けいけいが学校から帰ってきて、ジュースと麦茶をがぶがぶと飲みながら、
けいけい 「Gせんじょう?のなんとかって曲あるでしょ」
ヴィシア 「G線上のアリアかな?」
けいけい 「そうそう。それってクラシックだよね?
おれ、タイトルだけ聞いたとき、ガンダムの中の曲だと思ったんだよねー。
Gはガンダムで、アリアってキャラか何かが出てきて、
G戦場のアリア。」
けいけいの学校にも、ガンダムファンは結構いるようす。
彼らの前で大ボケかまさなくてよかったね、けいけい。
アメリカのジョージア工科大学の研究グループが、新しいインフルエンザワクチンの接種方法を開発したそうです。
(写真は「Nature Medicine」誌より引用)
体内で溶けるポリマー(樹脂)製の長さ650μm(0.65mm)の小さな針にインフルエンザワクチンが練りこんであり、その針を3mm×3mm四方にずらっと剣山のように並べてパッチ(dissolving polymer microneedle patch)を作ります。
写真aが針のアップ。
写真bは、アメリカのニッケル硬貨と針の高さを比べたものです。
このパッチをブタの皮膚に貼ると、写真cのように針が刺さります。
わずかに血がにじむ程度で、ほとんど痛みはないそうです。
そして、体内で針はすぐに溶けはじめ、下の写真のように、5分後には90%が溶けてしまうそうです。
このパッチを使って、マウスとブタで実際にインフルエンザワクチンを接種したところ、従来の筋肉注射法と同じくらい、抗体を作る効果があったそうです。
筋肉注射は痛みもあるし、注射に手間もかかり、注射針などの汚染されたゴミが大量に出ます。
このパッチ法なら、痛みや出血も少なく、手軽で迅速に接種でき、ゴミも少なくなります。
ぜひ早く実用化して、次のパンデミックにはこの方法でワクチンの接種効率が上がったらいいなと思いますね。
暑かった今年の8月も終わり、そしてしゅんけいの中2の夏休みも終わりました。
去年と同じ轍は踏むな、と言っておいたのに、8月も末の29日から、お尻についた火が全身に回って火だるまになりつつ、夏休みの宿題に追われるしゅんけい。
見ている親はがっくりです。
バスケ部の仲間が夏休み最終日の31日に皆でパーティーをやろうと言っていたのですが、けいけいはとうとうそれにも参加できず、残念がっていました。
すると、夜になって仲間たちがうちにやってきて、
「たこ焼きパーティーをやったんだ。けいの分だよ」
と、お手製のたこ焼きをくれたのです。
「家族にはあげないで、お前一人で全部食えよ。1個ずつ一口で食うんだぞ」
と念を押され、友情に喜びながらも不審がるけいけい。
皆が帰った後、けいけいはたこ焼きをじっくり眺め、
「あいつらがまともなものをくれるはずがない。絶対、変なもの入れてる」
と断言しつつ、言われたとおりに1個ずつ、ゆっくりとたこ焼き・ロシアンルーレットを食べ始めました。律儀だな~。
何ともいえない慎重な表情でたこ焼きを頬張るけいけい。
「うん、うん・・・お?・・・辛い~!」
いきなりの七味唐辛子入りに、水をがぶ飲みのけいけい。
普通のもありましたが、半分以上はマトモではなく、以下、けいけいのメモによると
・七味唐辛子×2
・激わさび めっちゃ辛ぇ
・甘い。メープルシロップ?
・酸っぱい?
というすごいものを食べさせられました。
しばらくするとちょっとお腹を壊していたのは、これが原因でしょうか・・・。
そんな地獄のように熱い友情の差し入れのおかげもあってか、けいけいは何とか宿題を全部完成させることができました。
これからはちゃんと計画通りに宿題やるんだよ~。