Weblog喫茶 モンブラン

日常のあれこれをのんびり綴っています

山中湖の隠れ家オーベルジュで美食の夜

2006-12-31 20:28:18 | おいしいもの

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
2006年も残りわずかとなりました。皆様にはどんな1年でしたでしょうか。
明日からはまた、新しい年をご一緒に過ごしていきましょう。(^^)

さて、うるさい小4ツインズ・しゅんけいが島根へ旅立ち、すっかりまったりムードのヴィシア家。
しかし、年末に今年最後のひと遊びを・・・と、12/28-29にかけて、1泊2日でぱぴりおと二人でプチ旅行に行ってきました。

旅の目的地は、富士山麓・山中湖。
この湖のほとりに、一軒のオーベルジュ(宿泊施設つきのレストラン)がこっそりたたずんでいます。
そこで富士の自然と景色を楽しみつつ、美食も楽しんじゃおうという、プチ旅行にしては少々欲張りなプランです。

お店(お宿?)の名前は「オーベルジュ秋桜(コスモス)」。
きれいな緑色の板壁の、静かな一軒家です。
2階のお部屋の窓からは、山中湖の向こうに富士山がきれいに見えました。
トップ画像は夕方の富士山です。


あたりをいろいろ巡って、温泉に入ったりして遊んだ後にチェックイン。
早くも夕食が待ち遠しい、小学生状態のヴィシア夫妻です。
1階のダイニングで、しっとり暗めの照明の中、カップルで静かにいただくディナーはまた格別。
(画像はわかりやすいように、明るさの補正をしていますが、実際はもっと暗いです)

黒パン生地のクルミ入りバゲットに、炙って少し溶かしたカマンベールをのせたアミューズ。

とろけたチーズとクルミが合いますねー。

ホタテとグレープフルーツのオードブル、サラダ添え。

ごく軽くソテーしたホタテに、フレッシュなグレープフルーツをのせ、マスタードドレッシングでさっぱりと。これもいいバランスの味わいです。
添えたグリーンサラダには、削りたてのパルミジャーノ・レッジャーノがたっぷり。

魚料理は、鮭と牡蠣のプロヴァンス風。

脂ののった鮭をポワレして、軽くソテーしたミルキーな牡蠣と合わせ、カリカリに焼いた鮭の皮をのせています。ソテー野菜をたっぷり添えて。
敷いてあるプロヴァンスソースは、一般的なオリーブオイル+ニンニク+パセリに、青じそを加えた香りの良いオリジナル。

肉料理の前に、お口直しにさっぱりしたグラニテ(カキ氷風シャーベット)。柚子風味です。ハーブの感覚で柚子の苦味を味わいます。


メインの肉は、特選和牛のサーロインステーキ・グリーンペッパーソース。

これはほんとに驚くほどのおいしさでした。決して大きいお肉ではないのですが、肉質も焼き加減も素晴らしい。隠し味に醤油を使った、ちょっと和風の粒々グリーンペッパーソースがまたスパイシーで・・・。
グラスのハウスワインの赤を合わせていたのですが、ワインが全然力不足に感じられてしまうくらいの、存在感あるお料理でした。

デザートは、抹茶のアイスクリームのココアクレープ包みチョコレートソース、飴がけ。

抹茶とココア、そしてカラメルの3種類の苦味のハーモニーが大人っぽいデザートです。
飴がけデザートを初めて食べたぱぴりお、案の定飴が口に刺さっていました。(^^;;

満腹で酔っ払い、すっかり上機嫌のぱぴりおとよろよろと2階に上がり、ばったりと早々に寝てしまった私。
山中湖畔の静かな年末の夜は、ひっそりと更けていったのでありました・・・。

2007年最初の記事は、山中湖の旅・第2回でいきますね。
来年もご愛読、どうぞよろしくお願いいたします。(^^)

しゅんけい10歳、夜行バスで青春の旅立ち

2006-12-27 22:28:02 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
久しぶりの更新になりました。
クリスマスイブあたりから風邪を引いてしまって・・・。
流行のノロウイルスではなくて、普通の咳が出る風邪だったのですが、やっぱりあなどれないのは同じですね。皆さんも気をつけてくださいね。

さてそんなわけで、おかーさんの体調がいまいちでしたが、一応とどこおりなくヴィシア家のクリスマスイブは、おいしいクリスマス仕様のレアチーズケーキと共に終わりました。
寝る前に毎年恒例の、新聞紙で巨大な靴下を作り、枕元に置いて爆睡中のしゅんけいのもとに、どうやら深夜にサンタさんも無事来て、「ニンテンドー・Wii」をガサゴソ苦労しつつ置いてくれたようで。
(サンタさん、この日のために冬空の下、トイザラスに朝6時から並んだのかもしれない・・・)(^◇^;;

まだ暗い朝5時にぱっちり目覚めたけいけいの「ぬぉぉぉ、やった~!!」という雄叫びで、25日月曜日が始まったのでありました。

その日は小学校の終業式。
朝からアドレナリン出まくりのしゅんけいをとにかく学校に行かせ、通知表と宿題をもらって来させると、早速出発の準備です。
しゅんけいは、この夜、新宿から二人で夜行バスに乗って、島根県益田市のおばあちゃん(ぱぴりおのお母さん)のところに行くのです。

夏休みには飛行機で島根に行き、向こうのいとこたちと共に楽しい4週間を過ごしたしゅんけい。
「お正月も来てよ~」といとこたちからラブコールが頻繁なので、じゃあ冬もお願いしようかとなったのですが、問題は交通費。
またまた飛行機では、ヴィシア家も大変です。

なので、ぱぴりおも若い頃帰省に利用していた、運賃の安い夜行バスで行かせてみることにしました。
長時間になるのでちょっと心配なところもあったのですが、そこはそれ二人旅ですし、男の子はちょっと早めに冒険させるのもいいかな?・・・と思った次第です。

夜7時。新宿駅新南口そばにある、JRハイウェイバス乗り場。
次々と高速バスが入っては、乗客を乗せて出庫していきます。
しゅんけいのバスもそろそろ来る時刻です。
「トイレに行っておいたら?」と言うと、二人とも立ち上がり、
どちらからともなくしっかり手をつないでトイレに行きました。
やっぱりちょっと不安なんでしょうね・・・。

でも、バスが来て乗り込んでしまうと、あとは早くも旅気分全開の10歳。
ニンテンドーDSを取り出して、遊ぶ準備万端です。
(クリスマスプレゼントの「Wii」も、しっかり荷物で島根に持っていきます)
二人とも満面の笑顔で窓からおかーさんに手を振り、あっという間にバスは行ってしまったのでした。
おかーさんだけ「じわっ」ときちゃって、なんか損した気分ですねぇ。

翌朝、無事に島根でお迎えのおばあちゃんと会い、家に着いた、とけいけいから電話がありました。
さて、これから2週間、極楽の日々を過ごすしゅんけい。
たるみきって帰ってくること間違いなしですね~。
3学期はどうなることやら・・・。

(明日から1泊2日で、私とぱぴりおもちょっと骨休めにプチ旅行に行ってきます。
帰ってきたら旅行記をアップしますので、お楽しみに!)

水たまりの中のオトコ気

2006-12-19 10:11:57 | ノンジャンル

モンブランへご来店の皆様、こんにちは。
やっぱり年末は何かとあわただしいですよねー。
毎日更新したいなと思っても、意外とできないもんです・・・。

今朝、ネットでニュースをチェックしていたら、読売新聞のサイトでこんな面白い記事を見つけました。
ちょっと長いですが引用します。

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<オス誕生のカギ、「オトコ気」遺伝子を発見>

 生物はもともと女性で、男性は女性から変化して生まれた――。

 生物進化の過程でオスが誕生する鍵となった遺伝子を、日本の研究グループが世界で初めて発見した。新遺伝子は、OTOKOGI=侠気(おとこぎ)=と命名され、19日付の米科学誌カレント・バイオロジーで報告した。

 男女間で生殖する有性生殖は、性が異なる二つの細胞がくっついて遺伝子を交換する「同型配偶」から出発、その性が後に、精子を作るオスと卵子を作るメスへと進化したと考えられている。

 東大の野崎久義助教授(生物科学)らは、神奈川県内の湖で見つけた緑藻「ボルボックス」の新種の雄株から、オス特有の遺伝子OTOKOGIを発見。この遺伝子が、同型配偶するクラミドモナスという緑藻の性を分ける遺伝子から進化し、精子の核にあるたんぱく質を作ることを突き止めた。

 ボルボックスと遺伝的に近いクラミドモナスはプラスとマイナスの性があり、特定の遺伝子を持つとマイナスの性になるが、どちらがオスとメスに進化したかは不明だった。今回の研究で、性を分ける遺伝子を持たない生物がメスで、この遺伝子を後から持つようになったオスが生まれた可能性が高いことがわかった。野崎助教授は「日本人が見つけた男性に最も重要な遺伝子という意味で、侠気と名づけた」と話している。

(2006年12月19日2時11分 読売新聞)

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原始的な生命はそもそも「メス」しかいなかったんですが、進化の過程で精子を作る「オス」ができて、有性生殖をするようになりました。
この「オス」ができるきっかけになった遺伝子が、このほど東大の研究グループによって初めて見つかったというわけなんですね。

面白いのがその遺伝子の名前です。
「OTOKOGI」(オトコ気=侠気)
と名づけたんですね~。

私は一応分子生物学を少々かじっていました。
新しい遺伝子を発見すると、見つけた人やグループが命名します。
世界共通で使う名前なので、命名についてはガイドラインがあり、英文アルファベットや数字を組み合わせてつけることが多いです。

わりとそっけない略号みたいな名前がほとんどですが、中には「fushitarazu(フシタラズ)」なんていう面白い名前の有名な遺伝子もあります。
ちなみにこの「フシタラズ」遺伝子は、ショウジョウバエで見つかったもので、この遺伝子がなくなってしまったハエは、体の節(体節)がなくなっちゃうんですよ~。

それから、「ノウダラケ(脳だらけ)」なんてすごい名前の遺伝子もあるんです。
これは、プラナリアで見つかった遺伝子で、この遺伝子が壊れると、プラナリアの体中に脳ができて「脳だらけ」になってしまうという・・・。ちょっとホラーかも。

この名前は公式に認められている名前ですから、海外の学会でもガイジンさん博士たちが
「フシタラズ!」
「ノウダラケ!」
なんて熱くディスカッションしているんでしょうね。

そして今回そこに、
「オトコギ!」
が加わったわけですね。(^▽^;

ちなみに、この「侠気」遺伝子が見つかった、ボルボックスという生き物は、湖や水たまりなんかに住んでいる緑藻です。
顕微鏡でないとよく見えない、植物プランクトンですね。
こんな生き物です↓


(水中微小生物図鑑“Microbio-World”より)

お水の中でのんびりくるくる回りながら静か~に生きている、かわいいビー玉みたいな藻です。
中に入っている小さな丸い緑の玉は、子供のボルボックスです。
とても「侠気」が想像できない・・・。
東大の先生は健さんファンだったのでしょうか・・・。
日本人男性からオトコ気が減りつつある今、公園の池のボルボックス君にがんばってもらいましょうかねー。

けいけい、恐怖の算数問題を解く

2006-12-14 00:07:20 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
寒くなった中を、毎日学校に通っているしゅんけいツインズ。
毎朝余裕をかましているので、私に「早く行きなさい!」と怒られています。
どこのおうちもこんなものでしょうか・・・。

さて、けいけいのクラスでは、今算数で「小数の計算」を習っているらしいです。
教科書やプリントだけでは面白みがないということなのか、先生が「クラスの中で問題の出し合いっこをしよう」と企画したそうです。
小学4年生たち、そういう企画にはノリノリで、さっそくそれぞれ友達に問題を作りました。

けいけいには、だいき君が筆圧も強く、ぐりぐりとこんな問題を書いてくれたそうです。↓



左側には筆算の計算問題、そして右側には文章題が。
ちょっとコピーの端の方が切れてしまったのですが、この文章題が傑作です・・・。

<文章題>
エイリアンの血が1.5リットルあります。そこに0.8リットル入れると合わせて何リットルでしょうか。

<文章題>
9.9gのチョコレートがありました。そのうち、5.6gがとけてしまいました。とけずにのこったのは何gでしょうか。

いや~、算数の問題で「エイリアンの血」が出てくるとは・・・。
1.5リットルの血に0.8リットル足すんですか・・・。(^^;;
なんか、2.3リットルになるほかに、とてつもなく恐ろしいことが起きそうですね。

それからチョコレートの問題も、溶けてしまった中に残った4.3gのチョコを想像すると、そのビミョ~な感じが何となくおかしくて笑ってしまいます。

エイリアンの血だとかチョコレートっていうネタにするだけで、算数の問題も面白くなるもんだなーと思いました。
たぶんけいけいも、だいき君に負けず劣らずのケッサク文章題を作ったことでしょうね・・・。

寒い季節の「これでもか野菜スープ」

2006-12-10 23:11:40 | おいしいもの

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
私はあまりテレビを見ない方なのですが、この季節、クリームシチューのCMは今年もたくさん流れているでしょうか。
寒い時期の夕食にはそんなあつあつの料理が食べたいですよね。

うちも市販のルーを使ってクリームシチューは時々作りますが、他にもよく作るのが、ベーコンやソーセージで味出しをして、いろいろな野菜を煮込んだコンソメスープです。
こんな感じで、これでもかとどっさり野菜を入れます。
野菜はそのときあるものを使うので、入るものがちょっとずつ毎回違うのですが、今回はベーコンで味を出して、ニンニク、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、カブ、キャベツ、長ネギを入れ、ワインとコンソメ、塩コショウにドライハーブ、隠し味にお醤油ちょっとで味を整えています。

普段たっぷり野菜を食べるのはなかなか大変ですが、スープにするとびっくりするくらいの量が一度に食べられますよね。
男3人もこのスープは大好きで、しゅんけいは必ずこのスープに、「いただきます」の直後にお茶碗のご飯をどばっと投入。(^^;;
そしてスープご飯にしてワシワシと食べてしまいます。
ぱぴりおはさすがにやりませんが・・・。
ウチの子だけかもしれませんが、なぜ子供は汁物にご飯を入れたがるのでしょうかねぇ。(^^;

このスープ、評判がいいのでお代わりされたりして一気になくなってしまうことが結構あるのですが、たまに残ったのを翌朝温めなおして食べたりすると、また味がこなれていて格別なんですよね。
よく2日目のカレー、シチューはおいしいといいますが、このスープもそんな感じです。
今週も寒い日が続くようなら、またこのスープを作ろうかな~。

ぱぴりお出張みやげシリーズ:仙台「菓匠三全」のずんだ菓子2種

2006-12-08 22:21:11 | うれしいお菓子

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
冬空の下、新幹線で仙台まで日帰り出張に出かけた、ぱぴりお氏。
泊まりなら夕食に、名物の牡蠣でも・・・といきたいところでしょうが、今や普通の仕事なら、仙台は余裕の日帰り圏。
牡蠣も牛タンも我慢して、おみやげを買ってきてくれました。

「萩の月」で超有名な、仙台のお菓子屋さん「菓匠三全」さんの”ずんだ菓子”ブランド、「ずんだ茶寮」のお菓子2種です。

仙台に昔からある和菓子で「ずんだ餅」というのがあります。
これは、枝豆をゆでてつぶし砂糖を混ぜた緑色の餡=「ずんだ」でお餅をくるんだもの。
普通の小豆餡とは違う、枝豆の香りのするとってもおいしいお菓子です。
仙台のあちこちの和菓子屋さんで作っています。
私もこのずんだ餅は大好物なのですが、日持ちがしないので、東京にいるとなかなか食べる機会がありません。

ぱぴりおが買ってきてくれたお菓子の一つは、このずんだ餅のプチカップ。

プラカップの中に一口サイズのお餅が何個か入っていて、ずんだをかけてあります。
お皿も要らず手軽にいただけるのが嬉しいですね。
ずんだの豆の香りもよくて、おいしかったです~。

そしてもうひとつが、わざわざぱぴりおが仙台からはるばるケーキ箱をさげて持ち帰ってくれた、「ずんだシュークリーム」。
トップ画像のお菓子です。
パイ生地のシュー皮の底にカスタードを敷いて、その上にずんだ入りの生クリーム(!)をたっぷりとしぼってあります。
ずんだ入りのシュークリームなんて、これはレアでしょうね~。



いただいてみると、思ったほどずんだの豆の香りは主張していないです。クリームとうまく溶け込んでいます。
粗くつぶしてある豆の舌触りが珍しいですね。
さすがは「萩の月」のおいしさで鳴らしたお店だからか、カスタードもおいしくてよかったですよ。

仙台は物価が高いそうですが、おいしいものがいろいろあっていいところですね。
久しぶりにいただいたずんだ餅、おいしゅうございました
ぱぴりお、いつもありがとう。

VIP続々来日の東京

2006-12-05 21:57:14 | ♪音楽好き

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
このところ海外の大物アーティストの来日公演が目白押しの東京。
なんとこの間の週末には、ビリー・ジョエル、エリック・クラプトン、U2が同時に東京に滞在していたらしい・・・という、私くらいの年代の洋楽好きには、何とも贅沢な気分になれるエピソードもありました。

しかし、全部のコンサートに行っていてはお財布ももちましぇん。(T_T)
何かと物入りな年末を控え、私としてはぐっとこらえて我慢をいたしました。

ビリー・ジョエルは、昔は結構ひんぱんに来ていましたが、音楽活動自体をしばらくお休みしていたようで、今回の来日は実に8年ぶり。
70年代後半にスターダムに上り詰めた頃の、画像のようなトレードマークの黒いもじゃもじゃカールの髪(何ていうヘアスタイルなんでしょうね)もすっかり薄くなったのか、短髪にしてコロコロ太ったおっさん姿で登場です。
まぁ、もう57歳ですしね~。

ビリーはピアノを弾きながら、地声のハイトーンと、ファルセットを使い分けて顔をしかめながら歌うスタイルが知られていました。
今でもあのハイトーンは出てるのかな?

77年の出世作「ストレンジャー」(トップ画像のジャケット)は、今でも独特の雰囲気をたたえた素晴らしいアルバムだと思います。
大都会ニューヨークに生きる人々の、孤独を味わいながらも内に秘めた人間らしい愛を求める心を歌い、たぶん初めて「ニューヨークの人々」を真正面から歌にしたアーティストなんじゃないでしょうか。

彼はヒット曲が多いので、ベスト・チューンは人それぞれで違うと思いますが、私のベストとしては、このアルバムに入っている「素顔のままで (Just The Way You Are)」と、この一つ前のアルバム「ニューヨーク物語」に収録の「ニューヨークの想い (New York State Of Mind)」の2曲を推したいです。

「素顔のままで」は、グラミー賞を2つ受賞した名曲ですが、この曲は彼の最初の妻に捧げた曲なんですね。
その後、彼は再婚したので、2番目の奥さんのためにこの曲はライブで歌うことを封印してしまいました。
ビリーの来日の話を聞くたびに「行こうかな~」と思っていたのですが、一番好きなこの曲を演奏しないと聞いて、結局一度も行きませんでした。

今回の来日では、さすがに長年の封印も解かれたのか(笑)、この曲を演奏したそうです。行けばよかったかな~。

U2の話も書こうと思っていたのですが、ビリーの話で長くなってしまったので、それはまた別の機会にということで・・・。

幸せになった、ブチ猫ぶっちゃん

2006-12-03 00:07:59 | ヴィシアの日常

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
何回かこのブログで記事にした、ブチのオス猫・ぶっちゃんのこと、覚えていらっしゃいますか?

11月4日の記事で、久しぶりに現れたぶっちゃん。


(↑前回の記事の時に撮った、未公開ショットです)

私の心づくしのモンプチも全然食べず、挨拶だけして帰る背中の毛づやあたりに、いい暮らしを手に入れた様子が伺えました。
テリトリーがうちのベランダの前の公園界隈と、まるで変わっていないので、どうやらこのご近所で、新しくご飯をもらえるところが確保できたようです。
しかし、どこだろう?(’’?

寒くなってめっきり猫の姿も少なくなり、ぶっちゃんもしばらく見かけませんでしたが、この間晴れた日に洗濯物をベランダに干していたら、眼下の芝生にぶっちゃんが。
写真を撮る暇がなかったのですが、ぶっちゃん、大変元気そうにスタスタ芝生を斜めに歩いて、このマンションに近づいてきて、とうとう1階の、とある家のベランダにひょいっとジャンプし、姿を消しました。
半ノラぶっちゃんがベランダに入り込むということは・・・。
う~む、きっとあの家が、ぶっちゃんの新しい飼い主に違いない。

この家は、5月24日の記事で、ぶっちゃんが初めてこのブログに登場したときに一緒にいた、白と茶色のブチ猫がひそかに飼われている家です(うちのマンションは一応ペット不可なので)。
この時はぶっちゃんは、ここでは飼われていなかったはず。
どういういきさつだったかはわかりませんが、ぶっちゃんはこの家で白茶ブチ猫と一緒に飼われることになったのでしょう。
手足も全然汚れていないところを見ると、まめに拭いてもらっているんでしょうね。

というわけで、冬を控えて行く末を案じていたぶっちゃんも、無事に暖かい寝床を手に入れたようです。
トップ画像は、ぶっちゃんがまたお腹をすかせて現れたときのために用意していた、「ぶっちゃんセット」。
モンプチの個装パックと、食事用のプラ皿、飲み物用の牛乳パックを切ったカップです。
どうやらしばらくは、このセットも必要ないようですね。
戸棚の隅にしまっておいて、また別のハラペコニャンコが現れたら、「ニャンコレスキューキット」として素早く登場させようかな・・・と思っています。