AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

蒲焼炎上

2016-09-27 13:32:26 | 今そこにあるメディアのリスク
鹿児島の鰻養殖 ふるさと納税で人気の養殖鰻のネットのPR映像が炎上したそうです。
幾つかのブログにも引用されてましたので引用させて頂きます。

鹿児島県志布志市が、9月20日に「UNAKO」というふるさと納税PR動画をYouTubeに公開しました。





志布志市はうなぎの産地らしく、そのうなぎをスクール水着を着た中高生くらいの女性に擬人化した動画でふるさと納税をアピールしようとしたものですが、これがかなり気持ち悪いもので、まあとにかく見たいという方はこちらをどうぞ。
この動画では、うなぎを擬人化し、志布志でうなぎが大切に育てられている様子を描いています。
物語は、真夏のプールで、一人の美少女と出会うところからスタート。彼女は画面(あなた)に向かって、「養って・・・」という刺激的な言葉を放ちます。驚きのラストもさることながら、上質でどこか懐かしさを感じる映像に、思わず見入ってしまう仕上がりとなっています。
行政ですから、この動画を公開するまでには、幾度も会議を重ね、仕上がったものについても担当者から市長まではいかないにしても担当部長くらいまでの決済は必要だったでしょう。
その間、スクール水着の女性に擬人化することや「養って」の言葉に問題はないかの検討がなされなかったということは考えられません。
(http://ausnichts.hatenablog.com/entry/2016/09/26/154854 一部引用させて頂きました。)

私感ですが、相当にクレームを入れてくる人達は「冗談が通じない。森を見ずして木。」と言えます。ナレーションでもきちんと商品情報をこなしています。硬直した世の中は、硬直した思考しかできない。その典型だと思ってしまいます。「なんで女の子が黒い水着で泳いでいる。」「ペットボトルを持つとヌルヌルしているんだ!気持ち悪い!」女の子が言う「養って」鰻なんだからヌルヌルしているし、養殖だから「養う」だろう。バブルが崩壊して、全てに於いて「硬直している。」もしくは、こういうのをいちいち取り上げてアクセス稼ぎかも知れません。



創造性の低下と言いますか「養って」を卑猥に思う方がおかしいと思いますよ。天才バカボン 鰻犬の生みの親 赤塚不二夫さんだったらなんと言ったでしょうか?「これでいいのだ!」絶滅危惧種になってしまった鰻なのだから、近畿大学が開発した鯰で同じ表現で、髭をつけ「私に変えて、、、。」と今やったら話題になるでしょうが、、、。



物は違いますから、比較にはなりませんが バーガーキングが発売したワッパーの香水です。



ファシズムは冗談をうけつけないのだろうか、、、?ガラパゴス日本は雁字搦めにされているのでしょう。