モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
バレンタインデーでしたが、あいにくの雨模様の東京でした。
おそらくこの日、世界中でチョコレートがもっとも飛び交う国、ニッポン。
私の小さい頃でしたか、あの「♪不二家・はあっとぉ~ちょこ・れいと!」というCMソングにのって、バレンタインデーなるものが存在することを知ってから幾星霜・・・。
あのナッツの入ったハートチョコは50円だか100円だか、だったと思いますが、
今や”本命”ダンシ一人当たりに費やされるチョコ単価は、その何十倍になったことでしょうか。
バレンタインデーがティーンエイジャーの専用イベントだった時期は一瞬で過ぎ去って遠くなり、下は幼児から上はシルバーエイジまで浸透しましたね。
おじいちゃんはチョコよりおせんべいの方が好きだったりしますが・・・。
というわけで、当年10歳・小学4年生のしゅんけいツインズにとっても、やっぱり気になる2月14日。
昨年は、学校でチョコが飛び交うのを横目で見つつ、二人とも轟沈したそうです。(^^;
そもそも小学校にチョコなんて持っていっていいの?と思ったのですが、一応禁止と言われてはいるものの、女の子たちは皆こっそり持ってきてしまうので、先生も全部取り上げるわけにもいかず、黙認せざるを得なかったのだとか(しゅんけい談)。
しゅんけいは、別に気になる女の子がいるとかいうわけではなく、日常は学校でも放課後もクラスのヤローどもだけで、ポケモンだ遊戯王だドラクエだ・・・とひたすらむさ苦しく集っているので、ただ単に「チョコがもらえるんならオレたちも欲しいな~」という、純然たる食い意地だけの問題のようです。
(それじゃモテないよな・・・。)
しかし、彼らなりに「なぜオレたちは昨年チョコをもらえなかったのか?」という問題分析はしたらしく、その回答として
「いっぱいもらえる男は、
1)運動ができる
2)見た目がいい
ってことだとわかった (^^)(^^)」 と報告がありました。
10歳にして、真理だな・・・。
そして今日。「もらえるかなぁ・・・」とちょっと自信なさげに二人で登校していったので
「しょうがないのう~」と、ヴィシアおかーさん、お気に入りのおいしいケーキ屋さん、府中市の「リュミエール」さんでチョコレートを買ってきました。
ここはケーキも焼き菓子も大変おいしいのですが、チョコレートもおいしいんですよ。
形は皆シンプルなのですが、いいチョコレートやプラリネを使っていて、味第一というこだわりを感じます。
しゅんけいには4個入りの詰め合わせを1箱ずつ。
毎年ぱぴりおにチョコをあげてはいなかったのですが、せっかくなのでぱぴりおにも6個入りを買いました。
トップ画像がぱぴりお用のセットです。
上段左から右へ、カルバドス、エスプレッソ、フランボワーズ、
下段左から右へ、カネル(シナモン)、テ(紅茶)、ディタ(ライチリキュール)。
コクがあり濃厚なので、満足感たっぷりです。紅茶とも好相性でした。
学校から帰ったしゅんけい、チョコはもらえなかったそうなので
サプライズで1箱ずつプレゼントしたら、二人とも大喜びでした。
話を聞くと、今年は女の子が誰もチョコレートを持ってきていなかったので、しゅんけいだけでなく、男の子はみんなチョコがもらえなかったそうです。
学校から「チョコ禁止」というお達しは聞いた覚えがないので、きっと女の子のおうち同士で今年は”自粛モード”ということにしたんでしょうね。
楽しいイベントだとは思いますが、チョコを買うお金がかかったり、
校則違反のお菓子を持ってくることになったり、
女の子の間で見栄の張り合いになったり、
「3倍返しだよ」なんて末恐ろしい言葉を(冗談交じりでも)言われたり、
男の子が「勝ち組・負け組」に分けられちゃったりすることにもなるこの日。
やっぱり小学生のうちくらいは、自粛モードでいいんじゃないでしょうかねー。