Weblog喫茶 モンブラン

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電子レンジで速攻お茶菓子作り:ココナッツチュイールの試作

2007-02-10 23:57:05 | うれしいお菓子

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
先日体調を崩してずっと寝てばかりいたせいか、睡眠リズムが急に乱れてしまい、夜眠れずに昼間だるくて寝てしまう状態が続いて、結局昨日も今日もトレーニングはできませんでした。(^^;
やっぱり、食事と睡眠は健康の基本ですよね。
今夜こそ、きちんと早く寝ます・・・ってもうこんな時間かー。

さて、先日記事に書きました、ホットケーキミックスで作った「ココナッツ蒸しパン」。
レンジで作れるお手軽さもあってか、思いがけないご好評をいただきました。
「あー、お茶飲みたいけど、お菓子がない・・・」って時、サクサクっとすぐに作れるのがいいですよね。

今日は、また違うお手軽おやつをレンジで作ってみましたので、それをご紹介します。

「ココナッツチュイール」です。

「チュイール」というのは、フランス版「瓦せんべい」とでもいいましょうか。
この言葉もフランス語で「屋根瓦」という意味なんだそうですよ。
小麦粉を少なめにしてごく薄く焼いた焼き菓子で、パリッ、カリッとしたキャラメルの食感が命ですね。
本式には、焼きたての熱いものを麺棒などに巻きつけて半円形のカーブをつけるのですが、熱いんでまぁ、省略です、味は一緒ですから~・・・(笑)

よくあるのはスライスアーモンドを具として入れたものですが、家にはなかったので、先日の蒸しパンで使ったローストココナッツにまたご登場いただきました。

試作品なのでちょっと問題もあったのですが、とりあえず今回の大まかな作り方をご紹介します。(15~20枚分くらい)

1)無塩バター25グラムを、容器に入れてレンジで加熱して溶かす(30秒から1分くらい?加熱しすぎると跳ねるので気をつけて)

2)ボウルにローストココナッツ30~40g、
グラニュー糖50g、
薄力粉20gくらい、
ポッカレモンなどのストックレモン果汁大さじ1、
モナンのココナッツシロップ小さじ1(なければ入れなくても大丈夫でしょう)、
溶かしたバターを加えてよく混ぜる。

3)レンジの丸いターンテーブルにクッキングシート(クックパーなどですね)を入るように丸く切って敷き、2)をティースプーン1杯くらいずつのせる。
加熱すると直径10cm近くまで広がることもあるので、くっつかないよう間隔は十分あけてください。1回に4個くらいが限界かな。

4)そのまま何もかけずに、レンジで加熱。
様子を見ながら、表面が一部軽く焦げたらすぐ止めて取り出してください。
そのままだとあっという間に全体が焦げるので・・・。
ウチのご長寿レンジ600Wでは、1分半くらいでした。

5)超熱々なので注意して、シートごと別のお皿に移してそのまま冷ましてください。
熱いうちはぐにゃぐにゃですが、冷めてくるとパリッとなってきます。
それから剥がして、お皿などに盛ってください。
結構油が出るので、盛るときには紙ナプキンなど敷いた方がいいかな。

6)残りの2)も同様に焼きます。
ですからクッキングシートは2枚あった方が、交互にどんどん作れますね。
お菓子を取り除いた後のシートには、にじみ出た油がついているので、ペーパータオルなどでぬぐい取りながら使ってください。そのまま使うと、次の分が油っぽくなりがちです。

できあがりがトップ画像です。
これはちょっと加熱しすぎの例です(笑)。
ぱぴりおいわく「焦げてるところがちょっと焦げ臭いかな・・・」。
なので、香ばしいくらいでとどまるよう、もうちょっと加熱は短い方がいいですね。

見た目はアヤシイですが、そこはそれ味はココナッツのおかげで大丈夫。
お砂糖が薄いキャラメルになって、いける味です。つまむと指に少し油がつきますが。
けいけいなど、冷えるやいなや待ちきれずにポリポリ食べまくりでした。

最初はもっと小麦粉を少なくしてみたのですが、それだと「歯にくっつく」という軍曹殿の評価でしたので、軍曹殿の奥歯の詰め物のことを考慮し(笑)小麦粉を追加したところ、くっつきが減ったそうです。

キャラメルの甘さのわりに、レモンとココナッツであまりしつこくなく仕上がりますが、”見た目”的には地味なので(^^;、具はアーモンドなど目立つものの方が、やっぱりいいのかも・・・。
少量でも紅茶によく合う、満足度OKの簡単お菓子でした。
試作品でしたが、よろしかったらご自由にアレンジしてお楽しみくださいねー。