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今となっては懐かしい西郷輝彦の歌声

2022-02-27 | 演歌・ポップス
2月20日に75歳で亡くなった西郷輝彦、
その訃報を聞いた後、デビュー曲の「君だけを」を初めて聴いた時を思い出していました。
この歌の発売は、昭和39年(1964年)2月ですが、高校入学と同時に歌っていた先輩の姿です。


現在持っているEP盤は、君だけをを始めとしてクラウン時代の11枚、
これらは以前から好きで集めたものばかりですが、デビュー曲は別格として、浜口庫之助のフアンでもある私にとって、「星」のタイトルが付いた3枚と、1曲だけある安井かずみと平尾昌晃のコンビによる「静かに 静かに」は、小谷 允がアレンジを担当していることから特別な思い入れがあります。


彼のヒット曲を中心に28曲を収録した2枚組LPは、連続して聴ける便利さはありますが、45回転による音の素晴らしさと、ジャケットを見ながら曲のイメージを膨らませることが出来るEP盤の方が良いです。
またB面は、普通は表に出て来ないのですが、その中にも良い曲があり、これらを見つける楽しみもあります。
  
彼のソフトな歌い方と、フレーズごとの終わりにあるヴァイブレーションが特に気に入っていました。

改めて、西郷さんのご冥福をお祈りいたします。

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