Weblog喫茶 モンブラン

日常のあれこれをのんびり綴っています

春の味わい2:あこがれの若竹煮を作ってみる

2006-04-29 01:08:53 | おいしいもの

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
先日、ぱぴりおの実家から送られてきた巨大タケノコ。
北海道育ちでタケノコをよく知らないヴィシアですが、今夜はあのタケノコ料理の王道「若竹煮」にチャレンジしてみましたよ~。


タケノコです。今夜も巨大です。

そしてもうひとつの強力ツール、わかめ。


これは実家のある島根県益田市名産のわかめです。
結婚以来ずっと送っていただいているのですが、このわかめはほんとにおいしいです。

肉厚でプリプリしていて、香りが豊かで、お味噌汁に最高ですよ。
このへんのスーパーで売っているわかめとは、厚さと歯ごたえが全然違います。
このわかめはもっと有名になってほしいなぁ・・・。

さて、若竹煮にチャレンジ!!
レシピを調べてみるといろいろあるのですが、とりあえずあまり難しくないのを選択(笑)。

タケノコをだしで煮て、煮立ったら酒・砂糖で味付けし、弱火で10分。
みりん、しょうゆ、塩を加え、さらに弱火で15分。
水に戻しておいて、塩を抜いたわかめを刻んで加え、ひと煮立ちしたらできあがり。
わかめ投入直後の画像です。期待感が高まりますねー。


そして完成!ヴィシア、初めて若竹煮を作りました


初めて作ったので、味はどうかな~・・・とやや不安でしたが、
超グッド!
わかめとタケノコという、この組み合わせを考えた人は偉大ですねー。
タケノコはほんのり甘く煮てあり、そこにわかめの磯の香りと塩味。
だしが両者をうまくつないでいて、バランスいいです。
わかめとタケノコを一緒に頬張ると、タケノコの柔らかくもショリショリっとした食感と、わかめのプリプリした歯ごたえが同時に楽しめて、なかなか贅沢な・・・。

先日の味噌煮に続いて、皆「おいしい、おいしい」と喜んで食べてくれました。
特にタケノコ好きのぱぴりお氏は満足のご様子。
こんな私でも「おお!京都の料亭!」みたいなお料理が出せて嬉しいですねー。
それもこれも、下茹で済みタケノコを送ってくれた、ぱぴりおのお母さんのおかげなのですが・・・。(^~^;

しゅんしゅん、初めてのCD

2006-04-27 20:51:48 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
皆様、初めて買ったレコード(「レコード」の世代の方が多いと思いますが)、覚えていますか?

ふと耳にして、「いいなぁ♪」と思って気に入って、だんだんレコードが欲しくなってきて、お小遣いで買っちゃって、初めて聴いた時・・・。
なんとなく「青春」って感じですよね。

私が初めて自分で買ったレコードというと・・・ちょっとうろ覚えなのですが、坂本龍一のソロアルバム「千のナイフ」だったような気がします。テクノですね~。ものすごい複雑な、重ねまくった音に衝撃を受けたローティーンの私でした。(^^;

さて、先日ウチの双子の長男・しゅんしゅん(9歳)と話していると、「ボクねぇ、ちょっといいなって思ってる曲があるんだよね~」と言います。

ポケモンとか遊戯王のテーマ曲かな?と思って聞いてみると、この春休みに公開された映画「ドラえもん のび太の恐竜2006」のテーマソング、スキマスイッチの「ボクノート」だそうです。

スキマスイッチといえばバラードがヒットしているユニット。
ほほぅ、しゅんしゅん、普通のアニメソングじゃなく、「音楽」に目覚めつつあるのかな・・・と思い、根っからの音楽好きの私としては、ついホイホイと、その曲のCDシングルを買ってプレゼントしてあげました。

トップ画像のように、ジャケットにはドラえもんが一緒に。(^^)
裏ジャケにもいますね~。


しゅんしゅん、すぐに家でCDをかけて、スキマスイッチに合わせてけいけいと一緒に朗々と(笑)歌いだしました。

私は初めて全部聴いたのですが、歌詞の内容は、
不器用な、もがいてるボクだけど、一生懸命君に思いを伝えたい、キレイじゃなくてもいい、少しずつでもいいから・・・。
という、しみじみとしたものでした。

しゅんしゅんがなぜこの曲を気に入ったのか、わかるような気がしました。
思う存分歌い終わった後、にっこり笑って「結構いい曲だよねー」と言うしゅんしゅん。

9歳の心の中に、不器用だけど伝えたい思いがきっともういろいろあるんだよね・・・。
彼はちょっと早く、ティーンエイジャーへの階段を上り始めているのかもしれません。

私も10代の頃から、いろいろな音楽に心を託しました。
自分でもうまく言葉にできない、もやもやした思い。
それを代わりに言葉やメロディにしてくれた、たくさんのアーティストたちに感謝しています。

以来しゅんしゅんは、毎日1度はこのCDをかけて、けいけいと共に朗々と歌っています。ウチにも音楽ユニットができたのでしょうかね・・・。


春の味わい:ぱぴりお実家の巨大柔らかタケノコ

2006-04-26 22:21:24 | おいしいもの

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
夫・ぱぴりおの島根県の実家は、ずっと兼業農家をしてきていて、小さな山を2つほど持っています。

山を持っている、といっても、田舎のことなのでそんなに大層な資産というわけではないそうですが、タケノコがたくさんとれるのだとか。
竹の中でも一番おいしいタケノコのとれる「モウソウチク」が林を作っているので、ぱぴりおのお母さんがタケノコをとって送ってくれました。

私は北海道育ちで、北海道ではタケノコがとれません。ですから、タケノコ料理など作ったことがほとんどなかったので、お母さんにタケノコの料理法を聞いて作ってみました。
タケノコは下ゆでが大変だそうですが、茹でたものを送ってもらったので楽ちんです。助かりました~。(^▽^)v

これがぱぴりお実家の山でとれたタケノコです。大きいですよー。長さ10cmはあるかな。


鍋に水、みりん、酒、砂糖、化学調味料少々を入れ、スライスしたタケノコを入れて煮て、甘味をつけます。

タケノコにほんのり甘味がついたところで、味噌を溶きいれます。お味噌汁よりは濃い目にして、とろ火で味噌が焦げないように煮て、味噌味をつけます。


味噌味がしみたらできあがり。私でもできる簡単レシピです。(^^)


このタケノコ、とても柔らかくておいしかったですね~。
まさしく春限定の味わいです。
初めて作ってみたタケノコ味噌煮でしたが、みんな喜んで食べていました。

「うちの山」でとれたおいしいタケノコを楽しむなんて、今時なかなか贅沢なことかもしれません。
いつか機会があったら、私もタケノコ掘りを体験してみたいですね。
まだ3個も残っている茹でタケノコ、後はどう料理してみようかなー。
ぱぴりおのお母さん、ありがとう!


人形焼にも一工夫のおいしさ:六花亭「ごろすけホーホー」

2006-04-25 20:08:11 | うれしいお菓子

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
人形焼って、あちこちにありますよね~。
カステラ生地+餡の、昔ながらのおいしさですが、どこのを食べても「おんなじかなぁ・・・」と、特に新鮮味は感じません。

でも今日は、ちょっと変わったおいしい人形焼をご紹介します。
北海道・六花亭の「ごろすけホーホー」「ごろすけフーフー」。
ご覧のようにフクロウをかたどった洋風人形焼で、左側がオスの「ホーホー」、右側がメスの「フーフー」です。
フーフーちゃんはウインクしちゃったりしてます。

中身はこんな感じです。


ホーホーの方は、さつまいも餡。
フーフーは、バター風味のこし餡入りです。

いただいてみるとこれが、よくあるカステラっぽい生地+普通のこし餡のちょっとぽそぽそした人形焼と違って、なかなかおいしいんですよ。
生地が洋風に仕上げてあるので、マドレーヌのような感じでしょうか。
餡がバター風味なのでまた生地とよくマッチしていて、全体にしっとりとしており、べたつきもなく食べやすいです。
ぱぴりお、「おお、これはいいねぇ~」と喜んでフクロウ夫婦を一気に食べてしまいました。

オンラインショップでも買えます。1個70円の嬉しいお値段。
緑茶にも紅茶にも合いますよ~。
人形焼ってイマイチだな~、と思っている方には、一度試してみてほしいですね。

六花亭のお菓子はどれもよく考えられておいしく作ってあるな~と思います。
あと、昔はなかなか食べられなかったのですが、おいしいのが六花亭のシフォンケーキ。今はネットで買えるようですが、日持ちがしないので遠方の方は難しいかも・・・でも¥400なので、今度買ってみようかな。


ぱぴりお・小倉出張の旅 後編:焼酎の名品「森伊蔵」を楽しむ

2006-04-24 21:45:56 | ワイン以外のお酒

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
1泊2日で福岡県小倉へ出張した夫・ぱぴりおの小倉ルポ、今夜はその後編です。

昨日の前編でご紹介した、世界の雑貨村の黄金のカエル。
「大きさはどのくらい?」と、harryさんからご質問がありました。
ぱぴりおに聞いてみると、「30cmくらいだったかな」とのこと。
30cmの金ぴかガエル・・・。(^^;;
これはご利益があるかも。
別のカエルたちの写真もご紹介します。

ちょっとグロですねー。魔よけみたい。

さて、2日目のセッションを聞き終えたぱぴりお氏、福岡空港から東京に帰る前に、空港内で再び寄り道・・・。


鹿児島の焼酎の名品「森伊蔵」が飲めるという、「森伊蔵バー」。
「森伊蔵」は、月に10日間だけ予約を受け付けて、抽選で当たった人だけが買えるという幻の焼酎なのです。
ぱぴりおは前に予約電話をかけたことがあるのですが、混んでいてつながらなかったとのこと。


これが「森伊蔵」オン・ザ・ロックです。
おつまみは、いか明太と枝豆。
飲み口はすっきり、あっさり、爽やかで、臭みは全然なく、いくらでも飲める感じだとか。
出発までの10分くらいで、あわただしくおいしい焼酎をあおったぱぴりお、ご機嫌で飛行機に乗り込んだようです。いいなぁ・・・。

おみやげは、「ロイヤル」のスイートポテト。


以前このブログでも取り上げたことがありますが(2005-07-01の記事)、おいしいんですよね~。紅茶と一緒にいただくとシアワセ感たっぷりです。

小倉は福岡に近く、再開発でいろいろ大きな立派な施設があったりするのですが、肝心の人がどこもあまりいなくて、閑散とした感じだったとか。
これといって人を呼べる観光などの特徴がないので、苦しい財政事情のようです。
せっかくホテルやデパート、展示場があるのですから、何かいい町おこしのアイディアを出して、がんばってほしいですね。
ぱぴりお、出張お疲れ様でした。次はいつ、どこへ・・・?


ぱぴりお、小倉へ出張の旅 前編:レクサスを見ておでんを食べる

2006-04-23 23:59:30 | おいしいもの

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
昨日、夫・ぱぴりおが福岡県小倉への1泊の出張から帰ってきました。
いろいろ写真を撮ってきてくれたので、今夜はぱぴりおの小倉ルポをお送りします。

小倉は福岡空港から新幹線で20分弱。


昔、北九州工業地帯で栄えた街で、今でも海沿いには、こんなふうに工場があります。


その後、工業地帯の衰退と共に、小倉の街もさびれたようですが、再開発をがんばったようで、駅周辺にはこのように大きな「リーガロイヤルホテル」や、伊勢丹、国際展示場などがどどーんとあるそうです。へぇ~。


さて、ぱぴりおは小倉の国際展示場に、ある学会に出席するためやってきました。
学会のポスターセッションの会場には、一緒にトヨタのレクサスが展示されていました。


クルマの後ろ側にポスターが展示してあるわけです。ついでにレクサスも見ていってね~、というわけですね。
このコンバーチブル、いいですねぇ。レクサスにコンバーチブルがあるの、知りませんでした。


展示場には「世界の雑貨村」という、雑貨専門のショッピングモールがあるんです。


雑貨村に入ってみたぱぴりお、巨大招き猫と、世界の開運猫に遭遇。


こんな巨大開運?ガエルも。コインをくわえています。まばゆい・・・。(^^;


1日目の学会参加を終えたぱぴりお氏、小倉の街をうろうろ歩き、おじさんを引きつけるオーラを発していたおでん屋さん「大太鼓」に吸い寄せられ。


そしておでんとビールで、正しいおじさんの夜を満喫したのでありました。
「大根、すじ、じゃがいもがおいしかった♪」そうです。


確かにおいしそう・・・。
ぱぴりおの小倉ルポ、明日は後編です。お楽しみに!


真実は時に残酷:ふたりの愛は何からできているのか

2006-04-22 17:28:38 | ノンジャンル

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
今あちこちのブログで話題になっている「成分解析 on Web」、ご存じでしょうか。
妹・りりあや、いつもコメントをいただくharryさんが、愛猫の成分を解析して面白い記事を書いています。

これはウチもやってみよう・・・と思い、ヴィシア家の面々の成分を解析してみました。

まずはヴィシア夫妻の結果をご覧ください。

★ヴィシアの解析結果★
ヴィシアの79%は勢いで出来ています
ヴィシアの11%は果物で出来ています
ヴィシアの4%はマイナスイオンで出来ています
ヴィシアの4%はミスリルで出来ています
ヴィシアの2%は成功の鍵で出来ています

☆ぱぴりおの解析結果☆
ぱぴりおの47%は努力で出来ています
ぱぴりおの38%は気の迷いで出来ています
ぱぴりおの7%はミスリルで出来ています
ぱぴりおの4%は言葉で出来ています
ぱぴりおの4%は濃硫酸で出来ています

うははは、「勢い」と「気の迷い」で結婚した二人でしたか・・・。(^◇^;
愛情の真実なんてそんなものなのかも(笑)。
しかもその後一方的に厳しい「努力」を強いられている、夫・ぱぴりお。
十分に当たっている・・・。
ヴィシアちゃん、「果物」食べてばっかりだし。お菓子もね~。

そんな二人の「勢い」と「気の迷い」の結晶、我らがしゅんけいツインズはどうかというと。

★しゅんの解析結果★
しゅんの68%は勇気で出来ています
しゅんの18%は回路で出来ています
しゅんの8%は気の迷いで出来ています
しゅんの5%は理論で出来ています
しゅんの1%はお菓子で出来ています

☆けいの解析結果☆
けいの63%は毒物で出来ています
けいの19%は蛇の抜け殻で出来ています
けいの8%は気の迷いで出来ています
けいの6%は成功の鍵で出来ています
けいの4%は言葉で出来ています

あああ~、きっちりぱぴりおの「気の迷い」が8%ずつ遺伝してるし。(^▽^;;
さすが双子・・・。

先日ひそかな感動を呼んだしゅんしゅん、68%も「勇気」があるとは・・・。
夜トイレに行く時、けいけいを誘っているのは何なのでしょう。
対して、けいけいは「毒物」と「蛇の抜け殻」ですか。不憫で本人には言えないなぁ。人生悲観しそう・・・。

成分解析とは関係ありませんが、画像は今日の私のおやつです。
限定発売中の抹茶味「ピノ」アイスで、星型の”願いのピノ”が入っていました。
おお~、初めて自分で”願いのピノ”を当てましたよ。
いいことあるかな
これで私の、実に8割を占める「勢い」成分が、ますます活気付くのでしょうか・・・。



しっとりダックワーズのおいしさ:六花亭「おふたりで」

2006-04-21 21:23:30 | うれしいお菓子

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
おとといのこのブログで、札幌の実家から送られてきた、誕生日祝いのお菓子の話を書きました。
ご紹介した「ポテトチップチョコレート」は、意外な?反響でしたねー。(^^)

今夜は、そのお菓子セットに入っていた別のお菓子のお話です。
六花亭の「おふたりで」。渋いネーミングですね。
これはダックワーズで、抹茶味とモカ味の2種類あります。
ダックワーズというのは、卵白と砂糖を泡立てたメレンゲにアーモンドパウダーと小麦粉を加え、型に絞り出してオーブンで焼いて、クリームやジャムをはさんだお菓子です。
焼いたダックワーズは、表面はパリパリしているのですが、中はしっとり半生の柔らかさが身上。

この「おふたりで」は、抹茶味はダックワーズ生地に抹茶を加えて焼き、小豆入りのバタークリームをはさんであります。
ぽろぽろと崩れやすいので、上手に切れなかったのですが、中はこんな感じ。抹茶の緑が目を引きます。


モカ味は、生地にコーヒーを加えて焼き、チョコ入りバタークリームをサンド。

食べてみると、表面のパリパリの食感と、中のしっとり加減、バタークリーム(六花亭のバタークリームはおいしいですよ)の甘さがよく合って、おいしくいただけます。
ダックワーズで抹茶味、小豆入りというのは初めて食べましたが、なかなかいい組み合わせでした。

しかし、これって美しく食べるのはすごく難しいお菓子です・・・かじるとぽろぽろこぼれるので。
「おふたりで」食べる場合は、ま、そこのところはお互い見ない振りしてあげるのがよさそうですねぇ・・・。

明日の夜まで九州・小倉に出張中のぱぴりお。
さて、おみやげは何を買ってきてくれるかな~。むふふふ・・・。



しゅんしゅん、結構優しいところを見せる

2006-04-20 16:35:11 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんにちは。
先日の日曜日は私の誕生日でした。
家族でおいしいケーキを食べてお祝い。
毎年ぱぴりおがプレゼントをくれるのですが、今年は前の週末にあったミッシャ・マイスキーのコンサートのチケットをプレゼントしてくれたので、「物」のプレゼントはいいよ、と断りました(ホントはちょっと欲しかったけどね・・・)。

さて、今朝の新聞の折り込みに、都内の有名ホテルのレストランのパンフレットが入っていました。
ランチやケーキバイキングが紹介されていて、10%offのクーポンがついています。
「ケーキバイキング¥2300か~・・・。久しぶりに行ってみたいな~」
と言いつつよく読むと、ケーキバイキングは平日のみとのこと。
行くならぱぴりおと行こうと思っていたので、「平日一人でケーキバイキングに行くのもね~」などと言ってパンフレットを置きました。
ぱぴりおは「一人でも行ったら?」と言いましたが、「一人でケーキをがんがん食べるというのもちょっと淋しいかな・・・」と答えて、あとはテーブルで私はそのまま新聞を読んでいました。

しばらくして、ふとテーブルの上を見ると、私の前にお札が無造作に置いてあるではありませんか。
2千円札と千円札が1枚ずつ。合計3千円です。

「???」と思って顔を洗い終わったぱぴりおに「このお札何?」と聞くと、「知らないよ?」と言います。

はて・・・と思ってふと気がつくと、テーブルの自分の席でしゅんしゅんが、ちょっとわざとらしく横を向いて座っています。

「このお金、しゅんしゅんの?」と聞くと、「ううん、知らない」ととぼけています。
しかし、家で今2千円札を持っているのは、しゅんけいだけ。
「しゅんしゅんのでしょ?」と確認しても、「ううん、知らないよ、おかあさんがもらったら?」としらばっくれる、しゅんしゅん。

んん?なんで??・・・と首をひねりかけて、はっと気がつきました。
彼は、自分のなけなしのお小遣いの3千円で、私をケーキバイキングに行かせてあげようと思ったのです。
私の誕生日に、自分達はプレゼントをあげていなかったから。

でも、ただお金を普通に「あげる」と言っても、私がきっと受け取らないだろうと思って、こっそり気づかないうちに、私の前に置いておいたんですね。
あしながおじさんのように、匿名のプレゼントにするつもりだったのでしょう。

なんだかじーんときちゃいましたね・・・。
しゅんしゅんは、けいけいよりもちょっと口下手で、ずぼらで無神経なところもあって、(けいけいも同じようなものですが)しょっちゅう私に怒られています。
でも、こんな優しい心も、ちゃんと持っていてくれるんですね。
言葉にしない分だけ、その素直な思いやりが伝わってきて、親バカですが「いいヤツだなぁ・・・」とちょっと感動しました。

こんなにもらっては彼のお小遣いがなくなってしまうので、お礼を言ってお金はしゅんしゅんに返しました。
しゅんしゅん、あと2ヶ月で10歳です。少しくらい世渡りが不器用でも、こんな優しい心をずっと持っていてほしいですね。

画像は家の前の公園の草地です。桜並木の根元に、もうこんなに緑の草が伸びてきました。今日も元気に学校から帰ってきたしゅんけい、今宿題をやっています。がんばれよー。(^▽^)


ミスマッチの妙味再び:ロイズ「ポテトチップチョコレート」

2006-04-19 23:08:58 | うれしいお菓子

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
3/13の記事で、友人・フィナンシェちゃんにもらった「柿の種チョコ」という、ミスマッチ狙いのおつまみをご紹介したのを、覚えていらっしゃいますでしょうか。
今夜は、また別のミスマッチおつまみを試してみましたので、ご紹介します。

私の誕生日に、実家から送られてきた詰め合わせの中に入っていたそのお菓子。
札幌のおみやげに人気のチョコレートメーカー、「ロイズ」の「ポテトチップチョコレート」です。

思わず、ちょっと引いた方もいらっしゃるかと・・・。
画像のように、まさしく、波型成形のプレーンなポテトチップの片面に、チョコレートがコーティングされています。
ううむ(^^;
実家の父はあまり食べなかったそうですが、義母は結構気に入ったので送ってみたそうです。

紅茶を入れていただいてみました。
ロイズは生チョコで有名になったお店ですので、チョコレートはおいしいです。ポテトチップは、薄めの塩味。
ミスマッチなんですけれど、チョコレートのおいしさもあって、意外と次々食べてしまいます。

これは「柿の種チョコ」と同様にいけるのでは・・・と思い、途中から紅茶をやめて、ウイスキー(ハーパー101)と合わせてみました。
すると、これがなかなかいい感じに合うではないですか~。
ポテトチップの塩気が、柿の種と同じような隠し味効果になって、グッドなおつまみに。
このお菓子には、紅茶よりウイスキーがいいようです。

チョコレートをコーティングしたビスケットはよくありますが、それはウイスキーには合いませんよね。
こういう、塩気や辛味がチョコと一緒にあると、ウイスキーに合うようになるんですね。ポッキーがウイスキーに合うのも、そういう理屈なんでしょうか。

しかし、これを商品化したロイズの人は勇気あるなぁ・・・。


表参道ヒルズで回遊魚になる

2006-04-17 21:50:03 | 楽しいイベント

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
4/15の記事で、表参道のシュラスコレストラン「バルバッコアグリルアオヤマ」に行った話を書きました。

そこでたらふくお肉を食べて、すっかりつやつやの顔になったヴィシア夫妻と、ぱぴりおのお友達。
腹ごなしに少し歩かねば・・・と、3人で今東京で一番話題の「表参道ヒルズ」に行ってみました。

土曜日の表参道は、すごい人だかり。
昔から土日には混んでいましたが、ヒルズ効果のせいか、ひときわ人が増えたようです。
あの老朽化していた同潤会アパートが、きれいさっぱりとなくなり、最近メディアでよく見るあのシンボルマークがついたビルが見えてきました。


中のこの建築デザインも、もう有名ですよね。

大きな吹き抜けを囲んでぐるっとらせん状に通路が作られていて、人々は一度上まで上がってからゆるゆると下り続けると、ずうっと左側に延々とショップが続くので、ウインドーショッピングも楽ちんです。しかし、ものすごい人。(^^;

ぶらぶら、ぐるぐるとらせん状に下って行くと、まるで回遊魚になった気分です。
一番下から吹き抜けを見上げると、こんな感じです。


私たちが立ち寄ったのは、地下3階にあるワインショップ&ブラッセリーバー「BISTY'S」(ビスティーズ)。


ここは、カードを買うと、20mlで¥300くらいから、たくさんのワインがテイスティングできるのです。

こんなふうにボトルがセットされていて、セルフサービスでカードを入れて好みの容量のボタンを押すと、グラスにワインが注がれる仕組み。
飲みたいワインを飲みたいだけ自由に試せるシステムで、気に入ればボトルで買うことも可能です。

こんな感じで、皆さんがんがん飲んでいました。
もちろんおつまみやちょっとしたお料理もあり、気軽にワインを楽しめます。


私たちはランチでさんざん飲み食いした後でしたので、今回はお店を覗くだけでしたが、もうちょっと混雑しなくなったら、テイスティングに来ようかなと思いました。
話題を集めているだけあって、一流ブランドからユニークなアンテナショップまで、様々なオシャレなお店があり、デートにもショッピングにもとても楽しめそうです。
ただ、ゆっくり座ってお茶を飲んだりできるカフェのようなところが、とても少ないので、歩き回って疲れた時に休める場所は、あらかじめ調べておいた方がいいかもしれません。

六本木ヒルズや丸の内に続いて、表参道ヒルズという話題のスポットができた東京。
次に人々を集めるのは、どこでしょうね~。(^▽^)


予約限定の絶品バースデイケーキ:シーキューブ「バンビーナ」

2006-04-16 22:51:48 | うれしいお菓子

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
今日は私の誕生日です。
去年の誕生日よりもかなり健康になって(まだまだ半人前ですが)この日を迎えられて嬉しい限りです。(^^)

さて、毎年誕生日には、ケーキを買ってお祝いしていますが、今年は、か・な・り楽しみにしていました。
今年のケーキは・・・シーキューブの「バンビーナ」。
予約のみの限定発売なので、普通は店頭にはありません。
ショートケーキがとてもおいしいシーキューブですので、期待していました。

ケーキはご覧のように、イチゴがたくさん♪
シーキューブお得意の、軽いふわふわのスポンジ生地をドーム型にして、中にカスタードクリームを敷き、その上に生クリームをたっぷり絞って、イチゴをごろごろと散りばめて粉砂糖を振ってあります。
メッセージプレートは、ドライフルーツにしたオレンジスライス。
見た目も華やかで、箱を開けると子供たちが歓声を上げていました。

このバンビーナ、ほんとうに「絶品!」と言いたくなるくらいおいしかったです。
何といってもクリームが秀逸。カスタードもおいしいのですが、生クリームが素晴らしい。生クリーム、カスタード、軽いスポンジとイチゴを一緒に頬張ると、重過ぎず甘すぎず、とってもしあわせなおいしさです。
ぱぴりおも「これはうまい!」と言いながらどんどん食べていました。

私も毎年いろいろなお店のバースデイケーキを食べてきましたが、このバースデイケーキは人生1,2を争うおいしさかも・・・。(^▽^)
構成要素はほんとにシンプルな、どこのお店でも扱っている材料なのですが、一つ一つが皆おいしいので、合わさると一層素晴らしいパフォーマンスになるのですね。

いくつになっても (^^; 誕生日にはおいしいケーキを皆で食べて、ニコニコとお祝いしたいものです。
ほんと、今日のケーキは絶品でした!
スタートがいいと、これからの1年、何かいいことがありそうな気がしますねー。
そろそろ人生巻き返しを図りたいものです・・・。(^◇^)

ぱぴりお、半年分の肉を食べる:表参道「バルバッコアグリルアオヤマ」

2006-04-15 23:58:49 | おいしいもの

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
今夜は写真が満載ですよー。(^▽^)

ぱぴりおのお友達が、私の誕生日のお祝いにご馳走をしてくれることになり、今日は表参道のシュラスコ(ブラジル風バーベキュー)のお店「バルバッコアグリルアオヤマ」へ行ってきました。
シュラスコというのは、大きな鉄串に刺した肉の塊を焼き、それを目の前でナイフで切り分けてくれる、という豪快なスタイルのバーベキューです。
たまにはたくさんお肉が食べたいなぁ・・・とぱぴりお、楽しみにしておりました。

お店のエントランスです。

ランチタイム、いかにも肉をたくさん食べそうな人々が次々と入って行きます。外人指数、非常に高し。


ランチは¥3200でシュラスコとビュッフェ形式のお料理が食べ放題なので、こんなふうに広い店内は外人だらけです。みんな、お肉好きなのね~。


ビュッフェ形式のお料理は種類もとってもたくさん。例によって取りすぎる人続出(私だ)。
σ(^◇^;


こんなに取ってしまいました。欲深いのう・・・。
椰子の芽など珍しい食材もあり、おいしかったですよ。

そしてテーブルで待っていると、ひっきりなしに大きないろいろな焼肉の塊をお皿に乗せたお兄さん達が回ってきて、ナイフで切り分けてこちらのお皿に乗せてくれます。大きな串に刺した肉も持ってきて、串に刺したままズバズバ切っちゃいます。


お兄さん、どんどん切る!


どんどん皿にのせる!


お肉には醤油ベースのソースや、ビネガーをかけていただきます。さっぱりして食べやすくなります。
肉は牛肉の各部位のほか、豚の肩ロースや鶏の足、ラム、ソーセージ、鶏のハツなどもあり、次から次へと「いかがですかー?」とサーブに来るので、もう気がつくと、肉肉肉肉肉・・・と、大量にお肉を食べてしまっています。

ぱぴりおは珍しいブラジルの黒ビールを飲みました。

ギネスなどに比べると、黒ビールのわりにはあっさりしていて飲みやすく、お肉と合います。

ぱぴりお、がんがん食べているうちにみるみるお腹がふくらみ、「ううう」と言いつつこっそりベルトを緩め、「半年分くらいの肉は食べた・・・」と、つやつやの顔色になり、遠い目になってきました。

そしてここは、デザートも食べ放題。


ヴィシア、別腹がにわかに臨戦態勢に・・・(笑)。


デザートはそれほど凝ったものはありませんでしたが、おいしかったのはこれ。

ソフトクリームマシンで、好きなだけおいしいソフトクリームが食べられるんです。
好みのソースやトッピングもかけられるので、外人も私たちも大喜び。

というわけで、文字通り死ぬほど食べて、ぱぴりおは体型まで変わり、お店を後にしました。
おいしいお肉をお腹いっぱい食べられるこのお店、外人が集結してとても混んでいるので、ご予約をオススメします。
食べてからもう12時間くらいたつんですが、何だか妙に体が温かいんですよね。
お肉効果、恐るべし・・・。明日の誕生日は、元気よく迎えられそうです。(^~^;


ホテル・オークラのパン2種

2006-04-14 22:12:10 | おいしいもの

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
世の中、パン屋さんは星の数ほどあり、東京にはおいしいお店もたくさん。
私はパンが好きなので嬉しいです。(^^)

フォションや神戸屋キッチンなども大好きですが、時々ホテルのパンを買うと、その安心のおいしさに感心します。
私の試した範囲では、名前の知れているホテルのパンはたいていおいしいですね。
今夜はそんなホテルメイドのパンの中から、「ホテル・オークラ」のパンをご紹介します。

画像手前が、ブリオッシュ。
アーモンドプードルを巻き込んであり、ほのかに甘くて(でも甘すぎず)、朝食にほどよい甘さです。生地がきめ細かいです。
奥はチーズロール。ソフトなフランスパン生地の中に、ダイスカットしたチーズがたっぷりと、パセリが入っています。フランスパン生地とチーズはよくある組み合わせなのですが、チーズが多めでうれしいですね。

東京にはほんとにたくさんのホテルがありますが、一番パン(ケーキでも)がおいしいのはどこかな~・・・なんて思っています。
朝食においしいパンを出してくれるホテルは、好感度もアップしますね。
皆さんのご推薦のホテルがありましたら、教えていただけますか?
パンだけ買って帰ってきますので・・・(^^;;

今日は短いお話になりましたので、おまけ画像を。

先日のペーパードライバー講習に行った時、教習所の近所の居酒屋さんの店先で、暇そう~に番をしていた犬です。顔が油断しまくってました。

ケーキはオトナのもの:「ロートンヌ」のケーキ

2006-04-13 22:57:03 | うれしいお菓子

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
私も東京に住みついてずいぶんたちます。
人が多すぎたり、環境が悪かったり、嫌なところもありますが、ここに住んでてよかったな~、と思うことの一つは、おいしいケーキ屋さんがたくさんあること。(笑)
生涯食べつくせないのでは…と思うくらい、東京では様々なパティシエさんたちがしのぎを削っています。
まだ知らない&食べたことのないお店も、まだまだたくさん。
今日は、そんなお店の中から一つご紹介します。

東村山市秋津にある、「ロートンヌ」。
パティシエ・神田広達さんのお店です。
フランスで修行し、数々のコンクールで受賞されたのだとか。
1997年から「ロートンヌ」のオーナーシェフをされています。

立川の伊勢丹の地下に、このたび「ロートンヌ」のショップができたのを見つけたので、生ケーキを買ってみました。
デコレーションがとてもオトナっぽく、センスがいいです。

画像手前が「トライアンフ」。
コーヒームースの下に洋酒をしみこませたスポンジを忍ばせ、一番下にはハーブとナッツの入ったココア風味のクッキー。
甘さは控えめで、コーヒーの苦味がしっかり味わえます。底のクッキーが、ハーブが効いていてとてもおいしいです。

奥はお店の名前をつけた「ロートンヌ」。
香ばしいキャラメルムースで、底の方にはキャラメル風味に煮込んだ(キャラメリゼした?)洋梨が刻んで入っています。
こちらも甘さは控えめ。しかし、キャラメルのあのちょっと苦い風味が心地よくて、少し重めの味わいです。

どちらも、味のキーワードは「苦味」でしょうか。
ルックスもクールですし、オトナの味、オトナのケーキという印象ですね。
甘さとのバランスがよく、とても洗練された印象を受けました。
ショーケースの中には、マンゴーなどを使ったフルーツ系のケーキもありました。こちらはどういう味付けをされているのか、試してみたくなりましたね。

ほんとうにたくさんのパティシエさんががんばっている、世界でも有数のケーキ激戦区・東京。
よりどりみどりでおいしいケーキを選べるシアワセをかみしめつつ、刻々と近づく誕生日が楽しみなヴィシアでありました。大きいの買っちゃうもんね~。