Weblog喫茶 モンブラン

日常のあれこれをのんびり綴っています

ちょいワルサンタの御用達:ベルギービール「ブーカニア・クリスマスエール」

2008-02-21 23:47:47 | ワイン以外のお酒

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。

健康優良児のけいけいも、ついに今日は風邪で学校を休みました。
赤い顔に血走った目で、暇を持て余して本を読んでいましたが、午後には力尽きて延々爆睡。
食欲は落ちていないのですが、夕食後も熱がまだ38度以上あったので、明日学校に行けるかどうか微妙ですね。

さて、今日はちょっと珍しいビールをご紹介しようと思います。
少し前の話ですが、昨年末に山中湖のオーベルジュ「ル・ラゴン」に行った記事を書きました。

その時にお宿から、お土産にといただいたのがこのビール。
ベルギーの「ブーカニア」のクリスマス限定醸造品(330ml)です。

ラベルのアイパッチをしたちょいワル(かなりワル)サンタのイラストがポイントですね。
歯も抜けてるし、いかにも海賊風。
ベルギーの人、なんでこんな絵にするんだろう・・・。(^^;

このビール、日本での分類は発泡酒になりますが、アルコール分が9~10%もあるので、普通のビールのつもりで飲むと、結構きますよ。

ビールの色は赤っぽい茶色。いわゆる「レッドエール」でしょうか。
泡立ちはクリーミーです。
特徴は、オレンジピールを使っているので、意外とオレンジのフルーティーな香りがすること。
しかし、アルコール分が強いので味わいは強め。コクがあります。

苦味も個性がしっかりした重めの感じなので、イラストは「キモカワ」ですが、男性向けのビールかな。
ママレードのような甘さではなく、オレンジピールの香りと苦味を、ビールの苦さと調和させた感じです。
普通のビールより少しぬるめの温度で飲んだ方がおいしいと思います。

これは、なかなか普通のお店では売っていないようですし、クリスマス限定品なので、飲んでみたいという方は今年の冬までお預けでしょうね。
毎年このイラストなんでしょうか。ベルギー人って面白い人たちだなぁ・・・。




美しいショットグラスで、ハーパー101プルーフのストレートを

2007-01-20 23:44:36 | ワイン以外のお酒

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。

平日は家でお酒を飲むことはありませんが、週末の夜には弱いながらも、ついついいろいろと飲んでしまうヴィシア夫妻。
今夜もDVDを見ながらビールを飲み、そのあとぱぴりおは一人でウイスキーをちびちび。
お気に入りは2005-11-03の記事でもご紹介したことのある、
「I.W.Harper 101 Proof」です。
ブログを通じてお友達になった、バーテンダーさんの竜之さんに教えていただいた、今では販売されていない幻のお酒。
バーボンウイスキーの「I.W.Harper」のアルコール度数の高めのバージョンです。

ガツンとアルコール感が来るパンチが効いた味なので、2005-11-03の記事ではオンザロックにしていますが、ストレートで飲むのが一番個性を楽しめるでしょうねー。
となると、やっぱりそれ用の、小さなショットグラスが欲しいところ。
でも、うちにはショットグラスがなかったので、しばらくデパートなどに行くたび探してみたのですが、冷酒用のグラスはあれど、バーで出てくるようなシンプルなカットのウイスキーのショットグラスは全然見つかりませんでした。

そこで、”お酒の知恵袋”竜之さんに、
「いいショットグラスを探しているんですが・・・」
と相談したところ、さっそく
「浅草駅すぐそばのグラス屋さん『創吉』さんはいかがでしょう?」とご紹介をいただきました。

なので、
2007-01-07の記事で、ぱぴりおの誕生日祝いに浅草に行った折に、「創吉」さんにお邪魔しました。
小さなお店なのですが、美しいカットを施したグラスがたくさん。
薄めに軽く作ってあるものが多く、精密で細かいカットがきれいです。
お店の隅にはカット用の機械がありました。
ぱぴりおと私、長考の果てに、いかにも職人さんというたたずまいのご主人から、画像のショットグラスを1個ずつ買い、
夜にさっそく「I.W.Harper 101 Proof」をいただいてみました。

大きさの参考のために、彼のメガネを一緒に写してありますが、
このグラス、高さは7cmくらい。
写真の量で30mlくらい、お酒が入ります。
こんなに飲むと、私はもうヘロヘロになってしまいますねー。

このグラスはふだんは食器棚の中で、週末の夜の出番を待っています。
コルトレーンなど流しつつ、
小さく薄く美しいショットグラスで、ちびりちびりと強いお酒をいただくと、
ウチのダイニングテーブルも、なにやらしみじみとBARの趣に。
グラスって雰囲気作りには大切なものですねぇ。
ちょっと今年はがんばって、間接照明など導入したいところですね。

ぱぴりお・小倉出張の旅 後編:焼酎の名品「森伊蔵」を楽しむ

2006-04-24 21:45:56 | ワイン以外のお酒

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
1泊2日で福岡県小倉へ出張した夫・ぱぴりおの小倉ルポ、今夜はその後編です。

昨日の前編でご紹介した、世界の雑貨村の黄金のカエル。
「大きさはどのくらい?」と、harryさんからご質問がありました。
ぱぴりおに聞いてみると、「30cmくらいだったかな」とのこと。
30cmの金ぴかガエル・・・。(^^;;
これはご利益があるかも。
別のカエルたちの写真もご紹介します。

ちょっとグロですねー。魔よけみたい。

さて、2日目のセッションを聞き終えたぱぴりお氏、福岡空港から東京に帰る前に、空港内で再び寄り道・・・。


鹿児島の焼酎の名品「森伊蔵」が飲めるという、「森伊蔵バー」。
「森伊蔵」は、月に10日間だけ予約を受け付けて、抽選で当たった人だけが買えるという幻の焼酎なのです。
ぱぴりおは前に予約電話をかけたことがあるのですが、混んでいてつながらなかったとのこと。


これが「森伊蔵」オン・ザ・ロックです。
おつまみは、いか明太と枝豆。
飲み口はすっきり、あっさり、爽やかで、臭みは全然なく、いくらでも飲める感じだとか。
出発までの10分くらいで、あわただしくおいしい焼酎をあおったぱぴりお、ご機嫌で飛行機に乗り込んだようです。いいなぁ・・・。

おみやげは、「ロイヤル」のスイートポテト。


以前このブログでも取り上げたことがありますが(2005-07-01の記事)、おいしいんですよね~。紅茶と一緒にいただくとシアワセ感たっぷりです。

小倉は福岡に近く、再開発でいろいろ大きな立派な施設があったりするのですが、肝心の人がどこもあまりいなくて、閑散とした感じだったとか。
これといって人を呼べる観光などの特徴がないので、苦しい財政事情のようです。
せっかくホテルやデパート、展示場があるのですから、何かいい町おこしのアイディアを出して、がんばってほしいですね。
ぱぴりお、出張お疲れ様でした。次はいつ、どこへ・・・?


I.W.HARPER 101 Proof でオトナの時間を味わう

2005-11-03 18:43:30 | ワイン以外のお酒

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
今夜は「Weblog Bar モンブラン」という趣のヴィシアでございます。

当店によく遊びに来てくださる、プロのバーテンダーさん・竜之さん。
ご自身も素敵なブログをお持ちでいらっしゃいます。
さすがお酒のプロ、ワタクシの聞いたこともないような世界のお酒の記事がたくさんあり、「ほおお~」と感心しつついつも拝読しています。

その竜之さんのブログで、先日バーボンウイスキー「I.W.HARPER Gold Medal」が取り上げられました。
実は夫・ぱぴりおは、バーボンウイスキーが好きで、二人でデートすると結構ハーパーを頼んでいることが多いです。
なのでこの記事を、「ふむふむ・・・」とじっくりと読んでおりました。

すると記事のおしまいの方に、「I.W.Harper 101 Proof」という、アルコール度数の高めのバージョンがあり、パンチが効いていて好きだったが、現在は終売となってしまった・・・との記述がありました。

ハーパー好きのぱぴりお氏、すっく と立ち上がり、また座って(笑)、早速楽天で検索!・・・全て「在庫なし」。
しかしこんなことであきらめる氏ではありません。
返す刀でヤフオクに切り込み、見事「101 Proof」の出品を探り当て、めでたくご落札の運びとなったのでありました。

届いたお品がトップ画像です。
よく見る金色のラベルと違い、渋さあふれるシルバーのラベル。
そしてウイスキーの色の深みのあること!
何とも魅惑的な濃い琥珀色、思わずぱぴりおと「これはおいしそう~」と見とれることしばし。


ロックでいただくことにしました。

私もぱぴりおも、ウイスキーのインプレッションはどうやったらいいのかよくわからないのですが、こんな印象でした。

<外観>
濃い琥珀色。粘性は高め。とろりとした感じ。落ち着いた透明感がある。

<香り>
鼻を近づけると、素晴らしく際立ったバーボンウイスキーの香りがする。樽香?というのか?木工場に入り込んだような、森の伐採場に入り込んだような、えも言われぬ木の香り。

<味わい>
竜之さんの「パンチの効いた」という表現どおり、確かにアルコール度数が高い(50.5度!)せいか、苦味が際立つ大人の味。舌にも刺激が結構きます。
ヴィシアの印象としては、女性を寄せ付けない硬派なオトコの味わい。ワタクシにはロックではとっても強くて、ほんとにちびちびとしか飲めませんでした。(^^;
でもほんとうにおいしいです。ぱぴりおも感動しつつ 飲んでいました。
味わいは骨太で、実にがっちりしています。強いお酒なのですが、この個性を存分に味わうためにも、薄い水割りやカクテルなどにはしないで、やっぱり竜之さんのお勧めどおり、ストレートやロックでいただくのが、オトナの気分に浸れますね。

おつまみはスタンダードに柿の種 を合わせたのですが、とってもよく合いました。ウイスキーに初めて柿の種を合わせた人は偉大だなぁ・・・。

この101 Proof、教えていただいたお礼に、竜之さんにもおすそ分けしようと、ぱぴりおはお店に伺うのを楽しみにしています。
今回はヴィシアは置いてけぼりですが 、どうぞ酒好きのオトコ同士で、存分にウイスキー談義をお楽しみくださいませ・・・。

BAR インプレッション:新宿都庁展望室のバー&「パーク・ハイアット東京 THE PEAK BAR」

2005-08-14 02:17:56 | ワイン以外のお酒

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
幸いなことにプロのバーテンダーの方も見てくださっているこのブログですが、今日はゴーマンにも「BAR インプレッション」なぞ、おこなってみたいと思います。

うるさいしゅんけいが今度の金曜日に帰ってくるので、二人きりの楽しい週末も今回が最後。
なのでいそいそと新宿へお出かけしました。
デパートでウインドーショッピングを楽しんだ後は、西口から都庁へ。
実はここの45Fの大展望室には、レストランバー「Bar T.R.N. La TERRAZZA By Sabatini」が併設されているのです。
わりとリーズナブルに夜景も十分楽しめるとのことなので行ってみました。

エントランスはこんな感じです。↓

スプリッツァーとパスタ・ジェノベーゼを注文しました。

内装は、もともとこのフロア自体がバー開業を目的に作られたスペースではないので、どうしてもクラス感という点では今ひとつでした。

夜景はなかなか素晴らしいのですが、なにしろ大展望室の一角にあるスペースという感じで、完全に展望室と壁で仕切られているわけではなく(椅子で仕切ってあったりする)、エレベーターからわらわら降りてくる観光客(韓国・中国の方多し)がどやどや展望室の窓に向かうさまが丸見えだったり、仕切りの椅子越しににぎにぎしい色のおみやげショップが丸見えだったりと、バーとしてのムード作りという点では今ひとつでした。

スタッフの教育もさほど上質ではなく、サービスのレベルが今ひとつで、チャージが¥525なので仕方ないのかもしれませんが、オトナのデートにはちょっとね・・・という感じでしょうか。
しかし、スプリッツァーもパスタも味はなかなかおいしかったです。
ですから窓辺のいい席をゲットして、夜景をたっぷり楽しみつつ二人の世界に浸れば、価格もリーズナブルですし、多少のことには目をつぶってあげてもいいかもしれません。

とはいえ私たちはあいにく窓から離れたテーブル席でしたので、少々欲求不満がたまり、「じゃあお店を変えましょう」ということで、トップ画像の夜景だけ撮ってここは早々に退散することにしました。

でもせっかく都庁にきたので、「都庁キーホルダー」でもないかと思って(爆)、バーの前のおみやげ屋さんをチェック。
欲しい感じの「都庁キーホルダー」はありませんでしたが、何とキティちゃんの「都庁限定マスコット」を発見
いつもコメントをいただいているミュンコさんに、ぜひ教えてあげようと思い、写真を撮ってきました(笑)。


ミュンコさん、見てますか~?(^^)v

さて、都庁を出た私たちは、近くの「パークハイアット・東京」へ向かいました。
http://www.parkhyatttokyo.com/

ここの41Fにラウンジがあり、その隣にバースペースがあるのですが、先日二人で夜遊びに行きここで飲んだところ、なかなか感じがよかったので、また行くことにしたのです。
ホテルのバーは旅行者が来るところですから、ワタクシのようなシロウトでもわりと気軽に入れて、良質のサービスを受けられるので便利ですよね。

入るとやはり内装がきちんとしていて、ラウンジなので席がソファーで座り心地がよく、スタッフもよくトレーニングされていて、とても快適な気持ちになれました。
もちろん夜景もバッチリです
飲み物は、ぱぴりおはジャック・ダニエル、私は「ベリーニ」というシャンパンとピーチジュースのカクテル、おつまみはロースト・ミックス・ナッツを頼みました。
ここのナッツは、¥900なのですが量がかなりあって、カクテル1杯ではナッツが余ってしまうほどなのです。

ほどよく二人ともいい気持ちになって、たくさんおしゃべりした後は、少し涼しくなった夜風の中を家に帰りました。

シロウトながら思うのですが、バーというのはやはりお客さんにとっては「非日常」の空間なのだと思います。「ハレ」の場といってもいいでしょうか。
「今夜キメるぞ」と意気込んでいるカップル、仕事帰りにリフレッシュしたいおじさん、私たちのような週末デートの夫婦・・・。
みんな「いつもと違うオシャレな夜」を求めているんだと思います。

そんな時、おいしいお酒やおつまみが気持ちをよくしてくれることはもちろんですが、スタッフの洗練された上質なサービスというのも、重要な要素だと思うのです。
決してダサくなく、差し出がましいことなく、それでいて細やかに心を配ってくれる。ムダ口は決して叩かない。不必要に歯を見せ過ぎたりしないが、穏やかで心のこもった微笑をいつも浮かべている。

パーク・ハイアットのバーラウンジのスタッフは、ホテルということもあり時間帯のわりには女性が多いのですが、女性の悪い面としてありがちな「お酒がらみの接客業のがさつさ」がなく、みな必要以上に気配を感じさせない、よく教育された上質なスタッフでした。

私はシロウトではありますが、「サービス料」や「チャージ」として飲食代とは別にお金を払う以上、「私がスタッフをやった時以上のサービス」を受けることは、ある意味当然のことだと思っています。
それが、オトナのお金の使い方であり、オトナとして扱われることではないかとも思います。

ホテルのバーは、そういう点(サービス)で、あまりハズレがないので、安心して飛び込みで入ることができるので、気に入っています。

ちょっとナマイキなことを書いてしまいましたが、ホテル・バーはまた別のところにも行ってみたいと思っているので、またインプレッションしますね!