AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

集合知の無知(11)

2016-09-12 11:57:57 | 今そこにあるメディアのリスク
前回お話しさせて頂きましたダニエル・ピンク氏のDriver ・モチベーション3.0「報酬の用い方への簡単なフローチャート 」を引用させて頂きました。







自分の意思で行動を決め、意義あることの熟達を目指し、大きな目的を追求する――一見、青臭い理想主義にも思えるが、科学的に見て、こうした行動は人間の根源的な欲求に適ったものらしいです。
しかし、日本のビジネスパーソンを見渡せば、信賞必罰によって受動的に動く「タイプX」がまだまだ幅を利かせている。そんななか、いち早く「タイプI」に目覚めた人には厳しい環境だが、彼らが自分を見失うことなく、働く喜びを実感できる方法もあるという。
日本だけではありません。アメリカの職場でも、まだ従順な「タイプX」が大半を占めています。私たちは周りの人々に影響されて行動するので、少数派の「タイプI」がモチベーションを保つのは確かに困難です。

周囲に流れされないためには、どんな小さいことでもいいから、何かをはじめることが重要です。今日から実践できる試みをいくつかあげてみましょう。

同僚と実験的なことをはじめる
まず考えられるのは、気の合う同僚と、自律的な仕事のやり方を試してみることです。仕事の内容や進め方を、一部分でも、自分で決められるよう工夫してください。上司の理解が得られないなら、週末に「フェデックス・デー」と呼ばれる取り組みをやってみるのもいい。

これはオーストラリアのコンピューターソフト開発会社が考案した制度で、24時間かけて、通常業務とは関係のない好きな課題に取り組み、その成果を発表するというもの(24時間で荷物を届ける「フェデックス」にちなんで命名された)。この制度から新製品のアイデアがいくつも生まれたそうです。自発的に動くことで、思いもかけなかった力が出ることを実感できるでしょう。

あなたのモチベーションタイプは?

ダニエル・ピンク公式サイトにモチベーションタイプ診断があります。
あなたのモチベーションタイプをチェックしてからこの本を読むのも自分のこれからの人生で更にプラスとなるでしょう。



http://www.danpink.com/drive-survey