南無煩悩大菩薩

今日是好日也

助かった命、繋ぐ食料。

2013-11-16 | 古今北東西南の切抜
(photo/source)

去る11月8日、フィリピン中部を台風30号(別名:ハイエン)が襲い、国連WFPは11月9日より緊急支援活動を開始しました。初期推計では450万人が被災し、少なくとも47万8千人の人びとが家を失い避難しています。また、死者は1万人にのぼっている恐れがあります。壊滅的な被害を受けたレイテ島の都市タクロバンでは、食糧、水、電気がなく、多くの道路が瓦礫で塞がれ通行不能となっています。 また、台風に襲われた地域では多くの空港が大きな被害を受け、現在は一つしか使用できる空港がない状況です。現在の最大の問題は、支援物資をいかに届けるかです。

国連WFPはフィリピン政府と連携し、災害支援拠点の立ち上げと、まず届けるべき食糧や他の支援物資の空輸、輸送ルートの整備を急いでいます。現在は、稼働しているセブ空港に支援物資を空輸中です。既に44トンの栄養強化ビスケット(12万人の1日分の食糧に相当)がドバイの国連人道支援物資備蓄庫から、フィリピン国内に到着しています。フィリピンでは以前より支援ニーズが高く今年120万人に食糧支援する計画でしたが、今回の猛烈な台風被害は支援の必要性に追い打ちをかけるものです。(切抜/WFP




Typhoon Haiyan: 'It was like the end of the world')
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