豊寒別神社のお祭り

　昨日は宵宮で本日は本祭の豊寒別神社のお祭りだった。
大正１０年に建立された豊寒別神社は、移住した先人の故郷の例大祭に合わせて９月１５日であったが、数年前から人口が少なくなった
ことから、９月の第２週の土日に変更していた。

　　　　　　　　　　　　

　 昨日の宵宮祭に合わせて、朝仕事を終えてから集落の人たちは１年ぶりに神社清掃に集まって宵宮祭に備えた。
この清掃作業は、集落内で国営の事業を行う建設業者の方々も地域貢献の一環として参画。業者の方々との交流を通しながら、楽しく
清掃作業・・そして休憩。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　

　そして、夕方の仕事を終えた集落の人たちが午後７時半から集まってお詣り…玉串奉てん。
私も孫達とお詣り。
お詣りには、建設業者の社長さん達も参詣。集落の人たちと親しく懇親交流、仕事の話しにも華が咲く。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　焼き肉やビンゴゲームなどを楽しんだ。
本祭も早めの昼食をみんなで楽しみ、集落内のコミュニティをふかめあった。

　　　　　　　　　　

　長い歴史を持つ私達の豊寒別神社。
移住してまもなく、人々は集落の大半を見渡せる小高い丘の上に神社を建立。開墾に明け暮れる先人が、秋のこのお祭りを楽しみに汗を
流してきたのだろう～。

　しかし、この神社境内は、車から降りて５２段の階段を上っていかなくてはならない。
集落の人たちは歳も重ね、上り下りが大変な年頃になって来たこともあり、神社の移設新築を階段の入らないところに決定。１００年以上の
歴史を持つ、この場所でのお祭りは最後となった。来年は新たな場所での祭事が・・・。