６日間の夢

私は毎年２回だけ、大きな夢を数日間見ることにしている。それはそれは大きな大きな「夢」である。
期待とは裏腹に、すぐに冷めてしまう時がほとんどの「夢」ですが、すこしでも長く持ち続けたいと１週間位を限度としている。

新年も６日まで持ち続けた。しかし、はかなくも６日目で消えた。いつもものことではあるが残念なことであったがさわやかだ。

そう！！その２回の夢とは・・・夏のサマージャンボと年末ジャンボだ。０７年の年末ジャンボは、１２月始めの札幌出張の時に買ったバラ３０枚と東京帰りに買ってきてもらったバラ３０枚の計６０枚だった。

数年前に病気入院時にお見舞として、宝くじ１０枚いただいたことがあった。そのクジの中に「年末幸運賞」の１万円の当たりくじが１枚あった。いままでの中でそれが最高の当たり金額だった。その後、何度か３０００円があたった程度で今日まで来ている。それでも夢を持ちたくて毎年買い続けている。どういう訳だかこの２つの宝くじしか買い求めない。

昨日、心で手を合わせて１０枚ずつの宝くじ券を開封した。１枚１枚丁寧に番号を照らし合わせる。「おっと！！」思わずなんどか声がでる。そのたびに隣部屋で何かをしている妻が顔を出す。
３桁しかあわなくとも「惜しい！！」なんって言ってしまう。１０枚とすすんだところで３０００円の当たり券。「この先に期待がもてる」とひそかに思う。
段々枚数が減っていく。あと５枚、２枚、さいごの１枚！！。「残念！でも、ぁぁ～～あ楽しかっ～～た」と心の中でおもった。

６日間の夢・・。大きな夢を持たせてくれた６日間。
こんな山の中でも、たとえ叶わない夢であっても全国の人々と同じような夢を持っていれたことに満足した一時だった。

今年も、「内でも外でも年令（とし）に関係なく夢を持って頑張ろう！！」