モンブランご来店の皆様、こんばんは。
今は外で雨が降っているヴィシア家です。
子供たちは夕食の後、ビデオに録画したアニメを見ています。
ぱぴりおも今夜はわりと早く帰宅できて、一緒にご飯が食べられました。
ヴィシアは昨日800mも泳いで片付けもがんばった疲れが残っていたのか、今日は一日家でゴロゴロしていました。
ほんとは今日、昼間一人で少しがんばって、片付けものをしたかったのになぁ・・・。
早くもっと体力をつけなくてはね。明日はまたジムに行くぞ~。
さて、再三ここでも書いていますが(笑)、ヴィシアはビールが大好き。
そのほかに、いただきもののオールド・パー(ウイスキー)などがあったりするので、時々ぱぴりおとオン・ザ・ロックを飲んだりしています。
そんな時、冷たいグラスの下にコースター、敷きたいですよね。
ヴィシア家には、ろくなコースターがなくて、あまり使っていなかったのですが、
先日片付けものをしていたら、こんな木製のコースターが2枚出てきました。
実はこれ、ヴィシアが昨年入院していた時に、リハビリの一環として作ったお手製のコースターなのです。
丸い木の枠の、真ん中が円形にくぼんでくり抜かれていて、
そこにプラスチックの花型のビーズを並べて、白いパテ?のようなものを流し込んで固め、
仕上げにニスを塗っています。
中心部分のアップです。
ヴィシアは病気になり、入院して長い長い眠りから覚めた後は、いろいろなリハビリをして回復に向けてがんばりました。
このコースターを作ったのは、去年の冬だったのだと思います。
クリスマスイブに一時帰宅する時に、しゅんけいにプレゼントするのだと言って、
何日もかけて少しずつ作りました。
まだうまく動かない手を一生懸命使って、ビーズを並べ、ニスをゆっくり塗り・・・。
リハビリ室の指導員の女性たちは皆親切で、根気強くヴィシアのささやかな手芸に付き合ってくれました。
完成して、ビニール袋に入れて、「クリスマスだから」と赤と緑のクリスマスカラーのモールで袋の口をしばって、目の前に並べた時の嬉しさは、今でも覚えています。
でも結局、プレゼントするのを忘れてしまっていたのか、コースターはその袋に入ったままでした。
懐かしくなって、昨日ちょっとお酒を飲んだ時に、ぱぴりおと二人でこのコースターを使ってみました。
ぱぴりおがしみじみと「これをヴィシアが作った、って見せてもらった時はびっくりしたなぁ。こんなことができるようになるまで治ったなんて、と思ったよ。」と言いました。
私もコースターを眺めていると、入院していた時のことが断片的ですが思い出されます。
自分がそんな、生死の境をさまようような大病をして、何ヶ月も意識がなかったなんて(今こうして何事もなかったかのようにブログを書いているから)未だに信じられないのですけれど、本当に自分の身の上に起こったことなのですね。
神様が本当にいるのかどうか、ヴィシアにはわかりませんが、とにかく不思議な力が働いたのか、奇跡的な回復をとげて、ヴィシアは今こうして、皆さんに向けて毎日ブログを書いています。
このコースターをずっと大事にして、神様に感謝して、一度はあきらめかけた命を大切に、ぱぴりおと一緒に元気に生きていこうと思います。
そのためにはまず一にも二にも体力。明日はジムでがんばるぞ~!