春はいろいろと片づけるものが増える季節ですね。
けいけいの学用品置き場から、小学5年生の時に書いた作文が出てきました。
読んでみたら面白かったので転載します。(原文のまま)
「よく使うけれど、意味のわからない言葉」
調べた理由は、「ゆびきりげんまん」がどういう意味が気になったからです。
まず、有名なものに、「ゆびきりげんまん」「とんちんかん」などがあります。今から、いくつかの言葉の意味をしょうかいします。
まず、「ゆびきりげんまん」の意味ですが、「ゆびきり」というのは、とても重要な約束事をする時に小指を切り落とすことからきています。ヤクザからぬける時に小指を切り落とすのと同じです。
次に「げんまん」ですが、これは「げんこつ一万回」をちぢめて「げんまん」です。
最後の「うそついたらはりせんぼんの~ます、ゆびきった」は言葉どおりなので、つまり、約束をやぶったらげんこつ一万回+はり千本飲まされるということになります。
今度から、そうかん単に「ゆびきりげんまん」をしないようにしようと思います。
次に、「とんちんかん」の意味です。
「とんちんかん」はかじ屋で鉄を打っている音からきていて、かじやではししょうと弟子がかわりばんこに鉄を打っているので決して音がそろわないことから、もの事がいきちがってしまう人や他の人とずれている人のことを「とんちんかん」というようになりました。
漢字で書くと、「頓珍漢」です。
最後に「ちゅうちゅうたこかいな」の意味を説明します。
「ちゅう」というのは「重二(じゅうに)」という言葉が変形して「ちゅう」になりました。「重二」とは2を重ねるという意味で、2×2です。2×2=4なので、「ちゅう」は4という意味になります。
つまり、「ちゅうちゅうたこかいな」は、「四と四でたこですか」という意味になります。
「ちゅうちゅうたこかいな」には地方別の言い方もあり、京都では「ちゅうちゅうたあかいのとお」と言い、大阪では「ちゅうちゅうたまかいのじゅう」と言います。(参考図書・あんぽんたんのおもしろ言葉なんじゃらほい!1と2)
「ゆびきりげんまん」がすごい意味だったのが楽しかったです。
(以上)
「ゆびきりげんまん」の説明のところで笑ってしまいました。
ヤクザから抜ける時にとか、なんで知っているんでしょう。(^^;
筆圧強くがしがしと作文を書きながら、「そうかん単にゆびきりげんまんをしないように」などと、指切りを警戒している5年生男子のけいけいの姿が浮かんできて、面白かったです。