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私の愛聴盤(第121回)

2018-08-26 | 私の愛聴盤
第121回は、オスカー・ピーターソンの2枚に収録されたライブ盤、
今迄「THE TRIO」を愛聴盤として聴いてきましたが、最近「THE SOUND OF THE TRIO」を入手しました。
この2枚、いずれもモノラル盤ですが、録音は良いです。
「THE TRIO & THE SOUND OF THE TRIO」 VERVE V-8420、8480
    
「THE TRIO」
1. I′VE NEVER BEEN IN LOVE BEFORE
2. IN THE WE SMALL HOURS OF THE MORNING
3. CHICAGO
4. THE NIGHT WE CALLED IT A DAY
5. SOMETIMES I′M HAPPY
6. WHISPER NOT
7. BILLY BOY

「THE SOUND OF THE TRIO」
1. TRICROTISM
2. ON GREEN DOLPHIN STREET
3. THAGS′ DANCE
4. ILL WIND
5. KADOTA′S BLUES
OCAR PETERSON(p) RAY BROWN(b) ED THIGPEN(ds)
録音 1961年7月28, 29日
「ザ・トリオ」と銘打った最高のリズム・セクション時代の、シカゴ・ロンドンハウスでの演奏、
1枚目は、オスカー・ピーターソン自らが選曲に当ったとされていることから、一層充実した内容となっています。
手数が多いのは何時ものことながら、速いテンポのものも、ゆったりしたテンポのものも、スイングするプレイはいつ聴いても気持ちが良いです。
3曲目の「CHICAG」の演奏が始まった途端に客席から拍手が起こるのは当然の成り行きでもあり、ショート・トラックの「BILLY BOY」まで、ライブの楽しさが伝わってきます。
そして2枚目の「サウンド・オブ・・・」ですが、前作の雰囲気を持続してはいるものの、全体に選曲が地味です。
「THAGS′ DANCE」では珍しくエド・シグペンの長いドラム・ソロがあるものの、前作のようにグイグイ押していくようなプレイは少なくなっています。

発売当時は、この2枚に分散されていましたが、現在では追加曲を含めコンプリートな形でのCDも出ています。
オスカー・ピーターソンは、独MPSにも多くの優秀録音盤を残していますが、そちらはまたの機会に取り上げたいと思います。

コメント (2)
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