AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

集合知の無知(12)

2016-09-13 17:49:56 | 今そこにあるメディアのリスク




私もモチベーションをチェックしましたが、典型的な「I Type 」でした。
在職中の若かりし頃と今を比べますと、基本的に「好きな事にはどんどんのめり込み企画も含めて面白い考え方を生んだ。」然しながら「ワクワクしないものは、受けても
より良い効果は生まなかった。」様に思います。でも今の時代はモチベーション2.0の時代ですから、「 I Type」よりも重宝されたのは、「X Type」でしょう。彼等は従順ですし、間違っていたとしても、「それは間違っています!」とは絶対に言いませんから、、、。これがバブル崩壊後
ガラパゴス日本→Japain →Japassing と世界から見放された時期です。
このモチベーションに関してはいろいろな方々があげてらっしゃいますので、一部ご紹介しましょう。
モチベーションの種類として、「タイプX」と「タイプⅠ」の2種類があります。
「タイプX」とは、「モチベーション2.0(外発的動機づけ)」に基づくものです。
多くの企業が用いている、「アメとムチ」により労働者を管理する手法です。


外部からの「報酬」や「評価」を、最重要視します。
対して、「タイプⅠ」は、「モチベーション3.0(内発的動機づけ)」に基づきます。
外部から管理され、動機づけられるのではなく、「したい」「好き」「選ぶ」といった内発的な動機によるものです。
内発的な欲求をエネルギーとし、外的な報酬よりも、活動から生じる「やりがい」や「満足感」を重視します。
人間は、完全に「タイプX」と「タイプⅠ」に分かれるわけではありません。
状況により、タイプが異なる場合もあります。
大事なのは、「タイプX」と「タイプⅠ」のどちらで、あなたの貴重な時間を費やしているか?
もしくは、費やしたいか?
ただ、「食べていく」ために、満員電車に揺られて通勤しているのでしょうか?(タイプX)
ボーナスを多く貰うために、仕事に精を出しているのでしょうか?(タイプX)
上司から気に入られ、昇進するために、他を犠牲にして働いているのでしょうか?(タイプX)
それとも、
仕事で実現したい理想があるから、今の仕事をしているのでしょうか?(タイプⅠ)

今の仕事が好きで、やりがいがあるから、満員電車に揺られて通勤しているのでしょうか
(タイプⅠ)

自らの使命を果たすために、仕事を続けているのでしょうか?(タイプⅠ)
「タイプX」にとって、主な関心は、外部からの「報酬」と「評価」です。
「タイプⅠ」にとって、主な関心は、「やりがい」・「自主性」・「目的」なのです。
どちらのタイプが、正解というわけではありません。
ですが、どちらのタイプがより成功しやすいと、あなたは思いますか?
「タイプⅠ」には、以下の特徴があります。
①「タイプⅠ」は、後天的になることが可能
どのタイプで多くの時間を費やすかは、それまでの経験や状況で異なってきます。
決して、固定的なものではなく、タイプの遷移は起こりえます。
②「タイプⅠ」は、長期的に「タイプX」をしのぐ成果を出す
「タイプX」の動機づけは、「短期的」には役立ちます。
報酬や評価を得るために、猛烈に働くようになるからです。
ですが、それはあくまで「短期的」に限ります。
長期的には「害」であり、モチベーションを低下させ、仕事に対する興味をなくし、創造性を奪うことが、研究で証明されています。
③「タイプⅠ」は、公平で適正な最低限の給与を必要とする
「タイプⅠ」の人間においても、報酬を完全に度外視しているわけではありません。
動機としては極めて弱いですが、報酬は必要です。
タイプⅠ」の人間には、最低限の報酬を用意し、公平で適正なものであれば十分です。
なぜなら、金銭面を心配せずに仕事に専念できるからです。
この条件をクリアすれば、あとは自主的に仕事に臨み、成果を出します。
④「タイプⅠ」は、再利用可能である
「タイプX」は、再利用できません。
一度報酬を渡せば、次はそれ以上の報酬でなければモチベーションが上がらないからです。
報酬には上限があり、いつかは再利用できなくなります。
対して「タイプⅠ」は、内発的な動機に突き動かされています。
そのため、上限はなく(その人間次第であり)、再利用可能なのです。
⑤「タイプⅠ」は、肉体的にも精神的にも、良好な状態にする
SDTの研究者が行った調査によれば、
「タイプⅠ」の人間は、自尊心が高く、良好な人間関係を築き、総じて幸福感を得ているということです。
一方、「タイプX」の人間は、自尊心が高く、自己防衛的で、健康状態が良好ではないことが明らかになっています。(企業・副業.com http://kigyou-hukugyou-mental.com/entrepreneurship-type-i 引用させて頂きました。)




リオ オリンピック閉会式での東京オリンピックのセレモニーの仕掛けに世界は唸ったことでしょう。S氏をはじめ参画した方々 共通項は「I Type」でしょう。