ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

「とよかんべつ交流大学」設立される

2011-04-18 20:48:50 | Weblog
 海からの冷たい風で肌寒い1日。一昨日の雪は殆ど融けていなく、景色だけ見ると真冬のような白銀の世界。
「季節が半月早く進んでいる」と戸惑っていたが、段々と追いつかれそうな気配だ。明日は、太陽が顔を出し
てくれることを期待したい。

 昨日の集落の自冶会の総会で、「とよかんべつ交流大学」という組織が集落の中に誕生した。学長や教授、事務長
などの役員も選出された。

 このれは、かねてから閉校した豊寒別小学校の有効活用を検討している中から生まれたものだ。5年前には38世
帯あった戸数は今年は22世帯に。集落人口も激減し住民のコミュニティの機会も薄れていた。

 そんな地域を「学校がなくとも輝く集落にしたい」との願いで真剣に議論を重ねてきた。
その結果、閉校した小学校を都市(町内外)と農村の交流の拠点にして活用することにしたのだ。

                         

 酪農の理解促進をねらいとして「子牛(風船のもの)争奪ミニバレー大会」や「100㌔マラソンジンギスカン交流会」
などなど酪農家を中心にした、少ない集落の人々との交流を進めることによって地域は息づき活性化し、更に発展して
若者の担い手対策や新規就農、集落内への定住促進につながることをも期待して・・・。

                          

 集まった人々は少なかったが「集落を活性化させたい」と熱く燃えていて、提案した全てのことが承認
された。
豊寒別の集落に開拓の鍬が降ろされて100年以上の歴史を数える。この間、集落は学校を中心に住民のコミュニティが
図られてきた。やがて学校は閉校し世帯や人口は激減した。しかし、残された住民は、やっぱり学校を中心にして
集落を輝かそうとしている。

 多額の投資された血税は、とよかんべつ交流大学で活かされようとしている。

 
コメント
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