ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

晩秋の恋の季節

2010-11-01 18:57:35 | Weblog
 午後から猛烈な雨が続いている最北。これから先も数日間は雨マークだ。
そんな雨をもろともせず、猛烈な恋い季節を楽しんでいるのが、野生のシカ達だ。晩秋のこの時期が野生のシカにとって繁殖期を迎え、昼朝関係なく
雄シカの甲高い鳴き声がこだまする。牛舎のあかりが消える頃には、家の直ぐそばまで近より、まるで度胸のあるところを見せつけているかの
ようである。

 昨日の夕方、小高い放牧地に数頭の雌シカに2頭の雄シカがじっとにらみを聞かせていた。その内の1頭は雌の近くでしっかりとサポートしてい
る様子がうかがえる。
これだけの数のシカが毎年繁殖し続けるのだから増え続けるのは言うまでもない。隣の人の顔は見ることのない日があっても、シカの鳴き声や姿を
見ないことはない。

 今日の朝刊に「エゾシカ被害 農家の自衛」とのみだしの記事があった。エゾシカによる農業被害を減らすために、「わな猟」の免許を取得す
る農家の人が増え、自衛しているというのだ。その効果も出ているという。良いことダと思う。
私どもの所は広い面積の牧草地なためか、沢山が出没して被害があっても、被害の声がそれほど上がらない。むしろ家庭菜園等の被害に困っている。

 そんな事の為か、最近妻は私に銃の免許の取得を進める。私には、いまさらそんなつもりはないが、育てた野菜などが食べられてしまうと腹そこ
から怒りがこみあげてくる。

 晩秋の中で恋いを楽しんでいるシカちゃん達よ! 人間様の社会に出てきて悪いことをするが故に、命が狙われていることを肝に命じるべきだ。
コメント (4)
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