帰って行った～

　２泊３日で酪農体験実習に来ていた社会人ちゃんが帰っていった。
最後の受け入れとしての実感はわかないものの、最後の最後まで新しい出会いがあったことに感謝した。
帰路３０分前に別れを惜しんだ写真だ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　彼女と出会ったのは前日にもブログで書きましたが、６月に開催された新農業人フェアであった。
今後、転職を考え、転職先に農業に関心を持ち、５０数市町村出展のブースの中から空知の１町と浜頓町町の話を聞いていただき、このたびの浜頓別町の
酪農体験実習であった。空知の町の畑作水田農家での体験実習も終えていた。
新農業人フェアには私たちも何度も出展しているが、その場で出会った人に来訪していただくことは、そんなに多くはない。

　その為私たちは、南町長さんにもお会いいただいたり、町の様子を説明したり若者と交流していただいたり、若者の牧場や家族の皆さんのお話を
聞いたりしていただいた。
短い滞在期間でしたから充分な事は何も出来ませんでしたが、豊かな大自然、何もない静かな山奥での生活がもてなしてくれた。
たとえ山奥であっても、信号にひとつも出会うことなく市街地まで１０～１５分程度でいけ、この町にない物品は前日に頼むと道内でしたら次の日には
届く話等にも熱を入れた。
夕食は私たちだけでは寂しかったために、静かに感染対策もとりながら、数人で歓迎し交流した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　「無事に帰ってきました、とても楽しかったです」「良い思い出が出来ました・・」などといった、お礼のメールが届いていました。
私たちはこの先も、彼女達との出会いを大切にし、空知の町に負けないようなアピールを続けていきたいと思っています。

「たとえ牛がいなくなっても私たちはこの山奥にいます。いつでも田舎暮らしを体験しに再び来て下さい・・」と見送った。
改めて新しい出会いに感謝した。