒唐無稽・・・って感じです。

けれどもオープニングはものすごく秀逸でセンスがよいのです。

アルプスの山小屋にいたボンド(ロジャー・ムーア)を、敵が急襲。
ボンドはスキーで逃げ出します。
アルプスの急斜面を滑走しながら、やはりスキーで追ってくる敵との死闘。

敵をかわしたボンド、しかし行く手には断崖が迫る!もう止まれないっ!!

アルプスの目もくらむような断崖からスキーを履いたままダイブしてしまうボンド。
音楽も止み、ひたすら落ちて行き、もはや絶体絶命か・・・。

しかし!

ノーカット(!)のロングショットでカメラが追う中、やがてボンドの足からスキーが外れ、数秒後には真っ青な空を背景に、ポッ・・・とパラシュートが開くのです。

しかもそのパラシュートは、でっかいユニオンジャック柄。
007ファンならニヤリの、心憎い演出です。

このあたりでバックに流れ始めるのが、カーリー・サイモンが歌うメイン・テーマ、「Nobody Does It Better」です。
この曲も歴代のボンドのメインテーマの中でも、かなり名曲だと思いますねぇ。

余談の方が長くなってしまいましたが、007シリーズ、「カジノ・ロワイヤル」の次はできるのかなー。