Weblog喫茶 モンブラン

日常のあれこれをのんびり綴っています

けいけい、時について考える

2006-11-30 23:30:17 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
前々回の記事で、しゅんしゅんが詩のノートを作ったことを書きました。
そちらの方は中身が書かれたらご紹介することにして、今日は先輩プチ詩人・けいけいの新しい詩を転載します。
いつものとおり、同級生の誕生日カードに書いたものです。



「石」


石はかたい
石は重い
石はいろんな色
石はたくさん仲間がいる
石はなにもいってくれない

でも
石は石
きみはきみ
ぼくはぼく

時を生きている



カードには、石ころの絵のほかに、カットした宝石や、鉱物の結晶の絵が添えられています。

石の、きみの、ぼくの、「時を生きている」ですか~。
短いながら、なかなか詩的な表現の詰まった作品ですねぇ。
冬が始まりつつある中、けいけいの視点もだんだんと洗練されてきたのかもしれません。

それぞれは、自分の時を生きる別々の存在だけれど、ぼくは皆大切に思っているよ、という
けいけいの世界観がわかるような気もします。
次は何を書いてくれることやら、プチ詩人の新作が楽しみな私です。

いろいろ具入りのしあわせ:カナダ「ブルックサイド」のチョコレートボール

2006-11-28 21:59:33 | うれしいお菓子

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
最近はチョコレートも、濃厚なカカオの味わいを強調したものが増えましたね。
スーパーのお菓子売り場でも、「カカオ75%」なんてチョコが、目立つところに置いてあります。お値段も結構本格派。
まだ買ったことはないんですが、おいしいんでしょうねー。

でも私、プレーンなチョコより「具の入ったチョコレート」の方が好きなんです。
アーモンドとかヘーゼルナッツのプラリネとか、中に何か入っていると嬉しいですね。
スーパーで売っている国産チョコは、意外と具入りが少ないんですよね。
アーモンドやピーナッツ、ラムレーズン、リキュールくらいでしょうか。
プレーンな板チョコの方が多いです。あと、ポッキーの類がすごく多いですね。
具入りのチョコは製造コストがかかるのかな。

なので、ゴディバやレオニダス、このところ人気の有名ショコラティエなどのお店に行くと「うほほほ~」と笑顔です。
でも、ちっちゃいトリュフが1個200円とかしたりして、おいそれとは買えないんですよね~。

ああ、具の入ったチョコが食べたい・・・。
そんな時、輸入食料品屋さんで、こんなナイスなチョコを見つけました。



カナダの大手チョコレートメーカー「ブルックサイド」のチョコレートボールシリーズ、「プレミアムフルーツ&ナッツミックス」です。
トップ画像がその中身。225グラム(半ポンド)で500円ちょっとでした。

アーモンド・レーズン・カシューナッツ・クランベリー・チェリー・ストロベリー・オレンジといった、ナッツやドライフルーツを、ミルク・ダーク・ホワイトチョコでコーティング。
いろんな味が楽しめます。
小鉢に盛ると見た目も楽しいですね~。

ところでずっと前から疑問だったのですが、カナダやアメリカのチョコレートは、なぜ微妙に「塩味」がきついのでしょう?
ベルギーなどヨーロッパのチョコは、食べても塩味を感じなくて、日本の普通のチョコと近い味わいなのですが、なぜか北米の普通のチョコは、しょっぱさに気づくものが結構あります。
チョコに対する味覚の差なのか、それとも値段の問題なのか(安いチョコは塩を入れないと味がキープできないとか)?

このブルックサイドのチョコも、チョコ自体には少し塩味を感じます。
あと、ナッツやレーズンなどは問題ないのですが、オレンジはちょっと香料がきつめかな・・・。
やっぱり北米のチョコ菓子、という味わいですが、アメリカの具入りチョコにはもっと強烈な塩味+香料のものもあるので、それと比べるとこのチョコは日本人にも食べやすいほうですね。

国産の濃厚カカオの本格派チョコで、ドライチェリーなどコーティングしたちょっとゴージャスなお菓子、クリスマス向けにどこかが作ってくれないかなー・・・。

しゅんしゅん、魂の叫び

2006-11-27 22:38:23 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
このところ、けいけいの詩の記事が多くなっていました。
しゅんとけいは、小学校のクラスが隣同士なので、先生も違います。
授業の進め方なども先生によって違うからか、しゅんはけいほど、自作の詩を披露してくれる機会がありませんでした。

けいけいがなかなか面白い詩をどんどん書くので、しゅんしゅんの詩も読みたいものだな~と思っていると、
突然、上の画像の手作りノートを持って帰ってきました。

色とりどりの紙を綴じた、ハードカバーくらいのサイズの横長のノートです。
ピンクの表紙には、墨跡も鮮やかにドカンと大きく、

「詩のノート
      」



・・・た、たましい? (^^;;

平静を装いつつ、わたくし内心ちょっとびっくりでした。

真っ向けいけいに比べると、どちらかというとしゅんしゅんはクールなタイプ。
けいとは違う意味で繊細なところがあるので、ちょっと人と距離を置いて、我が道を行くという感じです。

そんな彼が、詩のノートにこんなにでっかく「魂」ときましたか・・・。
実はしゅんしゅんも、あまり表には出さないけれど、ずっと10歳の熱い魂の叫びを内に秘めていたのかもしれません。
子供のことをよく知っていると思ってる親でも、気づかない心の奥があるんですね。
このでっかい字に、しゅんしゅんのほんとうの思いがこめられているような気がして、これからはちゃんと気づいて、受け止めてあげないとなー・・・と思いました。

で、この字のもうひとつすごいところは、「左手で書いた」というところです。
けいは作業によって利き手が違う両利きで、鉛筆の字は左手で書きますが、書道の筆は右手です。
でも、しゅんは完全な左利きなので、筆も左手。
書道って左手だと、とっても大変なんですよね。冬休みの宿題の書き初めは、毎年苦労していました。
しかし、今回はこんなに気合いの入った字が書けたんですねー。(^^)

ぜひこのノートに、素晴らしい魂のこもった詩をどんどん書いてほしいものです。

初冬の多摩で動物三昧の休日

2006-11-26 19:34:15 | 楽しいイベント

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
土曜日は天気がよかったので、久しぶりに家族で多摩動物公園に行ってきました。
私は何年ぶりでしょうか・・・、少なくとも入院してからは行っていないので、2年半以上は経っていますね。

晴れた休日ということもあってか、動物園はなかなかの混みよう。
まずはヴィシア家がここに来たときの定番・昆虫館へ。
ここには巨大な温室があり、たくさんの蝶が一年中飛び回っている、「蝶のユートピア」があります。
ぱぴりおが蝶好きなので、ここには結婚前にもはるばる千葉県からデートで来ました。
こんなきれいな浅葱色の羽の「アサギマダラ」を始め、大小いろいろな種類の蝶が飛び、バッタやカマキリもいます。


昆虫館でたっぷり吸着されたあとは、動物の見学に。
多摩動物公園はとても広いので、一日で全部は回りきれません。
アフリカ園やオーストラリア園はまた今度にして、アジア園をゆっくり見て歩きました。

今回面白かったのは、トラでした。
これは雌のトラです。


いい毛並みですね~。

このトラには、この6月に雌の子供が生まれたそうです。
その子供がこちら。名前はシズカちゃんだそうです。


子トラの体長は1メートルくらい。
やんちゃ盛りで、じっとしておらず、こんなふうに木をガジガジしてみたり、坂をころげる石ころにじゃれついてみたり、ママトラに飛びかかって反撃パンチを食らったりと、いろいろ楽しませてくれました。

帰りにはこんな極彩色の大きなインコにガンを飛ばされ・・・。(^^;


インコって結構目が怖いですよね。

おみやげに動物クッキーを買って帰りました。


でも、下段のパンダ・ゴリラは、多摩にはいないんですよね。
きっと上野動物園と共通で売っているのでしょう。
普通のプレーンなクッキーですが、とにかく動物の形がキュートだったので楽しくいただけました。

評判のオランウータンのスカイウォーク(空中に張ったロープを伝ってオランウータンが長距離を移動します)は、寒くなったのでお休みでした。
暖かくなってスカイウォークが再開したら、また行ってみたいですね。

けいけい10歳:また一つ、大人への脱皮

2006-11-24 22:47:30 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
前々回の記事でご紹介しました、けいけいの肘のカサブタ。
ご覧のように、今日きれいに取れました。

学校で休み時間に、長袖の中で引っかかるような感じで「ペリッ★」ときたのだとか。
袖をまくってみると、あっさり取れていたそうで、袖からポロリとカサブタが落ちてきたそうです。

真ん中の生の部分も乾いて、私も子供の頃自分の擦り傷などでよく見た、ピンク色の出来立てほやほやの皮膚が薄く張っていますね。

とうとう、けいけいはカサブタ剥がしの誘惑に打ち勝ち、自然脱落まで耐え抜きました。
これでまた一歩、大人への階段を上ったのでしょうか。

しかし、
「で、そのカサブタはどうしたの?」
と尋ねると、けいけい得意気に、

「学校の机の上に干してある。とっておこうと思って。」

(^▽^;
・・・なんだよ、まだ全然コドモじゃないの。
しかも横からしゅんしゅんが割り込んできて、

「でね、乾いたらそれをオレがかじるんだよ~」

と、気色の悪いことを言い・・・。(^◇^;;
いくら双子でも、他人のカサブタをかじれるものなのか!?
思いっきり「やめなさいって。」とイエローカード出してしまいました。

それにしても、コドモの傷の治りの早さには、ほんとに驚きますね~。

北海道・初冬の美味:たっぷり卵の虹色シシャモ

2006-11-23 21:33:08 | おいしいもの

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
秋から冬にかけては、いろいろな魚の脂がのっておいしくなってきますね。
北海道に住んでいた頃は、楽しみな季節でした。

10月23日の記事で、札幌の父に送ってもらったホッケとイクラをご紹介しましたが、続いて届いたのが、北海道・広尾町からのおいしいシシャモです。

お腹にたっぷり卵を持って、立派に太った特大サイズのメスのシシャモたち。
冷凍便で届きました。
近くのスーパーなどで売っている、青みがかっている北欧産などの外来シシャモとは全然違う、美しい繊細な虹色に輝いています。

グリルで焼くと、魚の焼けるおいしそうな匂いが・・・。

焼きたては身がふんわり、卵もふかふかで、臭みは全然なく、いや~おいしゅうございます。
もとより魚大好きのぱぴりおは大喜び。
しゅんけいも、「給食のシシャモは青くて苦いけど、これはおいしいね~。」と、毎年ながら、おいしさの違いに驚いています。

炊きたてご飯といただくと、思わずご飯をお代わりしてしまう、和食の喜び満載の美味です。
明日はぱぴりおは会社なので、今夜はご飯と一緒にいただきましたが、これはぜひ、辛口の日本酒と合わせて一際楽しくいきたいものですねぇ・・・と、土曜日あたりに再度セッティングするべく、焼いていない残りは大事に冷凍庫にしまっておくことにしました。

寒くなってくるこの季節、おいしさを増してきた北の海の魚で一杯。
いや~、日本に生まれてよかったなぁ~、と思いますね。
いずれ札幌の父とも、亡き母の話などしつつ、またシシャモやホッケ、毛ガニで楽しく飲みたいものです。

けいけい10歳:カサブタの甘い誘惑

2006-11-23 01:17:41 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
寒くなってきて、インドアで遊ぶことが多くなってきたしゅんけいツインズ。
遊戯王カードやニンテンドーDSなど、いまどきの小学生男子のマストアイテムを揃え、延々と遊んでいます。
何しろ双子なので、家に帰っても親友と暮らしているようなものですよね・・・。

さて、そんなしゅんけいも、学校などでいろいろと体を動かす機会があり、ちょこちょこケガもしてきます。
ケガの頻度や程度がやや多めに感じるあたり、やはり男の子ですね。
先日も、けいけいがどこかで何やらすりむいたそうで、直径3センチくらいの擦り傷を、ヒジにこしらえて血をにじませて帰ってきました。

しかし、あっという間に治ってしまうのも、どんどこ新陳代謝をしているコドモならでは。
「えっ、もう?」って勢いで、カサブタになってしまいます。
この傷も、2日くらいで画像のようにいい感じのカサブタになりました。

このブログを読んでくださっている方の中に、男性がどのくらいおられるかわかりませんが、
男子の皆さん、この画像を見て、むらむらと湧き上がってくる衝動を思い出しませんか?

そう・・・。
男の子だったなら皆、昔は持っていたはずの、
「カサブタ剥がし」本能。

なぜにダンシはそんなにもカサブタを剥がしたがるのでしょうか??
まだ真ん中へんが「生」かもしれないというのに・・・。
なのに無理やり剥がしちゃって、また傷口がじくじくとなってしまう・・・。
そしてまたできると、今度も待ちきれずにもう一度剥がしちゃったりして。

けいけい・10歳も、ご多分に漏れずこの傷を見ては
「うおぉぉぉ~、カサブタ剥がしてぇ~~」
と爪で空をつかみ、身をよじらせています。

とうとう、
「おかーさん、このカサブタ剥がしていい?」と聞いてくるので
「う~む・・・これはまだ真ん中あたりはなのでは?」と忠告すると、
けいけい、理性と衝動のハザマで、典型的アンビバレントな状態に。

このままでは児童精神衛生上よろしくないかと思いましたので、お風呂上りにカサブタが乾いたところに、ばんそうこうをゆるめに貼って、隠してしまいました。
見えなくなってしまうとあっさり気にならなくなるようで、けいけいの苦悩も収まり、今は爆睡しています。

カサブタが自然に剥がれるまで、毎日貼り替えて隠し続けたほうがいいかもしれませんね・・・。(^~^;;

(追伸:11月下旬になっても、夏休みの日焼けが取れない、ヒジの色黒っぷりにもご注目を・・・。)

潜水艦が好き

2006-11-21 18:11:46 | ヴィシアの日常

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
ネットのニュースを見ていたら、こんな事故が起きていました。
(ソースは毎日新聞)

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[海自:潜水艦が民間船舶と接触 船はそのまま航行 宮崎沖]

 21日午前9時50分ごろ、宮崎県日南市油津港の東約60キロの海上で、海上自衛隊の潜水艦「あさしお」(艦長・隈元均夫二等海佐)が民間船舶と接触したと、海自潜水艦隊司令部(神奈川県横須賀市)から第10管区海上保安本部(鹿児島市)に連絡があった。訓練航行をしていた「あさしお」が浮上中に接触事故が起きた。潜水艦の最後尾にある舵(かじ)が損傷したが、けが人はおらず、航行にも支障はないという。接触した船舶はそのまま南西方向に航行していったという。

 潜水艦「あさしお」は海上自衛隊の練習潜水艦で、全長78メートル、幅10メートル。基準排水量2500トンで、定員は70人。海幕広報によると、海面近くにいったん浮上した際、スクリュー音を確認したため再び潜行した。その際、潜水艦後部が民間船舶に接触したという。

 油津海上保安部によると、接触した船舶はパナマ船籍の貨物船「スプリング・オースター号」(4160トン)と見られ、船長に確認している。
(毎日新聞オンライン版より転載)
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実は私、ひそかに潜水艦が好きなんです。
といっても、軍事オタクな人々のように、装備だの配備だの、詳しいわけではありません。
ただ、潜水艦を題材にした映画や小説が結構好きなので、いろいろ見ています。

私と潜水艦との出会いは、はるか昔小学生の頃。
買ってもらった、ジュール・ヴェルヌの古典SF「海底二万海里」を読んだのが最初です。
厚さ4センチはあろうかという、小さな活字の本でしたが、その面白いこと、一気に読み倒してしまいました。
1872年に出版された本なので、潜水艦の考証はまぁそれなりなんですが、当時誰も見ることのできなかったであろう海底の様々な不思議について、自由に想像力を羽ばたかせて奇想天外に書かれた話は、本当に魅力的でした。

潜水艦というのは、とても特殊な空間ですから、皆いろいろなドラマを考えたくなるようで、映画も多く作られていますね。
古いところでは「眼下の敵」、そして「原子力潜水艦浮上せず」や「Uボート」ではその心理描写の濃さに、手に汗握りました。

上の映画は、第二次大戦中の話ですが、その後の進化した潜水艦戦を描いて小説・映画ともにヒットしたのが、トム・クランシー作「レッド・オクトーバーを追え!」です。
トップ画像は原作の文庫本です。1984年、もう20年以上前の本なのね・・・。
この小説は面白かったですね。映画「Uボート」のような、乗員の人間くさい心理描写は薄いのですが、当時の最新の装備を使った米ソ潜水艦の戦いが、緻密に書かれていて、これも一気読みでした。
映画はショーン・コネリーがソ連潜水艦の艦長役で出演していて、かっこよかったですね。

その後、映画では「クリムゾン・タイド」や「U-571」(「U-571」は第二次大戦中の話ですが)など、数年ごとに作られていますし、コミックでは何といっても「沈黙の艦隊」がありますね。
(でも実は「沈黙の艦隊」は、最後まで読んでいません・・・結末どうだったんだろう?)

上のニュースの潜水艦は「練習潜水艦」なんですね。
浮上したときに貨物船のスクリュー音を聞きつけたので、すぐに潜ったが、舵がぶつかってしまったとのこと。
潜水艦は「アクティブソナー」といって、水中で自分から音を出して、相手の艦などに当って跳ね返ってきた音を聴くことで相手艦の位置などを割り出すのですが、
たぶん今回は浮上時だったこともあり、「パッシブソナー」という、自分から音を出して探ることはせずに、ただ周囲の音を聴いて、スクリュー音などを探知するという方法をとっていたのかな、と思います。
それで、ソナー担当者が浮上までに貨物船のスクリュー音を聞きつけられなかったのかもしれません。練習生だったのでしょうか?


数年前にも、アメリカの原潜と日本の水産高校の実習船が衝突し、行方不明者が出るという、大変悲しい事故が起こりました。
今回は幸いにも人的被害はなかった模様ですが、こんな事故の話を聞くと、潜水艦の映画や小説はスリリングでとても面白いけれど、現実には潜水艦など存在しないで済む世界のほうがいいんだよね・・・と思いますね。

詩人・けいけい、人生を考える:「心」

2006-11-17 14:57:09 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんにちは。
この頃ちょっと更新ペースが落ちてました。
寒くなってきたせいか、体調がイマイチで・・・。
でもぱぴりおの仕事も一山越えたので、(また別の山越えに向かうのですが)
元気出していきたいと思います。

さて、同級生のお誕生日にあげるカードには、自作の詩を書くことが定番化したらしい、けいけい。
今回はクラスの女の子の誕生日に寄せて、「心」という題の詩を書きました。
画像の字が、そのままではたぶん読みにくいと思いますので、下に打ち直したものを載せますね。



・・・さん
10さいおめでとう!   けいより


「心」


人はなげく
人は悲しみ
とほうにくれる
人は生きることの意味が
わからなくなったり
感情をおさえられなくなったりする

そんな時は心に聞いてみる
このむねのおくの心に
そうすると分かる
つらいことも悲しいこともうれしいことも楽しいことも
たくさんあるこの一生を
自分という人間を受け入れて
すなおにせいいっぱい生きる
それが生きることの喜び



詩に添えられたイラストは、地球の絵と、宇宙に浮かぶ?「心」と書いた大きなハートです。

けいけい、いろんなことを考え始めたなぁ・・・。

「自分という人間を受け入れて
 すなおにせいいっぱい生きる
 それが生きることの喜び」 

直球ストレート、どまん中のメッセージです。

このところ、10代の若い人たちが自ら命を絶ってしまう、痛ましい話が多いですね。
この詩を書いた、けいは10歳です。
ブログには書いていませんが、けいも毎日毎日がハッピーな学校生活ばかりとは限りません。
嘆いたり悲しんだり、くやし涙を流したり、真っ赤な目で、唇をきゅっと噛んで、額にケガをして砂だらけになって、無言で帰ってきたこともあります。

でも、けいは、「すなおにせいいっぱい生きよう」といつも思っています。
それが生きることの喜びであり、
けいは、その喜びをつかもうと、味わおうと、毎日とにかく真っ向勝負で生きています。

ウェブの片隅の零細ブログですが、もしこの詩を読んでくれたあなたが、
年齢に関わらず、ふさぎこんで人生に絶望してしまっているなら、
10歳の男の子からのこの直球メッセージを受け取って、未来への希望と喜びを、また心に取り戻してくれたらと思います。
「生きることの喜び」は、きっといくつになっても変わらないものなのでしょうから・・・。


それにしても、女の子にこういう詩を贈るけいけい、ひたすら「やるなぁ~・・・」と、タジタジのおかーさんです。(^▽^;

けいけい、相対性理論を学ぶ

2006-11-14 00:17:05 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
朝方もだんだんひんやりしてきて、起きるのがちょっと億劫ですよね。

ヴィシア家では平日、だいたい私が家族より少しだけ先に起きて、簡単ですが朝食を用意して、男3人を起こします。

先日、まだ半分目が開いていないような、とろんとした顔でよろよろと起きてきたけいけい(小4)が、朝食のテーブルにつくなり

「おかーさん、『相対性理論』って何?」

と質問するではありませんか。

な、何

アナタ、2分前まで口開けて爆睡していたのに、なんで朝っぱらからいきなりそんな質問が出るの

ぱぴりお用のトースト(ウチの朝食は、親はトーストで、コドモは和食なんです。コドモはパンだと、お昼までもたないので)にバターを塗りつつ、
「ええ~、相対性理論・・・」ととりあえず脳内検索。

「アインシュタインの考えた理論で・・・光速に近いスピードになると時間が遅くなって、空間が縮むってやつだよね・・・。
E=mcの2乗って式が出てくるんだよね・・・。」

と、物理が苦手だったヴィシア、しどろもどろ。
ぱぴりおも生物学が専攻だったので、あまり詳しくは説明できないようです。
なんで朝の時間のないときに、相対性理論の話をしなきゃならんのだ・・・。
それよりもハンカチをちゃんと持ったか確認してほしい・・・。

ともかく、朝食後子供たちが身支度をしている間に、ちょっとPCで検索してみると、わかりやすく3ページくらいで解説してくれているサイトがあったので、そこを印刷して、けいけいに渡しておきました。

けいけいは学校で休み時間に読んでみたらしく、帰宅後「なんとなくわかったような気がする」と言っていました。
でも、その解説を読んでみると、ウェブ上の文書なので、図が少ないし、さらにもう少しわかりやすいのがあるといいなぁ・・・と私は思いました。

そこで、週末外出して大きな本屋さんに行った時に、見つけたのがトップ画像の本です。
科学雑誌「Newton」の別冊、相対性理論特集です。
「みるみる理解できる」というコピーに誘われ、中を見てみると、



こんな感じで、きれいなCGのフルカラーのイラストが全ページに満載。
さすがはNewtonです。
解説文もとてもわかりやすく書いてあり、振り仮名もところどころ振ってあって、まさにけいけいぐらいにぴったりの感じ。
「よかったよかった・・・」と、買って帰りました。

けいけい、大喜びで早速がんばって読んでいます。
ウェブで検索したものより、やっぱり視覚的にもぐんと楽しく、わかりやすく学べるようです。

オタオタして答えられなかった私も、昼間子供がいないときに、こっそり少しずつ読んでいます。
けいけいの知らないうちに「相対性理論を語れるおかーさん」になって、ポイントを稼ごうと思っているのですが(笑)、
特殊相対性理論はともかく、一般相対性理論は難しいなぁ・・・。

アインシュタインって、ベロ出し写真が有名な、オチャメな学者ってイメージでしたが、やっぱりものすごい天才だったんですねー。

美しいピアノに涙:キース・ジャレット「The Melody At Night, With You」

2006-11-10 00:58:30 | ♪音楽好き

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
ウェブ上の仮想のお店「モンブラン」ですが、もし自分がお店のオーナーになったら、いいBGMを流したいな・・・って、たくさんの方が思っていることと思います。

ミッシャ・マイスキーからケミカル・ブラザーズまで、わりと守備範囲広く聴くタイプの私ですが、今日は静かな夜によくかけるCDを1枚ご紹介します。

ジャズピアニスト、キース・ジャレットの1999年のピアノ・ソロアルバム、
「The Melody At Night, With You」です。

キース・ジャレットは、ジャズ界では知らない人はいないと言っていい、天才ピアニストです。
1983年に「キース・ジャレット・トリオ」を結成してから、20年以上ジャズトリオのトップを守っています。

以前札幌に住んでいた頃、80年代末くらいだったと思いますが、トリオのコンサートに行きました。
キースというとその演奏スタイルがとみに風変わりなことで有名で、ジーンズにスニーカーといったラフな格好で演奏するのですが、興がのってくると椅子から中腰になり、体をくねらせつつ、何ともいえない”うなり声”をあげながら弾くのです。
あれは一度見たら忘れられない・・・。(^^;
もちろん、演奏は最高なんですが。

そんなキースですが、実は90年代後半から数年間、「慢性疲労症候群」という病気にかかり、音楽活動を中断していました。
現在は回復し、またトリオでの演奏を再開したそうで、本当によかったです。

このアルバムは1999年の作なので、キースがようやく病気から立ち直った頃の作品だと思います。
長年ベースとドラムと一緒にトリオでやってきていましたが、これは全てピアノソロのみ。
しかも聴きやすいスタンダード曲を集めてあります。

上にも書いたように、かつてのキースは情熱を感じさせる演奏スタイルでしたが、ここでは静かに誠実にピアノと向かい合い、一つ一つの音をいつくしむように、丁寧に丁寧に弾いています。
自分がピアノという美しい音を出す楽器を心から愛していて、
またピアノが弾けるようになったことを、感謝しながら演奏しているようにも感じます。

10曲が収められていますが、私が最も好きなのが、
1曲目の「I Loves You Porgy」(愛するポーギー)。
初めて聴いた時は、恥ずかしながら感動して思わず涙を流してしまいました。

キースのCDはたくさん持っていますが、このピアノの音色の美しさに、昔ライブで見たキースの、心から音楽を愛している人が放つオーラが、病気を乗り越えてもっと高みにのぼったんだな・・・と思いました。

キースはまた、長年のトリオで、来年の春に日本公演にやってきます。
新宿公演のチケットを2枚買いました。
ぱぴりおも、結婚前に友人と東京でキースのトリオのコンサートを見ています。
それから10年以上ぶりになりますが、今度は私とぱぴりおで、一緒に見に行くことができます。

難病と戦い、乗り越えてまた、愛する音楽に打ち込めるようになったキース。
来年の春、東京で彼のピアノを聴きに集まる、たくさんの人々の中に、
同じように重い病気を乗り越えて、また彼の演奏を生で聴くことができるようになった私も一緒にいられることが、ほんとうに嬉しく、楽しみです。

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追加(2006-11-10):
なお、このアルバムには、キースの有名な「うなり声」はほとんど入っていませんので、初めて聴く方もびっくりしないと思います。(^^;


詩人・けいけい、秋に思う

2006-11-08 02:09:14 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
寒くなってきたせいか、ちょっと風邪気味で、しばらくお休みしていました。

毎日なにやら、わっせわっせといろいろやっている、しゅんけいツインズ。
先日発売になったニンテンドーDSのソフトを、二人のお小遣いを合わせて買い、夢中になってやっていて宿題をコロッと忘れたりしています。(^^;

秋になってもコドモ生活全力疾走中の彼らですが、時にはふと人生について思うこともあるのでしょうか。
詩人・けいけいが、こんな詩を書いていました。



「はやい」

時がたつのははやい
とてもとてもはやい
ねているのだって
一しゅんだ
でもこんな時間
なくていいと
思ったことはない
一日で
色々な思いがかけめぐる
たくさんの命が生まれ
きえていく
きみはいろんなものにであう
初めてじゃなくてもいい
ドキドキの出会いを
大切にしてほしい



詩には、目覚まし時計の絵が添えられています。
「ねているのだって/一しゅんだ」・・・そうだよねー。
毎晩魂が抜けちゃったように、完全に脱力して寝ているもんね・・・。(^^;
そのくせ12時半になるときっぱりと寝言を言うんですが。

毎日毎日、いろいろな経験をし、彼ら自身もどんどん変わっていっています。
「ドキドキの出会い」というのは、昔私たちが大変お世話になった、千葉県の私立保育園のパワフルな女性の園長先生が、よくおっしゃっていた言葉です。

幼い二人に、保育園で豊富な経験をさせていただき、卒園した後も「今度は私たち両親が、そういう出会いをたくさん与えてあげよう」と思って、学校以外ではなるべくバラエティに富んだ経験をさせるように心がけてきました。

園長先生や私たちのそんな思いが、いつのまにかしゅんけいの心にも根付いていて、詩の中で「ドキドキの出会いを大切にしてほしい」という言葉になって書かれたのでしょうか。

私自身、自分の子供時代を振り返ると、いくつかの「ドキドキ」の経験を思い出すことができて、そんな思い出を楽しく心に浮かべられるひとときが、とても懐かしく幸せです。

私も親としてはほんとに未熟者なんですが、成長した子供たちがいつの日か、
「オレたちの子供時代、いろいろあって面白かったなー」と振り返れるように、
なるべくたくさんのことを経験させてあげられるようにがんばるのが、
私とぱぴりおの大事な役目かもね・・・と思っています。

ブチ猫・ぶっちゃんのその後

2006-11-04 21:09:33 | ヴィシアの日常

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
夏ごろ、ちょくちょくヴィシア家界隈をうろうろしていた、若い雄のブチ猫・ぶっちゃん。
9月8日の記事を最後に、ぱったり姿を見せなくなりました。

あれだけ、夕方にはマンションの玄関先に陣取ってニャーニャー鳴いてご飯をねだっていたのに、そんな声も聞かれなくなりました。
このあたりには他にも半ノラやノラ猫がちらほらいて、どうやらテリトリーが重なっているところもあるようで、時々夜中に

「にゃごにゃごにゃごっ!」

と、一瞬の取っ組み合いをする猫の声が聞こえることもあります。
なので、「ぶっちゃんはケンカに負けて追い出されて、よそに行ってしまったのかなぁ・・・」と、少々淋しく思っていました。
その考えを裏付けるかのように、ぶっちゃんがいなくなってから秋が深まると、今まで見たことのない黒猫がうろつくようになったので、
「あの黒猫に負けちゃったのかな・・・」と思いながら見ていました。

ところが、木曜日に、ベランダの植木鉢に水をやろうとして外に出て、何気なく前の公園の草むらを見ると、向こうに見覚えのあるブチ猫が座っているではありませんか。

「ぶっちゃんだ!」

急いで、ぶっちゃん用に買ってたくさん残っていたキャットフードの小袋とカメラを持って、公園に行きました。

おお、やっぱりぶっちゃんではないですか~。
トップ画像の写真を撮りました。
ぶっちゃん、9月に見た時より、明らかに一回り大きくなっています。
しかも毛並みはご覧の通りつやつや
体や顔も汚れたりケガしたりしていないし、
どうやらうまいこと、ご飯がもらえるおうちをキープできた様子。



愛想良く鳴きながらこっちに歩き出すぶっちゃん。
私のことも何となく覚えている様子です。

しかし、キャットフードを草の上に出しましたが、ぶっちゃんは匂いをかいだだけで、全然食べませんでした。
どうやらたらふくご飯はもらえているようです。
奮発してモンプチのドライフード買っておいたのに・・・
そんなものですよね。

やがて、挨拶が済んだと思ったのか、ぶっちゃんは歩き出したので、私も家に帰りました。
たぶんこの近くのどこかの家で、おいしいご飯をもらえているんでしょうね。
初めて見たときにはガリガリだった彼も、今はずいぶん幸せな暮らしに落ち着いたようです。
どんどん寒くなってくるでしょうが、ぶっちゃんが寒くひもじい思いをせずに過ごせそうなら、よかったにゃ・・・。


ドキドキ・クリアンルーレット(後編)

2006-11-03 21:24:13 | おいしいもの

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
思わず、虫食い栗の話が長くなってしまいました。

さて、インスペクションの鬼となり、栗の選別を終えた今、あとはゆでるばかりとなりました。

栗のゆで方を調べてみると、外皮(鬼皮)を柔らかくするために、半日くらい水につけた後、塩を少し加えた水からゆでるのだそうです。
半日は待てないので、水につけるのは1時間くらいに短縮してしまいました。
塩を少し入れると、甘味が増すのだとか。
沸騰したら、栗が踊らない程度に火を弱め、ゆで時間は様子を見ながら、30分~1時間くらい。私は40分くらいゆでました。
そしてここがポイントなのだそうですが、ゆであがって火を止めたら、すぐにお湯から出さないで、そのままゆで汁ごと冷まします。
すぐお湯を捨てると、パサパサになってしまうそうです。

というわけで、ゆであがった栗がトップ画像です。
スプーンで食べると、市販の甘栗とは違う、淡い甘さのほっくりした栗の風味がして、素朴なおいしさです。

子供たちも大喜びでどんどん食べていましたが、そのうちしゅんしゅんが
「これを材料にして、料理作っていい?」と聞いてきました。

たくさんあったので「どうぞどうぞ♪」と、包丁で何個か栗を割って渡すと、
しゅんしゅん、やがてこんなものを作り上げました。↓


「栗だんごだよー(^^)v」だそうです。

栗の中身をボウルにほじくり出して、少し水を加えて練って丸めておだんごにして、外側に「きび砂糖」(白砂糖まで精製していない、ベージュ色の砂糖)をまぶした、パティシエ・しゅんしゅんの創作菓子。

1個しかできなかったので、みんなで分けてちょっぴりずつ食べましたが、きび砂糖の少しコクのある甘さが和栗とぴったり合っていて、「おお、これは・・・」と驚くおいしさ。
岐阜の「すや」さんの、有名な和菓子「栗きんとん」のような風味でした。
しゅんしゅん、得意満面。
来年も栗をいただけたら、みんなでもっとたくさん作ってみようかと思います。

ドキドキ・クリアンルーレット(中編)

2006-11-02 22:47:37 | おいしいもの

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
今夜は前回の記事の続きです。
画像はありませんが、虫の話が続きますので、苦手な方は今日は飛ばしてくださいね・・・。(^^;

クリアンルーレットに挑む前に、まずは敵を知ろうと思い、栗につく虫は何だろう?と(ものすごくいやいやながら)調べてみました。
「クリシギゾウムシ」というゾウムシと、「クリミガ」というガの2種類が、栗につく虫だそうです。
クリシギゾウムシは、成虫が栗の実の皮に穴を開けて、中に卵を産み付けます。
クリミガは、実の外に卵を産み、ふ化した幼虫が自分で実の皮をかじって穴を開け、入り込みます。

つまり、どちらも虫食い栗なら、実の皮に穴が開いているということです。

栗のゆで方を調べてみると、ゆでる前にしばらく(半日くらい)水に浸すよう書かれていたので、栗を水に浸してみました。
すると・・・
何個かの実の中にひそんでいて突然水責めにあったイ○ムシ君たちは、しばらくすると「いかんいかん」とばかりに穴から少し体を出しました(全部脱出はしないです)。
それだけでも涙目になってしまう恐ろしい光景でしたが、まずはあらん限りの勇気を振りしぼり、彼らごとその栗を廃棄。

しかし、まだ油断はできません。出てこないのもいるかもしれないからです。
そこで、栗をいったん水から出して、一個ずつ目視で丹念に穴を探しました。
よく見てみると、ちょっとした発見がありました。

実の中で一足先に大きくなったイ○ムシ君は、実の外に出ていくわけですが、その時は体が大きくなっているので、最初の穴からではなく、自分で皮を食い破って出てくるようです。
その時の穴は、栗の実のいろいろな場所にランダムに開いています。穴の直径は3ミリくらいかな。
どこでも好きなところに開けちゃうようです。
こういう栗は、もう主はいないのですが(一個の実に何匹もいるという、恐ろしいこともあるようですが)、当然中身は食べられてますから、よけなくてはなりません。
でも、穴が大きいので、ちょっと見ればすぐに見分けられます。

問題は、まだ外に出てきていないもの。
これは、最初の穴1個しか実に開けられていないわけです。
よく見てみると、あったあった!


栗の実の下の、灰色っぽいざらざらした皮のところと、上の茶色い皮の境目のところに、直径1.5ミリくらいの小さな穴がっ!
どうやらこれが、「最初の穴」のようです。
他の実も調べてみると、「最初の穴」は、みな上の絵の”境目のところ”に開けられています。
虫が上で書いた2種類のうちのどちらなのか、私にはわかりませんが、どうやら何か理由があって、「最初の穴」はこの部分に開けるようになっているみたいですね。
ここのところが開けやすいのかなぁ・・・。

水につけたときに顔を出した彼らは、最初の穴からそのまま出るにはもう大きすぎて、全部は脱出できずに、ちょこっとだけ出ていた・・・ということなんでしょうね。

というわけで、栗を一個一個手に取り、皮の境目のあたりを特に念入りにチェックして、穴が開いているものは捨てることにしました。
工場の品質管理の人のようにがんばりましたねー。
全体の10から15%くらい、穴開きがあったように思います。
そして、一応「99%くらい大丈夫なはず」の栗の山が、より分けられました。

虫食い栗とのタタカイの話で今日は終わってしまいました・・・。
虫嫌いの皆さん、すみません。
書く方も涙目で書きましたので許してくださいねー。
次回は、おいしい栗を味わったお話にしますので、お楽しみに!