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ボブ・モーゼスの「ファミリー」

2018-05-13 | JAZZ
ボブ・モーゼスの2作目のリーダー・アルバムのタイトルは「ファミリー」、
1948年1月生まれのボブ・モーゼスが、これを録音した時は若干31歳であり、共演者は日野皓正、ディヴ・リーヴマン、スティーヴ^・キューン、スティーヴ・スワローと、揃えたメンバーも凄いです。
録音はデヴィッド・ベイカーで、この人も一時期注目されたエンジニアでした。

「Family」 Sutra SUS 1003
  
1. AUTUMN LIEBS
2. HEAVEN
3. CHRISTMAS 1978
4. PORTSMOUTH FIGURATIONS
5. DEVOTION
DAVE LIEBMAN(ts) TERUMASA HINO(cor, perc) 
STEVE KUHN(p) STEVE SWALLOW(b) BOB MOSES(ds)
録音 1979年7月 NY
5曲の内3曲は、3人のジャイアンツとマルコムXに捧ぐという副題がついており、通して聴くとストーリー性を感じることが出来ます。
エリントンへの「HEAVEN」と、コルトレーンそれにマルコムXへの「DEVOTION」(祈り)は、ゆったりとしたテンポで演奏され、祈りの最初で演奏される日野の無伴奏によるロング・ソロは鎮魂歌の雰囲気を持っています。
また、ロイ・ヘインズに捧げた「PORTSMOUTH FIGURATIONS」では、ボブ・モーゼスがタムタムとバス・ドラを中心とした特徴あるドラム・ソロを披露しています。

このアルバムは「DEVOTION」というタイトルでSOULNOTEよりCDでも発売されています。


このドラマーを調べたところ、J.C.Mosesとしてローランド・カークの1963年10月のコペンハーゲン・ライブにも参加していました。

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