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コズミック・ミュージック

2017-01-29 | JAZZ
後期のコルトレーンをもう1枚、
録音後にロング・アイランドの自宅に保管されていた音源が、コルトレーン没後の1968年にアリス・コルトレーンにより自費出版として発売され、その後インパルスからジャケット・デザインを変えAS-9148として、更に妻のアリスによりオーバー・ダビングされてストリングスを被せた「Infinity (AS 9225)」としても発売されたいわくつきのアルバム。
「COSMIC MUSIC」 AU 4950
  
1. MANIFESTATION
2. LORD, HELP ME TO BE (*)
3. REVEREND KING
4. THE SUN (*)
JOHN COLTRANE(ts, bcl) ALICE COLTRANE(p) JIMMY GARRISON(b)
PHAROAH SANDERS(ts, fl) RAY APPLETON(ds) BEN RILEY(ds)
録音 1966年2月2日

これを聴くとパンドラの箱を開けたような気分になると思い、40年近く前に購入したものの今日まで一度も聴いたことがありませんでした。
そこで初めて聴いた感想は・・・
当たり前ですが、コルトレーンはコルトレーンでした。
また、ファラオのサックスはコルトレーンを凌ぐ強烈な演奏で、フルートは日本の祭りの笛のようでした。
3曲目の「レヴァレンド・キング」でのコルトレーンはバス・クラを持ち、暴れるファラオのバックでオブリガートを、そして後半は美しいソロを披露していました。
資料によると、この日はその後の日本公演でも演奏された「ピース・オン・アース」と「レオ」もプレイされたようですが、演奏時間の関係でしょうか、ここには収録されていません。
その代わり2曲目と4曲目は、コルトレーンの没後にアリスを中心に録音されたもので、「ザ・サン」はピアノ・トリオでの小品でした。

コメント
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