ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

アンケートを見て

2010-11-08 20:03:50 | Weblog
 先日の宗谷振興局の稚内商工高校での食育に関する講演会でのアンケート調査の結果を見ることが出来た。
私は、このようなイベントの時に主催者がアンケート調査を行ったときに、必ず結果を送ってもらうことにしている。感想や指摘事項はとても役に立つからだ。イベントの最後に本人を目の前にして感想を述べるときは、指摘事項は滅多に出てこない。その点、記載アンケートは率直な感想を聞くことが出来て、全ての書き込みに目を通す。

 今回の講演会でのアンケートでも「話の中で印象に残っていることなど感想をお聞かせ下さい」との設問に、120名を越える人たちが記入してくれていた。
「早口で聞きずらい所があった」「結構、かんでいる部分があった」「もうちょっとわかりやすくしてほしかった」などは貴重な改善を要する意見ですし「感謝の気持ちを持ち続けます」「大変に為になる話を有り難うございました」と激励の意見も。

 こうした一つひとつの感想は私自身を大きく励ましてくれます。一方、食育の持つ意味や地産地消の事は多くの人たちに知らせる意義の重要性を感じました。言葉そのものの意味は理解していなくとも、生活の中で実践していることは多くあるでしようけど・・。

 次世代を担う超若い人たちと語り合い、自分の考えを延べ感想をいただいたことは私にとっては、大きな宝物になるでしょう。その宝物は次なる財テクへと・・・。
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地産地消フェア

2010-11-07 20:46:26 | Weblog
 昨日と今日、稚内のあるスーパーで開催された、最北端農村クロスロード交流会と宗谷振興局共催による、宗谷管内
農畜産品地産地消フェアーがスーパーを訪れる沢山の人出の中で開催され、多くの加工品などが完売する盛会だった。

 私も3種類のミルクジャム90個をもって参加したが早い時間帯で完売出来た。振興局の皆さんが事前の多くの宣伝を
してくれていたこともあって、知り合いの方もわざわざ買い求めに来てくれる人も多かった。
組織の会員が一同に集まって宗谷管内のスーパー内で販売することは初めての事であり、身近なところに農畜産品の加工品が
あることを知り食べて頂けたことは、地産地消が重要視されている中で大いに成果の上がったことではないだろろうか。

 何度か大きな町での販売に参加したこともあったが、そのことも大切ではあるが、まずは近くの方々に知って頂くことを
大切にしたいものだ。そのことが地産地消の発展につながるものだと思う。その為にも今回の成果が次につながるように振興局
の方々との協議連携をはかっていきたいものだ。
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ミルクジャムの販売

2010-11-06 09:26:48 | Weblog
 昨日は浜頓別町を会場として、宗谷管内農業委員等の研修会だった。数年前から研修会の後に情報交換の懇親交流会も
行っている。納得の行く講義だったように思う。その為か交流会では少し飲み過ぎた。妻の迎えの間に別の店で飲んだのが
すこぶるきいたのだろう。

 そんな訳で、決して体調万全ではなかったが、いつものように5時に起床。
今日と明日は宗谷管内で消費者交流活動をしているネットワーク組織の最北端農村クロスロード交流会と宗谷振興局が一緒になって
稚内のあるスーパーで、会員である酪農家中心の乳製品製造物を販売することになっている。まさしく地産地消のとりくみだ。

 私のところでもミルクジャムの販売の為に妻は早くから出かけた。私も組織の責任者としてこれから出かける予定だ。
チーズやミルクジャム、牛乳など酪農家自身が製造していることを知って頂き、食べて頂くことはとても意義あることだと思う。

 多くの方々のご来訪を待ちたい。今朝から素晴らしい晴天。11月上旬とは思えない暖かさだ。
こんな日が1日でも多くあって欲しいと願う。
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妻と共に語り

2010-11-04 19:46:19 | Weblog
 北海道草地協会の「放牧技術研修会」に呼ばれ、恵庭や北広島に妻と共に行って来た。本来でありましたら、私たちが様々なことを
提供しなければならないのに、私たちが沢山の元気をいただいて帰宅した。
又、昨日からの移動日では、ファームステイしていただいたお嬢様との会食などでは、妻の頑張りなどもありとても意義あるものだった
と思う。

 飼料高騰や過重労働などから放牧酪農の推進が推し進められて久しくなるが、私どものような者が先進地に出かけ語ることは、気が縮まる
思いをしましたが、不条件の中で放牧をしながら消費者交流をしている様子を語ることに意義があったらしく、厚かましくも出席させていた
だいた。

 フィールドワークや施設内での意見交換会で語らせていただいたが妻の語りも、短い時間だったとはいえ「たいしたものだ」と感心した。
語りの中心を私と交代した方が良かったかも知れない。短い時間の中でまとめての語りは説得力もあり、相手を大いに引きつけるものだ。
  (余りほめるのも何だが・・)
沢山の質問などもいただき、私にとってはとても有意義な研修会であった。声をかけて頂いた関係者の皆さんに心から感謝をしたい。

 参加者の中にはず~~と以前にお世話にな指導機関の方がいたりで、とても懐かしい思いもした。
技術研修会など私にはとてもプレッシャーのかかった事も無事終わり安堵したが、帰宅してメールを整理していると次なる場での・・・予定の
資料送付の催促がきていた。15、19,24日と内容を変えたパワーポイント作りがまっている。思わずため息も出てしまった。

 ここ数日パソコンの調子の良くないことも気がかりだが、老いた腰に大ムチ打って頑張ろう。一つのことが終わり安心したせいか、千歳
空港から買ってきたカニ弁当を食べ過ぎたようだ。胃の調子も悪くなった。
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移動

2010-11-03 09:10:46 | Weblog
 どんよりとした曇り空の朝。深夜に雪マークの予報だったが、雪にならないことが何よりだ。
そんな天気をよそに、明日ある組織に呼ばれていての意見交流のために妻とともに出席で、出札
にむけて移動日だ。

 2人で同じ場所への出張は滅多になかった。妻は、1ヶ月前に農村青年の婚活に来訪し私の所に
ファームスティした彼女と食事を取るアポを取ったという。まさに一石二丁だ。
男性のコメントをだずさえてとか・・・。(余り書きすぎるといけないけど・・。)でも素晴らしい
出張の心がまえだ。妻の出張に「っぱれ!!」 私も頑張らなくては・・。
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熱弁

2010-11-02 20:18:15 | Weblog
 今日はかねてから予定していた宗谷振興局の食育講座が、稚内商工校で開催され何の経験もない私がのこのこ出かけていって1時間、語ってきた。
修学旅行中の2年生をのぞいて1、3年生190名余りが一同に体育館に集合しての講義だった。私は100枚ほどの写真を使ってパワーポイントで
自分が実践している体験談やその中から得た事を中心に語った。いつも我が家で実践してる青空教室の出前授業のようなものだった。

 ちなみに講義のタイトルは「いただきます」の言葉のうらに。サブとして、~酪農から伝えたい食と命の大切さ~とさせていただいた。
生徒達の熱心な受講に頭が下がる思いがした。生徒達の司会進行、開会挨拶など全て自主的に運営されていた。

 閉会のお礼の挨拶で生徒の言葉が印象に残った。「生きると言うことをあまりにも身近すぎて真剣に考える機会がありませんでした
が本日の講演を聞いて、普段当たり前にようにしている食事が農業等の一次産業に関わる方がたの努力がありそのものだと知り、食と農業に
関する知識が高めることが出来ました・・・・」と述べられた。
まさしく私達が伝えたいことそのものだったように思えた。

 日が近づくにつれ緊張も高まり、家を出る寸前までスライド調整していたいつもの悪い癖もでていた。終わってホットした。参加者全員を対象に
したアンケート調査も振興局で実施していて、その結果がまとめられるのも気がかりだ。「まとまったら是非見せて下さい」とお願いした。
それを見て「更なるみがき」をかけ・・などと夢を描いている。

 自分でも言うのも気が引けますが、熱弁だった時だったかも知れない。
明日は移動日で4日は札幌で妻と共々語り、意見交流する機会があたえられている。明後日も頑張ろう!!
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晩秋の恋の季節

2010-11-01 18:57:35 | Weblog
 午後から猛烈な雨が続いている最北。これから先も数日間は雨マークだ。
そんな雨をもろともせず、猛烈な恋い季節を楽しんでいるのが、野生のシカ達だ。晩秋のこの時期が野生のシカにとって繁殖期を迎え、昼朝関係なく
雄シカの甲高い鳴き声がこだまする。牛舎のあかりが消える頃には、家の直ぐそばまで近より、まるで度胸のあるところを見せつけているかの
ようである。

 昨日の夕方、小高い放牧地に数頭の雌シカに2頭の雄シカがじっとにらみを聞かせていた。その内の1頭は雌の近くでしっかりとサポートしてい
る様子がうかがえる。
これだけの数のシカが毎年繁殖し続けるのだから増え続けるのは言うまでもない。隣の人の顔は見ることのない日があっても、シカの鳴き声や姿を
見ないことはない。

 今日の朝刊に「エゾシカ被害 農家の自衛」とのみだしの記事があった。エゾシカによる農業被害を減らすために、「わな猟」の免許を取得す
る農家の人が増え、自衛しているというのだ。その効果も出ているという。良いことダと思う。
私どもの所は広い面積の牧草地なためか、沢山が出没して被害があっても、被害の声がそれほど上がらない。むしろ家庭菜園等の被害に困っている。

 そんな事の為か、最近妻は私に銃の免許の取得を進める。私には、いまさらそんなつもりはないが、育てた野菜などが食べられてしまうと腹そこ
から怒りがこみあげてくる。

 晩秋の中で恋いを楽しんでいるシカちゃん達よ! 人間様の社会に出てきて悪いことをするが故に、命が狙われていることを肝に命じるべきだ。
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