モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
紅茶はお好きですか?
スターバックスやタリーズを初めとして、本格的なエスプレッソベースのおいしいコーヒーを比較的リーズナブルに飲ませてくれて、しかもセルフサービスで気軽に入れるお店って、ここ数年で一気に増えました。
東京ならメジャーな駅のそばには、今や必ずスタバがありますね。
(鶯谷にもあるのだろうか・・・?)(^^;;
ところが、同じようなプライシングでおいしい紅茶を気軽に提供してくれるチェーンは皆無です。
スタバにも紅茶はありますが、グレードとしてはちょっとね・・・。
エスプレッソはマシンでいれるので味のコントロールがしやすいという点もあると思います。
紅茶をマシンで1杯1杯いれるのは現在のところ困難でしょうね。
1杯あたりのコストもたぶん紅茶の方が高くなるでしょう。
また、紅茶の茶葉に比べてコーヒー豆は(挽く前の状態なら)保存性が紅茶よりいいと思うので、その点でもコーヒーが有利かもしれません。一気に大量に買い付けて輸入できますからね。
私は本当はコーヒーが苦手なので、できれば外でも紅茶を飲みたいのですが、紅茶専門の喫茶店にでもいかないと、何百円も払っただけの味は楽しめません。
というわけで、私は紅茶は自分の好きな茶葉を通販などで買い、家でそれなりにこだわっていれて飲んでいます。
ダージリンやヌワラエリヤなどの、茶葉の香りをそのまま楽しむいわゆる「ストレートティー」の方が好きなので、香りをつけたフレーバードティーは、アールグレイ(ベルガモットの香り)くらいしか飲みません。
しかし今回、吉祥寺に本店のある「カレルチャペック紅茶店」のフレーバードティー「ガールズティー」のサンプルをいただいたので、久しぶりに一人の午後のお茶の時間にフレーバードティーをいただいてみることにしました。
こちらのお店も結構キャリアがあるのですが、何といっても最大の売りは、可愛いイラストのパッケージ。
絵本作家でもあるオーナー、山田詩子さんのキュートな癒し系イラストが散りばめられた可愛いデザインの缶は、食器棚のいいアクセントになりますね。
カレルチャペックさんの紅茶は初めていただくのですが、定番のフレーバードティーに人気があると聞いたのでテイスティングしました。
茶葉はテトラ型のティーバッグ入りですから、カップで直接いれることもできます。
できあがってみると、セイロン茶葉をベースにしたオーソドックスな真紅の紅茶に、甘いイチゴの香りが大変ロマンチックにつけられています。
フレーバードティーの中には、凝りすぎるあまりに香りの個性がかえって消えてしまっている惜しいものもあるのですが、このガールズティーは、いいストロベリー香料を使っていますね。嫌味がなく、好まれやすい香りです。
私は普段ストレートティーは砂糖も何も入れずにいただくのですが、今回はストロベリーということで、砂糖を入れて少し甘めにしてみました。
すると、イチゴの香りが甘さで際立って、いっそうロマンチックな印象に。
ミルクが苦手なので入れませんでしたが、甘いミルクティーにすると、まさにガールズ・ティータイムにぴったりでしょうね。
ごくごくベーシックなセイロン紅茶を、フレーバーの質にしっかりこだわることで独自のスウィートな世界を作り上げたカレルチャペックさん。
私はたぶん、またいつものブランドのストレートティーを飲み続けると思いますが、こういう香りつき紅茶のファンの方もずいぶんいらっしゃるだろうなーと思いましたね。
いやー、「スターバックス・ティー」ってできないもんでしょうか。
アメリカ人はさくっと飲めるコーヒー(とコーラ)命な人々なので、それは難しいかなぁ~。