モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
6夜にわたってお送りしました、しゅんしゅん作「ふしぎな地図」、今夜でついに完結です。
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「おわった・・・。」
マリオはそういい、歩きだしました。
すると、巨大な箱がありました。
入口の中をのぞくと、ありえない形でめい路がつくられていました。
めいろは黒っぽく、道いがいは黒です。
見ると、入口のわきに、鉄のくつがおいてありました。
「そうか!!このめいろはじ石(じしゃく)なんだ。鉄はじしゃくにつくから、あんな形でもだいじょうぶなんだ!!」
二人はめいろの中に入りました。
めいろの中はものすごく広く、かいだんがいっぱいありました。
二人はしんちょうにめいろをすすみました。
ときどき穴があいていて、おちたらたいへんだからです。
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しばらくすると、オレンジ色のボールがありました。
マリオが近づくと、ボールがぱっとひらき、ロボットになりました。
いつのまにか、あたりはボールだらけ。
マリオも剣でこわすのですが、あまりの多さに、おされています。
ちょうどそのとき、ピーチが出口をみつけました。
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「いそいで!」二人はめいろからぬけだしました。
そのとき、めいろがこわれて、巨大なロボットがあらわれました。
中心の目が弱点ということは、小さいロボットでわかっていたのですが、守りがかたくてきゅうしょがつけません。
しかし、たまたまふったマリオの剣が、ロボットのジョイントにあたりました。
すきをついて、マリオが剣で中心をきると、ロボットはこわれてしまいました。
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「船はもうすぐだ。」
マリオは空を見上げました。
「空の星が近づいている!!」
ゴ、ゴゴゴ。
星がいいました。
「私はメテオ・ゾーク。おまえたちがくるまで、ふういんされていたのだ。わが体をけしたうらみ、はらさしてもらうぞ!!」
ピーチは近くの石をなげつけましたが、まるできいていません。
しかし、マリオは剣を投げました。
剣は、メテオ・ゾークの目にあたりました。
そして、メテオ・ゾークは、ばくはつしました。
ばくはつすんぜんに、なにか青白いものが、マリオたちをばくはつからまもりました。
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ばくはつのあとから、黄金の三角形がとびだしました。
その光をあびた所が、直っていきました。
二人は、船に乗って、島を出ました。
遠くで、キツネのサンクスが、はねていました。
おわり
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いかがでしたでしょうか?
結局、地図は宝の地図ではなく、かつてゾークを島に封印した者が、それを示すために描いた地図だったのだそうです。
マリオたちの活躍で、ゾークは完全に滅び、島に平和が訪れたのでした。
しゅんしゅんとけいけいは、仲の良い双子ですが、宿命のライバル同士でもあり、ことあるごとに張り合っています。
しかし、小説や芸術のセンスに関しては、けいけいが素直に「しゅんしゅんにはかなわないなぁ。」と、相手を称えています。
巨匠・しゅんしゅん、またぜひ面白い小説を書いてくださいねー。
皆様、6回にわたり特別企画におつきあいいただき、ありがとうございました!
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