asato52gouのスキー&チャリ&アウトドア日記

飛騨高山で、スキーとチャリとアウトドアをライフワークにしています。

2022ニューモデルブーツを試し履き。プライベートなインプレッションです。

2021-06-26 20:56:00 | Weblog
久しぶりに、キープワンへお出かけ。
毎年6月に行われる、来シーズンモデルの展示会です。
一昨年までは、マウントエースの大ホールで2日間行われていましたが、昨年は新型コロナの影響で、開催方法を変更。
今年は、キープワンの店舗で、数日間をかけて、じっくり、ゆったりと開催されることになりました。
25日から開催ということで、初日のお昼過ぎに、早速訪問。
今年は、5シーズンはいたアヴィリーバのブーツを履き替えようと考えているので、迷わずブーツコーナーへ。
主だったブーツを履いてみたインプレッションです。

私のプロフィール
56歳 競技未経験 基礎スキー60 パウダー30 オフピステ10
20年以上前にクラウンプライズ所得 現在はSIAスクール非常勤スタッフ ラインコブ大好き 平日はGSかっ飛び大好き
ホームゲレンデ めいほうスキー場 ほおの木平スキー場
師匠 渡辺一樹 奥原イタル 栗原立人
168cm 66kg 足裏サイズ(実測)左250mm 右252mm やや幅広 甲高 有痛性外脛骨の症状あり
現在使用中のブーツ アヴィリーバ スーパーホーネット 130 (5シーズン使用)

まずは、現在使用中のブーツの、ニューモデルを履いてみることにしました。


アヴィリーバ スーパーホーネット 110
でも、フレックス130のモデルは置いていなくて、100と110しかありません。
お店のカズくんに聞いてみたところ、アヴィリーバの110は、主要海外メーカーの130に匹敵するフレックスになっているとのこと。
つまり、主要海外メーカーのブーツは、フレックス130と言いながらも、サイドやバックサポートをしっかり確保しつつ、前方向の曲げやすさはかなり柔らかく感じられる方向になってきているみたいですね。
なるほどと思いつつ、スーパーホーネット110を履いてみました。
第一印象は、かかとキツ!!足首キツ!! 
インナーの厚みはそんなにないはずなのに、かかとと足首のホールド感がハンパないですね。
それに付随して、土踏まずもかなりスペースが狭く、バックルをそんなに締めていないのに、足全体がググッと包まれている感じが強く感じられます。
足首の入りは、現在使用している130よりも入りが柔らかいですが、不快な柔らかではなく、適度な反発を感じられるので、いいフィーリングですね。
インナーが馴染んだら、扱いやすさと反応の良さを発揮できるのでは、と感じました。
足裏感覚が、ダイレクトに感じられるのは、アヴィリーバの伝統だと感じます。


ダルベロ 130
アヴィリーバから履き替えると、足首の甘さが際立ってしまいますが、本当はこれで普通なのかもしれません。
ただ、つま先が上下方向に余裕が感じられ、シビアに滑ろうとするときには、この余裕が、クルマで言うところの「ハンドルの遊び」に感じられる可能性があります。
また、タングの形状がイマイチ私に合っていないようで、甲の一部に不快なアタリが感じられたのは、マイナスポイント。
ただ、インナーの素材に手間がかかっているのは感じられるので、甲の形状が合う人にはオススメです。


アトミック レッドスター チームイシュー 150
薄いインナーと、ダイレクトなフィット感が感じられますが、小指が横から押されるため、足裏がビシッとソールにくっつく感覚が薄いのが残念。
足首の動きは、硬いけれども動けない硬さではありません。よく鍛えられたスポーツカーのサスペンションのような感覚です。ただし、私の脚力では、寒さで硬くなったブーツは扱いきれないでしょう。


ヘッド ラプター 110
インナーを取り出してみましたが、本当に良い作りをしていると感じられます。
実際に履いてみると、ダルベロほどではありませんが、つま先が上下に遊ぶ感じが大きく感じられます。
前方向のフレックスは、大きく動くのですが、どちらかというとゆったり目の反応に感じられます。
大きく動いた際に、甲の部分がかなり潰れる感じがあったのは、私の好みではありませんでした。
独特のバックル形状も、好みが分かれるポイントかもしれません。


ノルディカ ドーベルマン 130
インナーに、シューレースが標準装備されていたので、取り出したインナーのヒモを縛り上げてから、シェルに挿入してみました。
レーサーは、みんなこうやってブーツを履いているんですね。

薄めのインナーと、反応の早いシェルの組み合わせで、ほぼ遊びがない、ダイレクトな反応のブーツになっています。
競技でガンガン行きたい人向けに振ってあるブーツなので、そっち系の人はいいと思いますが、フリースキーを楽しむ人にはシビアすぎるように思います。
でも、こういうとんがった性能のブーツは、嫌いではないんですけどね。


レクザム エヴォリューション 130
スクールの栗原校長も履いていて、同モデルを履いたことがあるのですが、全体的にカカトのホールドがしっかりしている印象が感じられます。
足首の反応も、ゆったりすぎず、敏感すぎず、いい感じです。
私の足型だと、足首から土踏まずまでのホールドが若干強めなので、ちょっと痺れる感じがありましたね。
馴染んでしまえば問題ないと思われます。アヴィリーバ同様、メイドインジャパンの良さを感じられるブーツです。


アトミック レッドスター STI 130
実は、ブーツコーナーには並んでいなかったのですが、横に積み上げたブーツケースの中に、私の本命ブーツがありました。
アトミックブーツの中では、一番ラスト幅が狭いらしいのですが、実際に履いてみると、足裏全体がきちんとソールを踏んでいる感覚が感じられたので、そこは問題ありません。
カカトのホールドはほどほどで、足全体に違和感がなく、前方向の反応も、やや敏感という、私の好みにジャストフィット。
カズくん曰く、アトミックの中では、このSTIが、日本人の足に向いているんだそうです。
私の足の実測サイズが、左250、右252と、微妙なところなので、ワンサイズ小さめの24.5も履いてみました。
つま先が曲がるほどではないのですが、ほぼ一杯一杯で、クリアランスの余裕がなくなってしまう感じがあり、もともとの25.5サイズを選択。
30年以上前、京都の専門店にそそのかされて、24.5のラングを履いたために、親指の爪が剥がれかけたという苦い経験を思い出してしまいました。
競技をやるなら、小さめのシェルを当たり出しして仕上げた方が理にかなっているのでしょうが、私のようなゲレンデスキーヤーであれば、余裕のあるところから快適フィットを追求した方がベターだと判断。
シェル整形も行いながら、マイブーツとして仕上げていくことに決定です。

そんなわけで、来シーズンの相棒も決まり、アトミックのHP経由で、ブーツを予約。
楽しいマテリアル選び、無事に終了いたしました。

あとは、オフシーズンに体力づくりをしておく必要がありますね。
アラ還に突入しておりますが、もう少し、スキーライフを満喫していきたいと思います。🤗